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テロリストのパラソル の商品レビュー

4

133件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2026/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事の始まりは1971年で、今は1990年代だから古い時代の話。ちょこちょこ古いなと思うところが出てくるけど、面白かった。 主人公がアル中の中年バーテンダー。公園でお酒を飲んでいたら爆発があり、その場から立ち去るというところから始まる。ノーテンキと言われる主人公だが、私はそんな感じがしなかった。最後のほうで、「君はのんきだった。⋯春の野原に一本だけ立つ樫の木みたいな自由なのんきさだよ。」というセリフがあって、ああ、そうだなと思った。この人はこの性格で人との繋がりもあって、この話の間にも繋がりができてた。ちょっと羨ましいと私も思った。主人公は抜けてるところもあるけど、やるべきことを順番にやって人に頼って事実にたどりついた。途中調べたり知ったことは時々隠されているから謎解きタイプではなく、話を追うタイプの小説でした。本当は昔読んだことがあって再読のハズなんだけど、タイトルと作者しか覚えてなかった⋯。だから新鮮に楽しめました。

Posted byブクログ

2025/12/18

テロに巻き込まれた中年男性と過去を巡る物語。 タイトルからテロに立ち向かう人というか、そんな感じを想像してましたが見事に裏切られました。 犠牲者の過去を生きている人と辿りながら、徐々に真相へ近づいていく過程が面白いです。特に、主人公の人柄のおかげか、他人がそれぞれの事情から手を差...

テロに巻き込まれた中年男性と過去を巡る物語。 タイトルからテロに立ち向かう人というか、そんな感じを想像してましたが見事に裏切られました。 犠牲者の過去を生きている人と辿りながら、徐々に真相へ近づいていく過程が面白いです。特に、主人公の人柄のおかげか、他人がそれぞれの事情から手を差し伸べてくれる展開が素敵でした。 少し冗長に過ぎるのと、犯人の思考が理解できない点で星2ですが、一度読む分にはいいかなぁと。 主人公ののんびりした独特な性格は好きですが、展開はもう少しテンポが早かったらと。途中で断念しそうになったので。

Posted byブクログ

2025/10/12

ブクログの皆さんの感想を読んでいて興味を持った作品 江戸川乱歩賞と直木賞の唯一のダブル受賞作 読むしかない! 主人公は40代のアル中のバーテンの男 朝の日課で近所の公園の芝生の上でウイスキーを飲む場面から始まる 少女が近づいてきて男に話しかける その会話のやりとりから、彼は博識...

ブクログの皆さんの感想を読んでいて興味を持った作品 江戸川乱歩賞と直木賞の唯一のダブル受賞作 読むしかない! 主人公は40代のアル中のバーテンの男 朝の日課で近所の公園の芝生の上でウイスキーを飲む場面から始まる 少女が近づいてきて男に話しかける その会話のやりとりから、彼は博識だとゆうことがすぐに感じられる その公園で爆発事件が起こり、巻き込まれて行く 出だしで主人公の人間力に惹かれた アル中でウイスキーを飲んでいないと手が震えてきちゃうのに、かっこいい そして彼が営むバーの唯一のメニュー、手作りのホットドッグがとても美味しそう 常に危険な状況なのにやるべき事を冷静に分析し、行動できる人 主人公と同じくらいあたまがきれる元警察官のヤクザがまたかっこいい 解説で「ハードボイルド」と書かれている こうゆうのをハードボイルドとゆうのか~ 西島秀俊主演のドラマ「ダブルフェイス」と内容は違うけど雰囲気が重なった

Posted byブクログ

2025/09/26

直木賞と江戸川乱歩賞を受賞とのカバーを見て、購入しました。 ハードボイルド小説は読み慣れないので大丈夫かなと思いましたが、まったく問題なかったです。 ストーリーのテンポがよく、最初冴えない主人公が真相に迫る様子がおもしろいので、後半は一気に読み進めてしまいました。 1995年に発...

直木賞と江戸川乱歩賞を受賞とのカバーを見て、購入しました。 ハードボイルド小説は読み慣れないので大丈夫かなと思いましたが、まったく問題なかったです。 ストーリーのテンポがよく、最初冴えない主人公が真相に迫る様子がおもしろいので、後半は一気に読み進めてしまいました。 1995年に発売された作品ですが、今読んでも古臭いという感じにはならないと思います。

Posted byブクログ

2025/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他の人も書かれていますが、ほんの数頁で引き込まれました。 物語の重要なカギにもなる公園でのやり取り(本文より引用) 「神様についてお話ししませんか」と彼はいった。「申しわけないが、いま仕事中なんでね」「仕事? なんの」「これだよ」酒瓶をふった。「プロの酔っ払いでね」 ・・・もう、これだけで面白いの確定です。 結末での主人公の「私たちは世代で生きてきたんじゃない。個人で生きてきたんだ」、この台詞が全てです。 出版当時に「乱歩賞と直木賞、初のダブル受賞作は?」とアタック25で児玉清さんが出題されていて、とりあえず読んでみた記憶が有ります。 当時、自分にはそこまで響かなかった物語が今回の再読では全く違うモノになっていました。 小説には読むべき時期があるのだと再認識しました。読めて本当に良かった。

Posted byブクログ

2025/07/19

1995年の大ベストセラー小説。当時の日本で、こんなに凄いハードボイルド小説が書かれていたとは知らなかった。主人公やヒロインのキャラクタ造詣といい、脇を固めるヤクザやホームレスの物語といい、隙がない。大胆に心の内をブチまける短歌という詩型をプロットに組み込んだのもユニークで再読に...

1995年の大ベストセラー小説。当時の日本で、こんなに凄いハードボイルド小説が書かれていたとは知らなかった。主人公やヒロインのキャラクタ造詣といい、脇を固めるヤクザやホームレスの物語といい、隙がない。大胆に心の内をブチまける短歌という詩型をプロットに組み込んだのもユニークで再読に耐える傑作。

Posted byブクログ

2025/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

情景が目に浮かんだ テロリストの考えはよくわかりません、、、 学生運動のくだりとかよく分かんなかったら時間空けてもう一回読んでもいいかも

Posted byブクログ

2025/02/02

前半は読ませるスピード感があるが、後半になるにつれ都合が良すぎる展開でリアリティに欠ける。さすがに無理あるでしょ、みたいな描写が頻発するため集中が途切れた。

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2025/01/18

一気読みしてしまった。 言葉遣いといい表現といい行動といい、全く関わったことない人種だらけなのに、想像できてしまった。それにしても割とハイコンテキストな会話が多くてみんな頭良い。 ストーリーは読めそうで読めない展開が続きウズウズしてるとラスト十数ページで全ての伏線を回収してきた。...

一気読みしてしまった。 言葉遣いといい表現といい行動といい、全く関わったことない人種だらけなのに、想像できてしまった。それにしても割とハイコンテキストな会話が多くてみんな頭良い。 ストーリーは読めそうで読めない展開が続きウズウズしてるとラスト十数ページで全ての伏線を回収してきた。すっきりした。

Posted byブクログ

2024/11/08

本屋さんの「今更だけどおすすめです」 と言うコーナーにあって 気になったのでよんでみました。 アル中のホームレスのようなバーテンダーが爆弾テロに巻き込まれていく話 読んでるうちにどんどん かっこよく思えてくる ハードボイルドだね~ 優子さん塔子さん親子には キュンですね

Posted byブクログ