外食の天才が教える発想の魔術 の商品レビュー
アメリカで、数々のフードビジネス(いわゆる飲食店)を展開し、 稼いだお金でベンチャーキャピタルのようなこともされている方の本。 確かに、読んでいて、こんなレストランなら行ってみたい、 食べてみたいというお店ばかり。 自信満点な著者の雰囲気がよくわかる。 まわりにどう...
アメリカで、数々のフードビジネス(いわゆる飲食店)を展開し、 稼いだお金でベンチャーキャピタルのようなこともされている方の本。 確かに、読んでいて、こんなレストランなら行ってみたい、 食べてみたいというお店ばかり。 自信満点な著者の雰囲気がよくわかる。 まわりにどう思われようが、自分が良いと思ったことに 突き進めるパワーを感じますね。 「ウソ偽りのない食事を提供する」 「お客様に自分自身の店であるように感じてもらう」 「必ず他店との差異化ポイントを持つ」 このベクトルが明確なら、 どんな料理であろうが、 どんな業態であろうが、 お客様からの評価を受けるという強烈な自信。 この本が面白いのが、 1.きちんと失敗した理由を分析してあること 2.著者がよく受ける質問が最後にまとめてあること 3.著者が手がけた事業を巻末にまとめてあること そして、 Q&Aのなかにどうやって発想しているのか問われ、 「新しい店についてアイデアを思いついたら、お客様の 意見を聞いてみるのが大好きだ。経営に疲れた店側の 人間とばかり話していてもうまくはいかない。自分の コンセプトが形になったときにどんなに胸躍るものに なるかを想像する。そして、その話をしたときにお客 様もすごいと言ってくれるなら、私はなにか掴んだと いうことだ。」 とある。 軸がぶれないってのは、大切ですね。 わたしゃ、勢いのなくなったコマのように、 ぶれまくってますが。。。 ★★★
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