新しい薬をどう創るか の商品レビュー
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
Posted by
ある程度の興味と知識がなければ面白くないと思う。 高校の有機化学を一通り勉強していない人が読んでも全くわからないと思うから、薬学部に興味がある高校2年生に勧められる本かと言われると違うんじゃないかな。逆に高校で有機化学を学んだ直後の人たちが読んだら、その応用が知れてとても面白い気...
ある程度の興味と知識がなければ面白くないと思う。 高校の有機化学を一通り勉強していない人が読んでも全くわからないと思うから、薬学部に興味がある高校2年生に勧められる本かと言われると違うんじゃないかな。逆に高校で有機化学を学んだ直後の人たちが読んだら、その応用が知れてとても面白い気がする。 個人的に面白かったのは日本発のアルツハイマー病の薬が認可されるまでのところだった。
Posted by
専門用語がわからなくても論旨が通っているのでわかった気になりました。発行から10年以上たっているので「最前線」という内容ではなくなっているかと。。(脇)
Posted by
京大薬学科編。研究者が現代の創薬について語る。ファーマドリームなど薬学へのリクルーティング色も強い。現実の創薬研究の現場での話であり、どのような研究で最新の薬が生み出されるかが語られている。つい専門的なことに踏み込んでしまうが、話の筋が通っているのでチンプンカンプンにはならない。
Posted by
知っていることしか書いてなかったが、 K大薬学部の創薬研究に対するスタンスを感じ取ることが出来た。 また、HTS、シミュレーション技術の発展による実験1サイクルの時間短縮により 研究者に出来ることは少なくなっていくという事実を再認識した。 創薬研究者(特にバイオ系)は何をコアコン...
知っていることしか書いてなかったが、 K大薬学部の創薬研究に対するスタンスを感じ取ることが出来た。 また、HTS、シミュレーション技術の発展による実験1サイクルの時間短縮により 研究者に出来ることは少なくなっていくという事実を再認識した。 創薬研究者(特にバイオ系)は何をコアコンピタンスにするか、常に考えなければならない。
Posted by
[ 内容 ] 一つの新薬の誕生が、不治の病から世界中の患者を救うかもしれない。 薬学の研究者はこれを『ファーマドリーム』と呼ぶ。 化学、分子生物学、薬理・薬剤学などたくさんの学問が絡み合う新薬創製は、そんな“夢”を追う努力の積み重ねでもある。 本書では、創薬の基本的な考え方から、...
[ 内容 ] 一つの新薬の誕生が、不治の病から世界中の患者を救うかもしれない。 薬学の研究者はこれを『ファーマドリーム』と呼ぶ。 化学、分子生物学、薬理・薬剤学などたくさんの学問が絡み合う新薬創製は、そんな“夢”を追う努力の積み重ねでもある。 本書では、創薬の基本的な考え方から、ドラッグデリバリーシステム、ゲノム創薬など最新の研究まで幅広く紹介していく。 [ 目次 ] 第1章 薬創りは『健康と病気の違いを知ること』から始まる 第2章 薬を合成する-薬創りに王道なし、薬の創造から製造まで 第3章 薬のターゲットタンパク質の構造を決定する 第4章 薬をデザインする-勘と経験からコンピュータナビゲーションへ 第5章 薬がなぜ効くかを調べる 第6章 抗ウイルス剤の開発 第7章 日本発 世界が驚いたアルツハイマー病治療薬の開発 第8章 生体防御の仕組みから抗菌剤を創る-平成版ガマの油の話 第9章 体の中の薬の動きを自由にあやつる 第10章 ゲノムで変わる医療、創薬 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
今年から研究室に配属し、薬の知識が必要になってきました。(薬理学、生理学とか) この本は、薬を創るとはどういうことなのか、どんな手法があるのかを分かりやすく解説しています。シンプルですが、アルツハイマー薬(ドネペジル)や抗ウイルス剤の作用機序も解説されています。 薬がなぜ...
今年から研究室に配属し、薬の知識が必要になってきました。(薬理学、生理学とか) この本は、薬を創るとはどういうことなのか、どんな手法があるのかを分かりやすく解説しています。シンプルですが、アルツハイマー薬(ドネペジル)や抗ウイルス剤の作用機序も解説されています。 薬がなぜ効くのかよく分からないが使っていたという話から、どのように薬をデザインしていくのか、ターゲットタンパク質の構造をどのようにして調べるのかなど、知ってる人には当たり前だが、全体像を俯瞰できるので自分には役立ちました。 薬学概論的なさわりが多いので薬学部を目指す高校生にもイメージが沸いてきてモチベーションupに役立ちます。
Posted by
2007/11/2 現在の創薬への様々なアプローチを概観できる。読み物として読めるところが良い。来年の春頃もう一度読み返してみたい。
Posted by
この本を知ったきっかけはブログだったが、 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50836505.html 新聞や、ブログ、週刊誌の情報とは違って、体系だって蓄積された知の構造化。やはりこれが本だ。 先端の新薬開発が大学の研究...
この本を知ったきっかけはブログだったが、 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50836505.html 新聞や、ブログ、週刊誌の情報とは違って、体系だって蓄積された知の構造化。やはりこれが本だ。 先端の新薬開発が大学の研究の立場から一通り理解できた。 興味深かったのは。 ◆薬学部は「雑学部」? 関連分野がとてつもなく広い。 確かにこれだけの内容分野の最前線を書くには、チームでないと無理だろう。 それを纏め上げたリーダにあっぱれ! その裏には、是非薬学部に入ってきてほしいという思いがひしひしと伝わる。 私自身、薬学部というと女性がすごく多くて(学生時代わざわざ薬学部まで単位をとりにいったが、男性は40人中2人だった。)薬剤師への課程のイメージがつよかった。 ◆「ファーマ・ドリーム」 「一粒の錠剤が世界の何万という患者に服用されて病気を癒すことができる」 確かに、これはすごい。 ノーベル賞も一番多い分野かな? でも一方では、(とりあげられていないが)どれだけの屍、競争に負けての開発中止があったことだろうか。 ◆in silico 「in vitro(試験管内) 」「in vivo(体内)」は知っていたが、コンピュータ内のデザインだという。 これにはびっくり。 話はそれるが、「Google 図書館」のβがでたという。 試さねば・・・。
Posted by
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50836505.html
Posted by
- 1