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バール、コーヒー、イタリア人 の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2011/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

食の世界史を読み、イタリアでスローフード運動がおこったということを知ってから、イタリアの食文化が気になったので読みました。 イタリアのバール文化はすばらしいと思いました。 なによりもイタリアに行きたくなった。

Posted byブクログ

2011/04/12

[ 内容 ] バールとは何か? 単にお酒を提供するカウンター形式の店でもないし、喫茶店とも少し違う。 コーヒー(エスプレッソ)に軽食でも大丈夫なら、お酒におつまみでもかまわない。 気軽に入れる立食中心の店で、時にケーキ屋やジェラート屋、タバコ屋、トトカルチョ屋、コンビニにも化ける...

[ 内容 ] バールとは何か? 単にお酒を提供するカウンター形式の店でもないし、喫茶店とも少し違う。 コーヒー(エスプレッソ)に軽食でも大丈夫なら、お酒におつまみでもかまわない。 気軽に入れる立食中心の店で、時にケーキ屋やジェラート屋、タバコ屋、トトカルチョ屋、コンビニにも化ける。 そんなバールが、人口五八〇〇万の国に、個人経営の店を中心に一五万五六〇九軒も存在する(二〇〇六年)。 そして、イタリア人の九八パーセントがバールを利用し、外食費の三分の一をも投じている。 イタリアの象徴、そして、スタバ化、マクドナルド化に抗う最後の砦としてのバールの魅力を、書き尽くす。 [ 目次 ] 第1章 イタリアのバールとは? 第2章 バールをめぐる大疑問 第3章 わがままな注文が、ファンタジーを育てる 第4章 一杯飲み屋としてのバール 第5章 みんな違って、みんないい、地方色の豊かさ 第6章 イタリア人がコーヒーを手にするまで 第7章 コーヒーをめぐるおもしろ名言集 第8章 コーヒーの経済学 第9章 イタリアのバールに学ぶ、グローバル時代の航海術 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2011/03/03

コーヒーについてまとめるだけで、こんなに世界の歴史まで知れるとは。 コーヒーってすごい。 覚えた事。 アラビア種:高い ロブスタ種:安い 飲もう。 cafe coretto: グラッパ、ブランデー、ラムなどを入れる。

Posted byブクログ

2010/11/01

イタリアについての社会的役割・文化的側面についてバール・コーヒーを通して考察されている、面白い一冊。 コミュニティが構成される途上でバールが果たしてきた『場』という役割は、その性質に大きく影響していることがわかる。そこは情報交換を行う社交場として、また無意識に文化を継承する器とし...

イタリアについての社会的役割・文化的側面についてバール・コーヒーを通して考察されている、面白い一冊。 コミュニティが構成される途上でバールが果たしてきた『場』という役割は、その性質に大きく影響していることがわかる。そこは情報交換を行う社交場として、また無意識に文化を継承する器としてイタリアに「ある」のだと思う。 しかし、それとは反対にアメーバのように柔軟にその空間に対応する側面ももつ。だからこそ長く、かと言って巨大化もせずそれぞれが時間を紡いできたのだと気付かされる。 いつか、何をするわけでなくフラリとそんな『場』を訪れてみたいものだ。

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2010/04/13

イタリア行きたい!と素直に思わせる本ですね。 グローバル化企業、ファストフードが勢力を強める中で、そういったものが全然流行らないイタリア。 彼らのコーヒー(エスプレッソ)に対するこだわりにはただただ驚き、今までコーヒー大好き、スタバ大好きとか言ってた自分が恥ずかしくなりました...

イタリア行きたい!と素直に思わせる本ですね。 グローバル化企業、ファストフードが勢力を強める中で、そういったものが全然流行らないイタリア。 彼らのコーヒー(エスプレッソ)に対するこだわりにはただただ驚き、今までコーヒー大好き、スタバ大好きとか言ってた自分が恥ずかしくなりました。 一方でコーヒーの起源や経済側面からの話もあって、なかなか読み応えがありました。 コーヒー好きには結構オススメです◎

Posted byブクログ

2009/10/04

イタリアのカフェのようなバーのような存在、バールについての本。 ちょっとエッセイっぽさも織り込みつつ、 イタリア人のコーヒーへのこだわりを書いた本。 読みやすいです。 文章が、ちょっと男性っぽくて、著者さんのユニセックスな印象がカッコイイ。

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2009/10/04

軽く読める新書なのに、不覚にも感動してしまいました。 イタリア人の食文化への愛情!こだわり!!! これからは量より質の時代。最後に勝つのはイタリアなんじゃないか?! その文化力でアングロ・サクソンなんてやっつけちゃって!(笑)

Posted byブクログ

2009/10/04

【 内容 】 イタリアのコーヒーに関する入門書のような本です。 ・ イタリアのバール(BAR)の紹介 ・ コーヒーやエスプレッソについての基礎知識、 ・ イタリアのお酒(リキュール、カクテルなど) ・ コーヒーの歴史(ヨーロッパ列強による植民地支配についても言及) ・ 大企業に負...

【 内容 】 イタリアのコーヒーに関する入門書のような本です。 ・ イタリアのバール(BAR)の紹介 ・ コーヒーやエスプレッソについての基礎知識、 ・ イタリアのお酒(リキュール、カクテルなど) ・ コーヒーの歴史(ヨーロッパ列強による植民地支配についても言及) ・ 大企業に負けないバールの強み 【 感想 】 バールはカフェでもあるし、バーでもあるし、寄合所でもあるし、 独居老人や子供連れが閉じこもりにならないための外出先でもあるし、 所によってはコンビニ、ケーキ屋、ジェラート屋などの機能も果たします。 日本人にはイメージしにくい場所かもしれません。 私は分からないなりに魅力的な空間だと感じました。 所々に思わず覚えたくなる豆知識がコラムとして紹介されています。 お恥ずかしながら、カフェラッテとカプチーノの違いを初めて知りました。 【 気になる言葉 】 ・ 「 バリスタ 」 ではなく 「 バールマン 」 と呼ばれたい ・ フェアトレード ・ コーヒー危機

Posted byブクログ

2009/10/04

コーヒーの文字に釣られて購入。 イタリアといえばエスプレッソというのは知っていたものの、本当にいろんなものがあって面白かった。 この本をきっかけにマキネッタも購入。自分でいれる楽しさを発見できたので★5つ。

Posted byブクログ

2009/10/04

書籍部でタイトル買いしてしまった一冊。イタリアではスタバもコンビニも無く、その理由は「バール」にあった。他の国にはない、「バール」を通して見るイタリアのあれこれ。読後にイタリアへ飛んでみたくなりました。

Posted byブクログ