困った隣人 の商品レビュー

中嶋真澄【著】

2013/12/16

人間性はどのくらい自己観察ができているかどうかというところに表れてくるという一文はメタ認知の説明でもあるのだろうなと思う。
もっと早くこの概念を知っていたかった、と思う。

この本は軽く読めるのに中身が充実している。
表紙と内容にギャップがあるようだ。
困った隣人とは自分自身のことを指しているのではないだろうか。

2012/12/05

パーソナリティーをエッセイ風に分類
表紙の『やっかいなあの人のタイプは？付き合い方は？1000円で人間関係が劇的に改善』は誇大広告
付き合い方についてはたいして言及していない。作者がこのようなタイプをどう思うかをコメントしているだけ。
ただし、人の性格をパターン化することに対する考え方は同感。基準があれば照らし合わせて違うとこを見つけることができる。これが個性といえるところ。
・パーソナリティや気持ちを表現するのに体の一部を使うことがあるけれど
「腹」はおもしろい。腹の据わった人　腹が立つ　腹に一物持つ　
・じぶんの価値を上げるためにすること・・周りを貶めるorじぶんを過大評価する
・じぶんを謙遜しすぎるのは良くない。人は自己紹介を真に受ける
・「どうせたいしたことない」・「自分は気にしない」と悟ったふりをしていると他人の気持ちや大切にしていることを踏みにじることになる。