柳宗民の雑草ノオト の商品レビュー
タイトルの植物から派生して、また別の植物を知ることができておもしろい。名前が似ているが全くの別物だとか、園芸種として広まったあとに所属が変わったものの古い名前を使い続けているなど。著者と母のエピソードが随所に散りばめられており、とても微笑ましいし、母 兼子についても知りたくなった...
タイトルの植物から派生して、また別の植物を知ることができておもしろい。名前が似ているが全くの別物だとか、園芸種として広まったあとに所属が変わったものの古い名前を使い続けているなど。著者と母のエピソードが随所に散りばめられており、とても微笑ましいし、母 兼子についても知りたくなった。
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雑草といっても、花をつけるのは当然。歩いていて目に留まるときにかかる。季節のページをパラパラやっていると「アッこれや、これや。」「そうか、ヌスビトハギか。」これが楽しくなるとあなたも、れっきとした徘徊老人の仲間入り。
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道ばたに咲く花、60種について名前の由来や生息地などを記している。その花について思うところも少しは書かれているが、主にはエッセイというよりも特徴を文章化した事典のようなもの。
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とても素晴らしい本。 ただのデータ本ではなく、雑草に対する深い愛情を持って彼らを紹介するもの。画も美しい。これほどのものが、文庫本として手に取れることを幸せに思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
薀蓄に含蓄があってあっという間に読んでしまった。植物の名前を知ると、なんだか豊かな気持ちになるものだ。意外と自分が子供の頃に雑草の姿形を見て覚えていたことに嬉しくなる。ホウコグサ(ハハコグサ)、スズメノカタビラとメヒシバが収穫。母が庭に蔓延らせて刈れないでいるのがカタバミなのだな。 写真ではなく精緻なイラストなのも素敵。
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新聞連載だったのか、記事の長さに長く感じたり短く感じたりもあるけど,イメージがついていく感じ 絵は丁寧に描かれている感じがします^^
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道端や公園で咲いている草花についての絵と解説です。これが写真であったら買わなかったでしょう。この絵がよかったので買ったとも言えます。解説の文章の字も、大きからず小さからずで、私好みです。
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