ミルキー の商品レビュー
表題作の「ミルキー」はじめ、最近この人の本を読むと自分が汚れたような気がする。でも「仲良しこよし」などは昔この人の本を読んで面白いと思っていたような片鱗が濃く出ていた。
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観察力という点で林真理子女史は天才だと思っています。 知人に貸したところ「情景描写少ない」(*1)とやら「不倫や恋愛のテーマ(*2)が多い」との文句と一緒に返って来ましたけど、それのどこがいけないのかよくわからない。 (*1)下手な情景描写やページ稼ぎの駄文を延々と読まされるほ...
観察力という点で林真理子女史は天才だと思っています。 知人に貸したところ「情景描写少ない」(*1)とやら「不倫や恋愛のテーマ(*2)が多い」との文句と一緒に返って来ましたけど、それのどこがいけないのかよくわからない。 (*1)下手な情景描写やページ稼ぎの駄文を延々と読まされるほうが辛いよ!情景描写の有無云々は実際に表現技法に関する論文や研究書でも読んでから文句言って欲しい。好き嫌いはどれだけ言ってもいいから。 (*2)現代女性が集中するテーマってこれじゃね? 仮に本当にこういった難があるとしても、女性の心理描写だけでおつりがくる。
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長距離移動中に読んだ本。 女のほんっとうに気味悪いくらいいやな感情が ただただ書かれてて、すごいえぐられた。 12本の短編からなっているが、女が終わるころに この感情すべてに納得がいってるんだろう。
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普通に日常生活を送ってる女たち。 実は、この「普通」加減が男にはピンとこないかもしれない。 自分が女であることを棚に上げ、 「女ってイヤだわ〜」と思う内容だった。 普通の女の裏の顔、 これが一番怖いのだ。 私も人のことは言えない立場だということが、 存分に思い知らされた。
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怖い〜! 男と女って怖い〜!笑 これよむと、若干後ろ向きになる。 リアルで面白いけど。
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うーん、全体的に短編集ってこともあって、軽い。読み応えがない。でも、不倫とは、若い女とお金をそこそこ持ってる中年のおっさんがやるものっていう概念を超えて、ありふれた中年の主婦やOLを主人公に据えた点は好き。そうなんだよね、誰が何をしてるかわかんないんだ。で、はたから見たら、なんで...
うーん、全体的に短編集ってこともあって、軽い。読み応えがない。でも、不倫とは、若い女とお金をそこそこ持ってる中年のおっさんがやるものっていう概念を超えて、ありふれた中年の主婦やOLを主人公に据えた点は好き。そうなんだよね、誰が何をしてるかわかんないんだ。で、はたから見たら、なんでこんなやぼったい女、男と不倫できるわけ?って思われても、その人にとっては心の癒し、支えになってるのだよ。そんな関係も不倫のひとつの形。
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現代の男女の小さなエピソード短編集といった 感じ。表題作は不倫の話で、母になった不倫相手に欲情するものの、母乳が出てきて萎える、 みたいな話し。だからなんなの?って思う話が多かった。
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この作者らしい、オンナという性をまる出しにした話を集めた本。 なにも考えずに読めるってかんじです。 読んだ後は、なにも残らず…
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久しぶりに読んだ小説。林真理子はあんまりすきじゃないのですが、飛行機の寝心地の悪さにいい加減うんざりしていたので寝ない様に購入。さらっと、さくっと読めてしまいます。なんかやっぱり後味さらっとしすぎ(というか皆無)なんかこの人の作品って、あたしには「普っ通ー」としか思えへんのよなぁ...
久しぶりに読んだ小説。林真理子はあんまりすきじゃないのですが、飛行機の寝心地の悪さにいい加減うんざりしていたので寝ない様に購入。さらっと、さくっと読めてしまいます。なんかやっぱり後味さらっとしすぎ(というか皆無)なんかこの人の作品って、あたしには「普っ通ー」としか思えへんのよなぁ。
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女という生き物、の恐ろしさが12編。 寝取った女、寝取られた女、捨てた女、捨てられた女、女、女、女…直接的な言葉も攻撃も、暴力もそこには存在しないのに、人の最も弱いところをまっすぐにえぐることができるのは、女という生き物だけだと改めて教えられるような話ばかりが詰まっています。 少...
女という生き物、の恐ろしさが12編。 寝取った女、寝取られた女、捨てた女、捨てられた女、女、女、女…直接的な言葉も攻撃も、暴力もそこには存在しないのに、人の最も弱いところをまっすぐにえぐることができるのは、女という生き物だけだと改めて教えられるような話ばかりが詰まっています。 少なくとも。 これは、物語だからなどと油断しては、いけないと思う。
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