紗央里ちゃんの家 の商品レビュー
圧倒的違和感。サオリちゃんの家にサオリちゃんがいない。家中のバラバラ遺体。110番もダメ。虫入食。帰り際,いつの間にか乗客。読み手を選ぶ不条理な内容。
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小学生視点での異常体験を描くホラー。 意味が分からない部分が割とあるので解説は欲しい。 父親の叫びがやや響く。
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何かが解明されたり展開したりするのかとドキドキしながら一気読みしたけど、結局起こったことも起こってないかのようなまま、大人たちの意味のわからない行動や発言もそのまま、気持ち悪いまま終わってしまった。 あと姉のキャラもよくわからん。でも気持ち悪い勢いでなんだかんだ楽しんで読んだ。
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叔母さん家に父と2人で泊まりに行ったときの不気味な出来事。 叔母さん夫婦と一緒に暮らしているおばあちゃんは風邪で突然亡くなったと聞かされ、従姉妹の紗央里ちゃんは行方不明になっていた。 様子がおかしい叔母さんたち、毎食カップ焼きそばを食べさせられ、家は異様に臭かった。 お風呂場で偶然、切断された指を見つけた僕。 それから家の中を探すにつれて出てくる歯や舌、手に足、冷蔵庫に入っていたおばあちゃんの顔。 死体を探し回っている僕に気づいた叔母さんに振るわれた暴力、 帰りの車に中にいた紗央里ちゃん。 叔母さんの家にあった10本の指と、1本の指の謎。 ホラーだった。ホラーって不可解な感じだけど、なんともすっきりしないような。。。
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なんとも言えない気持ち悪いお話でした。 すごい違和感のある展開だと思ってたけど、巻末の選評に「異常の視点から異常を描いている」とあって納得。 殺されていると思った紗央里ちゃんは逃げてましたって最後に出てきたし、まともな人だと思ってた父親は最後にろくでもない人だったってことだし、叔父や叔母はもう最初っからアレだったし、おじいちゃんはいろいろ諦めてた感じだし、主人公の少年も何故か淡々と探りだすし、姉もなんかおかしいしという感じで、すべてが異常でした。 なんとも気持ち悪いけど、妙に引き込まれる作品でした。
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気持ちが悪い。 登場人物も、物語そのものも。 ただ、ラストのお父さんの「どおおおおでもいい」は えぇー!?と思いつつも 人間誰しも少なからずは持っている黒い部分を 顔面に叩きつけられたような気がした。
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第13回日本ホラー小説長編賞受賞作。 以前どこかで「狂気を感じる本」みたいな感じで紹介されてたのを見て興味を持ち読んでみましたが、なんだこの本(笑) 最初から相当様子がおかしかったけど最後までおかしいままだった。おばあちゃんの死体を見つけたシーン、突然稲川淳二的な語りになるのは怖...
第13回日本ホラー小説長編賞受賞作。 以前どこかで「狂気を感じる本」みたいな感じで紹介されてたのを見て興味を持ち読んでみましたが、なんだこの本(笑) 最初から相当様子がおかしかったけど最後までおかしいままだった。おばあちゃんの死体を見つけたシーン、突然稲川淳二的な語りになるのは怖がらせようとしているのか、笑かそうとしているのか。登場人物みんなどっかおかしいし、ほんとに何なんだこの本(笑)確かに狂気は感じた。
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登場人物みんながとにかく気持ち悪い! でも、これが癖になるー!!! でも、好き嫌いが大きく分かれそうな感じですかね。 好きな人はめっちゃすきだけど、 苦手な人はとことん受け付けない感じがしますね。
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初めて読んだ長編ホラー小説 よく聞く”怖い話”みたいな、最初から怖いでしょう感満載な雰囲気でなく、 日常の中に少しずつ異常を滲ませていく感じが怖かった じわじわくるっていう表現がまさにぴったり 自分がいつも読むような小説は最後は当然のように救いがあってハッピーエンドだけど、 これはハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、でも救われない逃げ場がない解決もしないからちょっとキツかった もうホラー小説は読めないと思った でも弟と姉ちゃんの会話は笑えたからホラー小説以外を描いてくれたら読む
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