須賀敦子全集(第2巻) の商品レビュー
「ヴェネツィアの宿」「トリエステの坂道」と、1957〜1992のエッセイ24本を収録した全集第2巻。 静謐な文体はそのままに、イタリア、日本をそれぞれ舞台としたどこか懐かしさの溢れてくるような風景を描き出している。
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第1巻はコルシア書店で知り合った人たちの話題がほとんどだったけど、この巻では家族の話題が主でした。前半は両親を中心とした自分の家族。後半は結婚した旦那さんの家族やその親戚。すごく良いとかおもしろい、というわけでもないけど、良いですね。。。
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家族をテーマにした須賀さんのエッセイが集めてある。 読んでいると、行ったこともないイタリアでの話に懐かしさを覚え、知っているはずの日本の描写は別の国の出来事のように感じる。死んだ人が現世を愛しく思うような筆致のエッセイ。
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