仇花 の商品レビュー
徳川家康最後の側室、お六の話。 これまで読んできたのは、そこそこの身分の武士の娘だったり、生まれながら身分の高い姫君の話だった。だから落ちぶれた家臣の娘が「成り上がる」話にワクワクした。しかしながら、こんなにも気が強かったらさぞかし敵(側室たち)に恨まれ憎まれていたんじゃないのか...
徳川家康最後の側室、お六の話。 これまで読んできたのは、そこそこの身分の武士の娘だったり、生まれながら身分の高い姫君の話だった。だから落ちぶれた家臣の娘が「成り上がる」話にワクワクした。しかしながら、こんなにも気が強かったらさぞかし敵(側室たち)に恨まれ憎まれていたんじゃないのかしら。お六は家康の寵姫とはいえ、阿茶局あたりが黙っている訳がなさそうではある。 タイトルの「仇花(あだばな)」とは、「咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実 (じつ) を伴わないもの」という意味だという。実を結ばなかった(子を産まなかった)お六は大御所の寵を一身に集めても立場の弱い人間だった。果たしてお六は儚なく散った花だったのだろうか。
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徳川家康の最後の側室お六の物語。お六の父親は、北条氏の残党、同じ北条氏の残党の娘であるお勝の方の部屋子となり、十四歳で家康の側室となっていく。 お六には、子もなく養子もなく、一時は尼となるが、その後古河の公方家に嫁ぎ、二十九歳で没する。
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20080403読了 家康最後の側妾・お六の生涯。 北条家の残党として、江戸市中の長屋で貧しく暮らしていた美しい少女お六は、 江戸城天守閣を見上げ、心に誓っていた。 「登り詰めてやる」と。 70歳に近い家康が愛した、14歳の少女の野望。
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徳川家康の最後の側室・お六を描いた作品。気性が激しく、野心の強い女性で権勢をふるった女性として描かれています。 2007.8.21読了
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家康最後の側室「お六」の物語。 読み易く纏められた作品ですが、最後が少し綺麗に納めすぎかなといった感あり。
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