扉の外(1) の商品レビュー
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修学旅行に向かっていた高校生たち。目が覚めたら密室。知らないうちにはめられていた腕輪。 人工知能ソフィアと名乗る何者かがいう。「世界は滅亡しました。ここはシェルターです」と。 主人公は管理下に置かれることを嫌い、腕輪を外してしまう。
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面白かったよ. 気が付くとクラスメイトと密室に居た. 訳もわからず呆然とする一行の前に人工知能ソフィアを名乗る存在が現れる. そのソフィアが示したのは,唯一絶対のルール. ソフィアに従う事.従えば生命は保証される. 千葉紀之はそのルールに対する瞬間的な嫌悪感からソフィアの庇護と呪縛を拒否する. 他の30人のクラスメイトは恭順を選び,ルールが支配する奇妙な日常が始まった. 孤立した紀之はやがて一つの決断を下す. というわけで, 密室でルールに従う生活を強いられているんだっ! という話. 面白かったよ. オチがちょっと弱かったけど. 和泉ちゃんの尻が良い().
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イッキに読めたんだけど、面白くて止められなかったというよりは、内容が薄いからのような感覚。 必要最小限の登場人物が絡み合って会話のテンポもいいのだけど、書きたいテーマ(?)に持っていくための手段が「密室で展開されるゲーム」なのは少し強引な気がする。 ハッキリとした結末は確かに要ら...
イッキに読めたんだけど、面白くて止められなかったというよりは、内容が薄いからのような感覚。 必要最小限の登場人物が絡み合って会話のテンポもいいのだけど、書きたいテーマ(?)に持っていくための手段が「密室で展開されるゲーム」なのは少し強引な気がする。 ハッキリとした結末は確かに要らないと思うのでラストシーンに違和感はないものの、結局今までの流れはなんだったの?ってまず思ってしまう。
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『王様ゲーム』や『バクマン。』の劇中作『シンジツの教室』のような全知の神的な存在によって、理不尽なことに巻き込まれる類の作品。あるいは、『バトルロワイヤル』なんかもここに含まれるかもしれないですね。 そんな理不尽な出来事に巻き込まれてしまった学生さんたちの試行錯誤ストーリー...
『王様ゲーム』や『バクマン。』の劇中作『シンジツの教室』のような全知の神的な存在によって、理不尽なことに巻き込まれる類の作品。あるいは、『バトルロワイヤル』なんかもここに含まれるかもしれないですね。 そんな理不尽な出来事に巻き込まれてしまった学生さんたちの試行錯誤ストーリー。その理不尽な出来事に対し、どう向き合うか。本書には3つのクラスが登場する。それぞれ考え方もクラスのまとめ方も違うもんだから、文字通り三者三様のクラス運営、あるいはリーダー像を見ることができる。その対比が面白い! ライトノベルだから、というと語弊があるが、薄っぺらさや中二的な何かを感じないわけではない。けれども、人との関わり方や前述したような組織運営に関わることに「なるほど」と思わされる点もありまして。そして、ライトノベルだからこそ、子どもにも訴えかけることができる。こういう本からでも、真面目に議論するような題材を見つけてくるっていうのは面白いことかもなーとつくづく思いました☆ 【目次】 ミニポスター(カラー) 扉の外 第1章 第2章 第3章 あとがき (イラスト 白身魚)
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久しぶりのゲーム小説だ、ラノベでは珍しいぞ。と思ったけれど、一種のパニック・観念小説でした。オチが簡略でよいでしょう。社会なんて脆いものさ。だってただ人の塊でしょ?
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うまく書かれた心理描写とかゲームのやりとりとかはすごくおもしろく読めました。 ただ登場人物にあまり好感がもてなかったのと終盤盛り上がりを見せてるのに急に終わっちゃって、あれ?って感じになりました。 個人的に惜しい作品。続きに期待
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一番最初に、何にも影響されず自主的に買った思い入れのある一冊。 損はさせない(でも報われない)
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主人公の性格が受け入れづらかったけど、途中までは結構面白かった。人間のどろどろした内が上手く表現されています。金賞というのもあってかなり期待して読んでいたのでラストに愕然。よくわからないまま終わってしまった。次巻は買うか迷い中。
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うーん、なんと評価していいものやら。 物語はおもしろいのだが、ラストが尻切れトンボのようになんとも中途半端なのでなんとも微妙な感じがする。 いつの間にか2巻が出てるようなのだけど、この話の続きではないらしい。・・・読むかどうか迷うな。
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