化物語(上) の商品レビュー

西尾維新【著】

2015/09/06

　短篇集。
　この先、大長編になるのですが、この一作目を読んだ限りだと、あくまで短篇集なのでした。各話のオチも、やや肩透かし。面白いのだけど。

2015/07/22

前から気になっていた著者の本に初挑戦。いわゆるライトノベルというジャンル。読んでみるととにかく会話のテンポが非常に小気味いい。こういう言葉遊び的な会話は個人的には大好きです。これ上巻なので下巻も間違いなく読みます。

2017/01/15

「ひたぎクラブ」
蟹に重さを渡してしまった少女。
文具が武器、そしてとても手が早い戦場ヶ原さん。
彼女との会話はテンポがいいけど、何処か噛み合ってなくて見ていて楽しかった。

「まよいマイマイ」
母の家に辿り着けない迷子の蝸牛。
阿良々木くんの変態度が窺えるお話。
「ただいま、帰りました。」の台詞には思わず泣きそうになった。

「するがモンキー」
猿の手に願ってしまった故に…。
色んな意味でインパクトの強い子。
ただ彼女が願ったことは特別な事でなく、誰もが一度は思いそうなありきたりな願いに感じた。

2015/03/05

　再読。

　なんとなく物語シリーズをちゃんと読もうかと思って。化を読んだだけで積んでたので、もっかい頭から。
　まあ言葉のやりとりは面白いな、相変わらず。
　がはらさんと、八九寺ちゃんと駿河ちゃんの話。
　初読時から言ってますが、忍ちゃんが好きです。
　抜粋。

「言葉の暴力って知ってるか」
「なら言葉の警察を呼びなさいよ」

　がはらさん、相変わらずで。

2015/02/14

ポンポンと脈絡なく繰り広げられる言葉の応酬、でもそれが段々と気持ちよくなってくる。
「怪異」はひどく日常的に溶け込んでいるけれど、人の想いはそれくらいのことを引き起こすかもなぁ、なんて思わされる。けして読みやすい文体だとは思わないけれど、なんだかハマってしまう魅力がある。このシリーズの続きも読みたい。

2015/02/17

1stシーズンのアニメを見て嵌まって、さて原作にも手を出してみようかと思いつつ本棚の肥やしになって5年、何の因果か今更になって読み終えて、面白かった。
今巻に収録されてる三つの話が好きでDVDも何度も観返していたので、まあ下巻に手を出すことは無いのかも知れないが。
会話のテンポを落とさずによくアニメ化出来たなー、と感心しつつも、この後の物語が過剰なわきみちにそれていってしまったかんじもするので、まあ。
好きで何度も見た、とは言うけどそれも3ー4年くらい前の話なんで忘れている部分もたたあり、また特にするがモンキーのバトルはアニメでは良く分からなかった状況の移り変わりが良く分かって、なるほど良いサブテキストだ、という感じだった。

花物語は読みたいので、それだけは買うかも知れない。

2015/11/08

『クビキリサイクル』は大丈夫だったのに、『きみとぼくの壊れた世界』でニガテになってしまった西尾維新に、再チャレンジ！
結果、勝ちました。おもしろく読めた。数年前にはウザく感じた、西尾流どうでもいいような会話、及び地の文を、楽しむ余裕が自分にできたらしい。くだらなさにも磨きがかかったような。本の分厚さの半分くらい、削っても問題ない会話なのでは…それは多すぎ！？

相変わらずの変人だらけの登場人物も、今回は拒否反応出ず。これなら下巻も読めそうです。暇な時に読むに限る！

2015/01/26

兄弟にオススメされて読んだ本

なかなか面白かった！
あららぎくんの突っ込みとかツボだったかな～
アニメは全部読破してから観たい所存です

2014/12/23

アニメから入った作品。
読んでると横であららぎ君が朗読してくれてるような感覚になるし、アニメの映像が浮かんでくるところからすると、あのアニメはすごく原作に沿った良いアニメだっんだなって、思う。

言葉遊びがうまいとはよく聞くが、知識が増える、と感じるのも良いところ。分量も多いし読み応えがある。ただ、〜だが。とかで止めてしまう文章は少し嫌。久しぶりに本を読もうって時とか、これから10冊本を読まなあかんけど、読む習慣がないわって人の加速装置には使えるかと。

以下はメモ。
蝸牛。マイマイ目。
ソロレート婚。
お礼よりお詫び。
世の中に 人の来るこそ うるさけれ とは言ふものの お前ではなし
知識欲にのっとった衝動。ファウスト的衝動。

2014/12/09

なるほどこれがうわさの化物語かー
化物化した高校生がたくさん出てきますねえ
妖怪ウォッチとは真逆で、気持ちがあるからとりつかれるタイプの怪異だねー
ザラノベという感じですが会話以外も面白い