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知ることより考えること の商品レビュー

3.9

31件のお客様レビュー

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2014/03/01

ノルマに比重を置いてしまって、内容がいまいち理解できなかった。 携帯電話で言葉の無駄遣いをしている。はとても感心できた。現にそういう友達がいてあまりすきではないから。 自分が生きていること自体、神秘的という一説を読んでる瞬間に。始めて自分を客観視できた。 とにかく知識ではなく...

ノルマに比重を置いてしまって、内容がいまいち理解できなかった。 携帯電話で言葉の無駄遣いをしている。はとても感心できた。現にそういう友達がいてあまりすきではないから。 自分が生きていること自体、神秘的という一説を読んでる瞬間に。始めて自分を客観視できた。 とにかく知識ではなく考えること。知識を入れれば考えなくなる。智伯になると実感した。

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2014/01/26

やっぱり池田さんの本は戻ってきたくなる。 知ることが考えることより劣っているということではなくて、考えるということは、本質を知る・わかるところから始まるということ。 池田さんが語っていることはいつも同じ。それが普遍的なものだから。 もうそろそろ、池田さんの言葉なしで考えられそう。

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2013/09/23

正直、世捨て人の極端な価値観と言えなくはないが、世の中の安易な常識に染まり切った僕らが立ち止まって物事を深く考えるための材料として、シャープな刺激を与えてくれる。

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2013/06/14

知ることを否定するのではなく、本当のことを知るために様々な視点から考えることの醍醐味を肯定している作者の姿勢に好感を覚えました。

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2013/04/19

哲学者が日々思っていることを週刊誌に書いたことをまとめた本である。余り考えずに買ってしまって読んだのだが、ストンと腑に落ちることが書いてある訳ではなく、事実認識が違うなと思えるところもあって、ちょっと残念な気分でした。ただ、週刊誌に書いているので、本格的な哲学書に書くようなものは...

哲学者が日々思っていることを週刊誌に書いたことをまとめた本である。余り考えずに買ってしまって読んだのだが、ストンと腑に落ちることが書いてある訳ではなく、事実認識が違うなと思えるところもあって、ちょっと残念な気分でした。ただ、週刊誌に書いているので、本格的な哲学書に書くようなものは書ける訳もなく(と思います)、書く内容は苦労されたのではと思いました。

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2012/09/09

2011.10 知ることより考えること 死に方4つ 自殺 他殺 病死 事故死 考えるとは精神が本質を洞察すること 大概が現象と浮沈しているだけ 年齢とは意識的抵抗を越えた動かしがたい実在である 人生はそれ自体が暇つぶしなのである 存在が存在することに理由がないからである 縁なき...

2011.10 知ることより考えること 死に方4つ 自殺 他殺 病死 事故死 考えるとは精神が本質を洞察すること 大概が現象と浮沈しているだけ 年齢とは意識的抵抗を越えた動かしがたい実在である 人生はそれ自体が暇つぶしなのである 存在が存在することに理由がないからである 縁なき衆生は度し難し 人は見事に自分の見たいものしか見ていない 誤解して割りを食うのはその人だ アンチエイジングで猿になる 40歳の体で百歳の知恵をもとう 失われる快楽は価値ではない 本当の価値は永続的な快楽即ち幸福である 快楽は幸福ではない 老いることを価値とする以外に幸福はありえない 規則を守るのが善悪ではない 人は言葉が自分の財産である 民主制はそこに参加する全員が同じくらい賢いのでなければ必ず堕落するのがギリシャ時代にでている結論 思考にとって知るとはゼロから自分で考えて知ることをのみいう 生きるために哲学をしようなどというのはそもそも話がぎゃくである 私は私のことだけを気にかけて行きように他人のことなど知ったことかという私の独我論が前面にでてきた 言葉がすなわち人でありますその態度がすなわちその心である 論理的に死は存在しないが現象的に死は存在する 論理と現象の絶対矛盾がが同一であるのが人間という存在 宇宙の謎といわず存在の謎という 何用あって宇宙へ 宗教の本質とは現生的価値に対して永遠的価値を提示するところにある 私が存在しなければ世界は存在しない 本質的な事柄を考えるために外的な刺激や情報は不要である 頭ひとつあればいい いくらでも考えられる 自分の中からそれはでてくる だから退屈するということがない 生死事大 無常迅速 超常をいう前に常識を知れ

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2012/03/18

 何度も著者の本に触れていたのに、その素晴らしさを見過ごしていた、その悔しさ。本当に考えること、存在の神秘におののく体験、多くの宗教や哲学が同じ真理を示していること。現実を正しく見ること、考えること、そうする自分を唯一よりどころにすること。そう生きることに、なにかたいへんな訓練が...

 何度も著者の本に触れていたのに、その素晴らしさを見過ごしていた、その悔しさ。本当に考えること、存在の神秘におののく体験、多くの宗教や哲学が同じ真理を示していること。現実を正しく見ること、考えること、そうする自分を唯一よりどころにすること。そう生きることに、なにかたいへんな訓練が必要に思え、今頃になってとあきらめそう。だが、生きるということは、たった一つの状況でしか存在できない。めげない。

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2011/10/24

難解になりがちな哲学を人々にわかりやすく伝えることに尽力した著者の本。本書は、ひたすら、自ら考えることの重要性を説く。くどいぐらいに繰り返し、繰り返す。これだけ、繰り返されると、考える。果たして自ら考えて、答えを出していることって日常であるのかと。ほとんどの疑問点はネットのだれか...

難解になりがちな哲学を人々にわかりやすく伝えることに尽力した著者の本。本書は、ひたすら、自ら考えることの重要性を説く。くどいぐらいに繰り返し、繰り返す。これだけ、繰り返されると、考える。果たして自ら考えて、答えを出していることって日常であるのかと。ほとんどの疑問点はネットのだれかが解決してくれる昨今。なるほどと思った。「考える」ということは、既成のすべての概念や物事がすべて壊されたあと、そこから立ち上ってくる何かである。何かと比較することもない、誰に何を言われることもない、それこそが自分だけのオリジナルのものだ。0地点から何かを思考することなどなくなった自分には、それだけにとても新鮮なスタンスだった。

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2013/08/07

個人的に好きな哲学者、池田晶子さんのエッセイ集。 ここでも池田節連発で読んでいて非常に面白い。 新しい視点を与えてくれるし、読んでいると気がラクになる。

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2010/04/15

主体的に本質的な洞察を繰り返しながら、 曖昧にせず、きちんと自分のことばで提言をなす著者に どことなく違和感や嫌悪感を覚えたのは、 のちに同氏の「14歳からの哲学」を読み、 単に私個人の嫉妬だったと思い至った。

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