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塩の街 wish on my precious の商品レビュー

4

429件のお客様レビュー

  1. 5つ

    136

  2. 4つ

    152

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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2018/05/13

ようやく読み始めた自衛隊三部作のうちの一つ。 大事な人が少しずつ蝕まれていって消えてしまう、塩の街。切なくて、切なくて、でもキュンと痒くなったり。 面白かった。後の2つも早く読みたい

Posted byブクログ

2018/03/06

秋庭さんがイイ男過ぎてムズムズする。真奈ちゃんもイイ女過ぎてムズムズする。塩害という突然の手の施しようのない災害に侵されていく絶望感が、甘々のラブストーリーでサラッと溶けてしまった。個人的にはいまいち煮え切らない。

Posted byブクログ

2017/10/16

自衛隊3部作の3冊目、でもありデビュー作という作品。単行本化、ハード化になるにあたり加筆や変更部分も多々あるそう。ハードではその後のストーリーを詰め込んであり読み応え有り。 人が大勢亡くなって、着々と人が減っていく謎の自体に陥った世界での話。 最初の2話は、主人公2人に脇役が登...

自衛隊3部作の3冊目、でもありデビュー作という作品。単行本化、ハード化になるにあたり加筆や変更部分も多々あるそう。ハードではその後のストーリーを詰め込んであり読み応え有り。 人が大勢亡くなって、着々と人が減っていく謎の自体に陥った世界での話。 最初の2話は、主人公2人に脇役が登場してこの世界がどんなものかが説明されていくので、ハマれなくて少々退屈だった。 新たに突拍子のないキャラが登場し、主人公たちの関係性や世界が動き出すととても面白かった。 まさかその後のストーリーがこんなにあるとは思わず、まだ半分以上残ってるのに終わっちゃう?!と驚いた笑 でもその後のストーリーがまた最高で良かった。 ルポライター希望の中学生の話、主人公と仲良くしてくれた自衛隊の夫婦の馴れ初め、入江の過去がちょっぴり垣間見れるお嬢様と執事の話、秋庭と父親の話。 ラストの締め方も最高で、物語が動き出してからとその後のストーリーでは何度も涙目になった。

Posted byブクログ

2017/09/26

最初は展開がイマイチ読めなかったが、読み進めていくと面白くなってきた。後半は、サイドストリーが色々とらあり、それもなかなか良かった。有川浩さんらしい作品だと思います。

Posted byブクログ

2017/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川浩大好きだけど、なぜか今まで敬遠していたデビュー作、自衛隊3部作。この前エッセイ集を読んで、やっぱ読もうと思って借りてみた。で、だいぶ寝かせてから締め切り過ぎて読んだ。いやー、デビュー作とはいえ、さすが有川浩。面白かったし、きゅんきゅんがたまらない。秋庭のツンデレたるや。堂島に通じるね。そもそも既に塩害が進んだ世界から始まるのがびっくりだった。ほんと偏見だったなぁ。このハードカバーにする時に『塩の街、その後』としてサイドストーリーを付け足したそうだ。これも面白かった。野坂夫婦の話は特にきゅんきゅんした。これから自衛隊3部作の続きを読む予定。きゅん死しないようにしなければ。

Posted byブクログ

2017/06/11

ニーアレプリカントというゲームの白塩化症候群という病気を知って、この話の事を思い出しました。 高校生の時に読んだので懐かしい懐かしい。 要は恋の話だからか、絶望感は少し薄め。 混乱の世界の様子は『何もないけど空だけは青い』と同じ感じ。そういう時に女子は怖い。 野坂夫婦が良いキャラ...

ニーアレプリカントというゲームの白塩化症候群という病気を知って、この話の事を思い出しました。 高校生の時に読んだので懐かしい懐かしい。 要は恋の話だからか、絶望感は少し薄め。 混乱の世界の様子は『何もないけど空だけは青い』と同じ感じ。そういう時に女子は怖い。 野坂夫婦が良いキャラしていたと思います。

Posted byブクログ

2017/01/02

自衛隊三部作って事だったので、てっきり「空飛ぶ広報室」みたいな感じかなぁと思ってたのに、SF(かな?)だったのでびっくり。 登場人物が魅力的でおもしろかった。 ラノベ好きだしなぁ。 恋愛ものも大好物だし。 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させ...

自衛隊三部作って事だったので、てっきり「空飛ぶ広報室」みたいな感じかなぁと思ってたのに、SF(かな?)だったのでびっくり。 登場人物が魅力的でおもしろかった。 ラノベ好きだしなぁ。 恋愛ものも大好物だし。 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。

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2016/09/26

構築されている世界が突っ込みどころ満載で、物語を楽しむ以前の問題でした。 登場人物の性格も幼すぎて気持ち悪い。

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2016/09/05

私が読む前に次女が読了していて 感想を言い合いたいから早く読んで! とせかされたこの本。 いやぁ… 圧巻でした 図書館戦争より硬質で荒涼とした世界の なかで、奇跡の存在のように清らかで 健気で一生懸命な真奈ちゃん! そして無口でぶっきらぼうだけど頼りになる秋庭さん! チャ...

私が読む前に次女が読了していて 感想を言い合いたいから早く読んで! とせかされたこの本。 いやぁ… 圧巻でした 図書館戦争より硬質で荒涼とした世界の なかで、奇跡の存在のように清らかで 健気で一生懸命な真奈ちゃん! そして無口でぶっきらぼうだけど頼りになる秋庭さん! チャラいのに得体の知れない天才ニセ司令の入江さん! 魅力的な人物と、 引き込まれる世界観! 実際に起きていることのように ドキドキした… そして、三度は泣いた 次女が泣いたと言ってた一話目では なかなかったんだけどねぇ 中3と40オーバーでは 泣きポイントも違うのかな? 世代を問わず夢中ななれる一冊! 著者のデビュー作に 加筆修正したものだって。 サイドストーリー好きだから嬉しい♪ ハードカバーを購入して良かった(*^o^*)

Posted byブクログ

2016/07/11

「塩の街」 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。 塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。「電撃」に相応しい、というかライトノーベルの世界観にぴったしな設定。第10回電撃大賞受賞作にて有川浩のデビュー作でもある「塩の街」には、今の...

「塩の街」 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。 塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。「電撃」に相応しい、というかライトノーベルの世界観にぴったしな設定。第10回電撃大賞受賞作にて有川浩のデビュー作でもある「塩の街」には、今の有川浩作品の原型があるように感じました。近未来と恋愛のミックスはここがスタートだったんですね。 塩害により街も人も塩になってしまう。そんな世界の主人公は2人。男の名は秋庭、少女の名は真奈。1人ぼっちでいた真奈を秋庭がほっとけず、2人で暮らし始める。そんな2人さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。 複数のエピソードが連なって長編となっている作品。行き倒れになりかけていた少年を真奈が救った際、この少年も主要キャラクターなのだろうと思っていた所を見事に裏切られました。そしてなんと切ないエピソード。んー、こういうテイストなのですね。 秋庭と真奈の2人の前に1人の男が現れたことで物語は、SF要素も徐々に生かされていく。なぜ自衛隊3部作と言われているのか序盤では良く分かりませんでしたが、ここで分かりました。 有川浩の特徴と個人的に思っているSFと恋愛模様の組み合わせの出発点を知れる作品だと思います。行き倒れ少年の話が一番良かったですね。

Posted byブクログ