逆立ち日本論 の商品レビュー
いかに自分が、物事に対して一辺倒な見方しかできていないか。 歳を取れば取るほど、世界に触れる時間が長くなるわけで、そうすると世界との折り合いもまあぼちぼち上手くはできていくような気がするんだけど、この二人についてはいつまでも「反骨心」という言葉が似合うような。 しかしその反骨...
いかに自分が、物事に対して一辺倒な見方しかできていないか。 歳を取れば取るほど、世界に触れる時間が長くなるわけで、そうすると世界との折り合いもまあぼちぼち上手くはできていくような気がするんだけど、この二人についてはいつまでも「反骨心」という言葉が似合うような。 しかしその反骨も共感をもって迎えられる現状を見るに、実は誰もが心のなかで「なんかおかしいんじゃねーの?」と反発しながら生きているってことなんでしょうかね。 世の中に反発しながら味方を増やす(もしくは敵を作らない)。 そんな生き方を今後共両氏から学んでいきたい。
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養老孟司と内田樹、本を読んだりポッドキャストで話を聞いたり、ここ数年チェックし続けているお二人の対談本。この方達のものの考え方は、思想界でどんな風に分類されているんだろうか。イデオロギー的ではないし、右翼でも左翼でもない。政治的立場が同じという事でもないし。でも何か共通するものの...
養老孟司と内田樹、本を読んだりポッドキャストで話を聞いたり、ここ数年チェックし続けているお二人の対談本。この方達のものの考え方は、思想界でどんな風に分類されているんだろうか。イデオロギー的ではないし、右翼でも左翼でもない。政治的立場が同じという事でもないし。でも何か共通するものの考え方を感じる。
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養老先生の話しって、きっとおもしろいんだろうけど、 難しいなあって思ってました。 この本では、内田先生との対談でお二人の相乗効果が どかんときた、そんな感じがします。 ものの考え方について、こんな会話ができるような 大人に、おじさんになりたいなと思わせます。
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養老孟司さんと内田樹さんの対談。このお二人の名前を見るだけで、高尚な対談なんやろうなあと思えるような一冊。 読んでみると、完全になめてました。かなりむずかしいです。ユダヤ人と全共闘の話はほとんど理解できませんでした。 第四章らへんくらいからは読みやすくて、おもしろくなる。 特に個...
養老孟司さんと内田樹さんの対談。このお二人の名前を見るだけで、高尚な対談なんやろうなあと思えるような一冊。 読んでみると、完全になめてました。かなりむずかしいです。ユダヤ人と全共闘の話はほとんど理解できませんでした。 第四章らへんくらいからは読みやすくて、おもしろくなる。 特に個性の話に関しては、自分が思っていたことを養老さんが言うてくれていた。 個性は自分で主張するものではない、とにかく他人を見る目を養え、これ、ほんまに大事やと思う。 まあ、全体的にお二人の掛け合いは刺激的で、よい本やと思います。もっと賢くなってから、また読みたい。
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内田さんのよさがすごく表れてる。そんな細かいことぐちゃぐちゃいわなくったって、なんとかなるよ。問題がおきたら、そのとき考えようよ、的な内田さんの考え方が好き。
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敬愛する養老孟子、内田樹の対談本。おもしろくないわけがない。身体で保証された抽象思考、整理しない思考鍛練などが参考になった。「養老さんは邪道の師匠」。なるほど。
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内田氏と養老氏の対談話。二人の発想がそれぞれそれらしくて、それぞれ 面白く読めます。ユダヤ人・おばさん・総長賭博・アメリカバッシング・蒟蒻問答・全共闘などなど・・・ 高級漫才とかいてあるように、読みながらわらってしまうところもあります。 なるほどと感心するところもあり。
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養老孟司と内田樹の高級漫才。養老氏は聞き役だといった上で、それでもまあ好きな事を仰っている。ユダヤ人って何なのか、ユダヤ人問題とは何なのか。なぜか蒟蒻問答の話。そしてやっぱり虫の話。それぞれの、身の置き方、ひねくれ方、僕は好きです。
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AはBであることよりも先に、では、Aは何故Bではないのかということを考えてみる。これすなわち対偶。ユダヤ人と日本人、国籍とは、蒟蒻問答、日本語論など二人の論者による対談集。
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教育・文学・政治にと 種々雑多なお題から、日本を縦横無尽に解き明かしていく。 日本を代表する有識者お二人の対談から、 読者も得るものがたくさんあるだろう。
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