逃亡日記 の商品レビュー
『失踪日記』『アル中病棟』と本書を含めて三部作にしたいよう だが、全2作は内容が漫画だし版元も違う。本書はその2作の内容 を補う(?)吾妻ひでおへのインタビュー集になっている。 これは失敗。巻頭には吾妻氏がホームレス生活を送っていた場所 を再び訪れるカラー・グラビア(何...
『失踪日記』『アル中病棟』と本書を含めて三部作にしたいよう だが、全2作は内容が漫画だし版元も違う。本書はその2作の内容 を補う(?)吾妻ひでおへのインタビュー集になっている。 これは失敗。巻頭には吾妻氏がホームレス生活を送っていた場所 を再び訪れるカラー・グラビア(何故かメイド服姿のモデルさん 付)と、「受賞するわたし」と題した漫画がある。 この漫画の中で吾妻氏ご本人が「皆さん、この本買わなくていいで す!漫画だけ立ち読みしてください」と訴えているように、『失踪 日記』がいくつかの賞を受賞したことによる便乗本である。 漫画の内容を補うって言われてもなぁ…って感じなのだ。やっぱり 吾妻氏の真骨頂は漫画だと思うんだよね。 確かに漫画では描かれていない話も多々あるが(生い立ちなど)、 それも利き手の技量不足で話の引き出し方が下手。前2作の内容 を吾妻氏にぶつけているだけなので、話の広がり方が狭いのだ。 『失踪日記』『アル中病棟』が世に出るまでについては、『うつうつ ひでお日記』に描かれているのでそれで十分だと思うのよ。 いろんなしがらみがあっての出版になったのだろうとは思うけれど、 自分の意図しないところで便乗本の企画が持ち上がって書店に出回る のって不本意なんじゃないかな。 まあ、私はそんな便乗本に、まんまと引っ掛かってしまったのだが。 『失踪日記』『アル中病棟』に興味を持ったとしても、本書は読ま なくていいと思うわ。
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インタビューと、写真と、冒頭にマンが少し。 冒頭の漫画より 「この本は別冊漫画ゴラクに連載してたインタビューコラムに語り下ろし描きおろし漫画おまけをつけ 私の生い立ち 漫画家になるまで他 むにゃむにゃなことを適当にまとめたものです」 「てかこれ『失踪日記』の便乗本じゃないの?」 ...
インタビューと、写真と、冒頭にマンが少し。 冒頭の漫画より 「この本は別冊漫画ゴラクに連載してたインタビューコラムに語り下ろし描きおろし漫画おまけをつけ 私の生い立ち 漫画家になるまで他 むにゃむにゃなことを適当にまとめたものです」 「てかこれ『失踪日記』の便乗本じゃないの?」 「そうですよ」 「みなさんこの本買わなくていいです立ち読みだけしてください!」 失踪日記読んだ人やファンにおすすめ 私はそれなりに楽しめました。
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「失踪日記」をフォローするような内容で、本としてはまずます。でもインタビュアーの人はだいぶ存在感がある人のように感じたので、なんとなく気になった。でも昨日この本を読んで、実際に吾妻さんがホームレス暮らしをしていた小金井公園に行ってみたのは面白かった。
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2007年2月25日読了。 「失踪日記」「うつうつひでお日記」に続く三部作完結編? でもこれ全部違う出版社からなんですけど。いままでのはマンガ日記だったのが、こちらはマンガ少々、文章というか編集部のインタビュー形式がメインですね。マンガはかなり深刻な内容でも笑えるんだけど、言葉でリアルに伝えられるともうなんというか、すっごいの。口絵の、メイドさんと一緒に失踪地を歩く写真がたいそう和みますが、内容はそれに思いきりダマされます(^_^;)
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本人が書いているように「失跡日記」の便乗本ではあるけれど、それはそれで読ませる。 吾妻本人を楽しむための本、という感じで、少なくとも一時期雨後の竹の子のように出てきた「水木しげる本人を楽しむための本」よりは内容があるような。 (誤解の無いように書くと、僕は内容の無い水木本はかなり...
本人が書いているように「失跡日記」の便乗本ではあるけれど、それはそれで読ませる。 吾妻本人を楽しむための本、という感じで、少なくとも一時期雨後の竹の子のように出てきた「水木しげる本人を楽しむための本」よりは内容があるような。 (誤解の無いように書くと、僕は内容の無い水木本はかなり好きである)
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一部に熱狂的なファンを持つカリスマ漫画家が、次第に仕事が減り、それに反比例して酒量が増し、アルコール依存症とうつ病を併発、死に場所を求めて放浪するうち路上生活者となった・・・その過程を切実に、そしてコミカルに綴った『失踪日記』(イースト・プレス)は数々の漫画賞、文芸賞を受賞した...
一部に熱狂的なファンを持つカリスマ漫画家が、次第に仕事が減り、それに反比例して酒量が増し、アルコール依存症とうつ病を併発、死に場所を求めて放浪するうち路上生活者となった・・・その過程を切実に、そしてコミカルに綴った『失踪日記』(イースト・プレス)は数々の漫画賞、文芸賞を受賞した。本書は、この『失踪日記』の便乗本とのこと。(本文中で「便乗本」と開き直る、その潔さは見事だ) もうね、他人事じゃないですよ。もちろんカリスマと自分を比較するのは無謀だと百も承知だが、途中までは身に覚えがありすぎる。深刻なアルコール依存症にならなかったのは、私の内臓が日常的に酒を飲み続けられるほど頑丈ではなかっただけのこと。 著者は現在、酒を断って漫画家として復帰している。とても喜ばしい。それにしてもエピソードの中に知ってる編集者が出てきて、笑いながらも背筋が寒くなった。
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これ、やっぱり、奥さんがなによりもすごいよな~。 なんで、こんないい人のところから、逃げたいと思うのだろうか? いったいなにから逃亡しようとしているのだろうか? 逃亡と放浪癖は、同じものですか? やはり、芸術家だからか?
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著者自ら認めている「失踪日記」便乗本。 「失踪日記」では描けなかった部分を文章化。 「買わなくていいです!(巻頭の)漫画だけ立ち読みしてください。」 との作者の言葉に、一層の興味をそそられる。
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内輪ネタだけでもたせた本。漫画の中に、これは「失踪日記」の便乗本ですよ。という言葉があるが、まさにそんな内容です。 漫画だと読めるが、活字で読むにはちょっとしんどいかな。 というところもあります。 一般的な読者には向いていないのでは。 少なくとも「失踪日記」を読んでからこれを読むべきだと思います。
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インタビュー本。前半は失踪日記の副読本的要素があるので、先にそちらを読んだほうがいいです。後半は半生記、面白く読めました。
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