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ドリルを売るには穴を売れ の商品レビュー

4.4

215件のお客様レビュー

  1. 5つ

    100

  2. 4つ

    83

  3. 3つ

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2025/01/28

マーケティングの基礎について知ることができた。 うれたまちゃんというあだ名の主人公が成長する中でマーケティングについて知ることができ、読み物としても面白かった。 「想い」という字は、相手の心を思うことというのが印象的だった。

Posted byブクログ

2025/01/22

マーケティング初心者に向けた入門書。章ごとに前半と後半に分かれており、前半では「ものを売る」ことに必要な基礎的な考え方や知識が提示され、後半では「売上不振のレストランを再生する」というお話が展開される。前半で学んだ内容が後半のストーリーに関わってくるので、学習と理解促進を一度に進...

マーケティング初心者に向けた入門書。章ごとに前半と後半に分かれており、前半では「ものを売る」ことに必要な基礎的な考え方や知識が提示され、後半では「売上不振のレストランを再生する」というお話が展開される。前半で学んだ内容が後半のストーリーに関わってくるので、学習と理解促進を一度に進められるのが良いところ。定期的に図やまとめも挿入されているので、内容もとても分かりやすい。ストーリー部分も割と面白いため、マーケティング入門者以外でも、ブロガーや個人事業主の方でも楽しめると思う。2006年刊行ということで「ちょっと古いのでは?」と思う方もいるかもしれないが心配ご無用。扱っている内容は基礎的な部分なので、今でも十分役に立つ。この本を取っ掛かりとして、それぞれの興味関心に合わせて次の本に進むのがおすすめ。

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2024/12/07

顧客にとっての価値が何より大事であるという本質を強調した上で、マーケティングの基礎を図解とリアルなストーリーで説明してくれる。マーケティング分野に携わる人でなくても読んでおきたい一冊。

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2024/11/29

2007年刊行。書名はよく目にしていたマーケティング入門書、ようやく読むことができた。講義→ストーリーという流れで、マーケティングの原則となる4ステップを学ぶことができた。「お客さまにとっての独自の価値」を考えること、現場を見ることの大切さを再確認した。「差別化の3つの軸」という...

2007年刊行。書名はよく目にしていたマーケティング入門書、ようやく読むことができた。講義→ストーリーという流れで、マーケティングの原則となる4ステップを学ぶことができた。「お客さまにとっての独自の価値」を考えること、現場を見ることの大切さを再確認した。「差別化の3つの軸」というのもシンプルで腑に落ちやすい。スマホ・SNS登場前に書かれた本ではあるが、本質は変わらないし、枝葉のテクニック的なことは書かれていない本なので、長く支持されるんだなと感じた。

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2024/10/31

86冊目 心に残ったことば 「ベネフィット」 感想 商品の価値を売ること。 朝活でも話題に 飲食店パートのわたしのお店の価値は? どんな提供が喜ばれる? もっとこうしたらいいんじゃないかな? ベネフィットってこういうこと? 言葉にして話すと視点も変わって楽しいです

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2024/09/18

オーディブルで読了。マーケティングの名言「ドリルを売るには穴を売れ」に触れつつ、マーケティングの基礎をわかりやすく学べる一冊。 マーケティング理論の理解↔︎実際にプランニングしてみる↔︎実行 と、それぞれの間には大きな川が流れていて、マーケティングのノウハウ本を読んでも実行でき...

オーディブルで読了。マーケティングの名言「ドリルを売るには穴を売れ」に触れつつ、マーケティングの基礎をわかりやすく学べる一冊。 マーケティング理論の理解↔︎実際にプランニングしてみる↔︎実行 と、それぞれの間には大きな川が流れていて、マーケティングのノウハウ本を読んでも実行できないジレンマがあるが、この本では実際に店舗を建て直すマーケティング戦略の試行錯誤を物語的に理解できるのでとてもスッと入ってきた! 理論だけの本より圧倒的に良い!!

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2024/08/29

◯本書を読む目的 ・2年前からマーケティングリサーチ会社で主に広告調査の提案をしているが、広告周りの知識はついたもののもう少し上流の知識やマーケティング全体の知識が不足していると感じたため ◯感想 ・極力難解なワードを使わず、必要十分なマーケティング知識を短時間で学ぶことができ...

◯本書を読む目的 ・2年前からマーケティングリサーチ会社で主に広告調査の提案をしているが、広告周りの知識はついたもののもう少し上流の知識やマーケティング全体の知識が不足していると感じたため ◯感想 ・極力難解なワードを使わず、必要十分なマーケティング知識を短時間で学ぶことができた。 本書全体を通して、各章の後に学んだことを使って、実際のマーケティング戦略を立てていくストーリーが展開されており、学んだことの復習もできた点が読みやすかった。 個人的には誰のどのようなベネフィットを何で実現するかを考え抜くことがマーケティングの本質であると理解した。 ここ数年は4PのPromotion周りでキャリアを積んできたが、他の戦略と繋がっていることを改めて気づかせてもらったので、引き続きマーケティング全体よ知識経験を積んでいく必要があると感じた。

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2024/08/27

13 マーケティングとは何か。「顧客」に関するすべてのこと。つまり、「売ることに関するすべてのこと」。市場調査、広告制作、営業戦略などのすべてが含まれる。 18 「理論」 ①ベネフィット・・・顧客にとっての価値 ②セグメンテーションとターゲティング・・・顧客を分けて絞る ③差別...

13 マーケティングとは何か。「顧客」に関するすべてのこと。つまり、「売ることに関するすべてのこと」。市場調査、広告制作、営業戦略などのすべてが含まれる。 18 「理論」 ①ベネフィット・・・顧客にとっての価値 ②セグメンテーションとターゲティング・・・顧客を分けて絞る ③差別化・・・競合よりも高い価値を提供する ④4P・・・価値を実現すための製品・価格・販路・広告 47 ごく単純に考えると、マーケティングとは以下の通り。 ■「顧客にとっての価値」を高める ■顧客が買うための手間、時間、エネルギーを減らす ■値下げをするための努力をする 113 3つの差別化戦略 ①「手軽軸」・・・「手軽に済ませたい」というベネフィットを求める(安くて、早くて、便利に) ②「商品軸」・・・「良い商品やサービス」で紗bてうか(とにかく良いもの) ③「密着軸」・・・密着することで差別化(いつものお店) 134 「なぜ他店じゃなくて、この店に来ていただけたんですか?」という自由回答欄。これが、差別化のポイントを聞き出す質問。 144 顧客に価値を提供し、その対価としてお金をもらうための具体的手段、価値を現実化するものが「4P」 ①Product(製品・サービス)・・・これを通じて顧客に価値がもたらされる ②Promotion(広告・販促)・・・製品・サービスの価値を顧客に伝える ③Place(流通・チャネル)・・・実際に顧客に価値を届ける経路 ④Price(価格)・・・集金することで、会社に価値の対価がもたらされる 149 「何を売っているのか?」「あなたは何屋か?」という問いは、あなたが「どんな顧客の、どのような価値を実現しようとしているのか?」という問いと同じ。 151 製品・サービスが良いかどうかは、使ったり買ったりしたことがない人には関係ない。買ったことがない人には、良いだろうと「感じてもらうこと」が重要。そのためには、価値や差別化ポイントを「伝える」ことが重要になる。その「価値を伝える」ことが広告・販促の役割。 154 欲求を刺激するメッセージ 160 顧客は、あくまでも「価値の対価」として、価格の高い安いを判断する。  ほぼすべての業界において、「高価で、こだわった商品」と「安価で、無難な商品」が存在する。コーヒーショップではスターバックスとドトール、ハンバーガーではモスバーガとマクドナルド、アイスクリームではハーゲンダッツとグリコ、徒刑ではロレックスるカシオ、自動車ではポルシェとトヨタ。 162 4Pの一貫性 201 TDRの売上構成 チケット・・・44% 物販・・・34% 飲食・・・22% 202 TDRの平均滞在時間は、8.4時間。8時間いれば、まず2食はする。また、エレクトリカルパレードのようなイベントは夜に行う。昼食はホットドッグとコーラでいいかもしれないが、夕食はきちんとしたものにしたい。そのような顧客のために、客単価数千円のハイグレードなレストランも用意されている。 アトラクションを乗るのに対価を払うのには抵抗があるだろうが、食事に対しては誰しも当たり前だと思って財布を開く。アトラクションは一度設備投資をすれば、変動費はそれほど大きくない。アトラクションの乗り放題で滞在時間を長くして、飲食や物販で対価を受け取る。 混雑しているアトラクションには、「ファストパス」という整理券が用意されている。ファストパスを受け取って指定された時間にまた行けば、並ばずにアトラクションが楽しめる。しかし、受け取ってからしばらく他のアトラクションのファストパスをもらえないため、その間はアトラクションに並ぶか、お茶などを飲みながら待つことになる。そこで、お茶とケーキでまた飲食需要が発生する。ショップに入れば、そこで物販需要が発生する。さらに、電飾でライトアップされたエレクトリカルパレードは夜に行われるため、遠方から来る人にはオフィシャルホテルへの宿泊需要が発生する。  このように、TDRには「対価を受け取る仕組み」が多数存在する。事実、アトラクションは全施設の1/3で、残りの2/3は物販店と飲食店。こうなると、TDRは「テーマパーク」というより、巨大なショッピングセンターといえる。 204 TDRは提供する価値(ベネフィット)、ターゲットとする顧客セグメント、高い価値提供を実現する差別化、価値を実現する4Pのすべてが美しく整合している。 マーケティングがしっかりしている会社は、このようにベネフット・ターゲット・差別化・4Pという流れが非常に美しい。

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2024/08/07

ソフトウェアエンジニアだがマーケティングの基礎くらい学んでみようと思い、オススメに良く挙がっていて目についた本を手に取った。 ここからしてマーケティングの成功だったのかと読み終わって思う。 マーケティングの入門的なキーワードを1つのストーリーを交えながら頭に入れることができた。 ...

ソフトウェアエンジニアだがマーケティングの基礎くらい学んでみようと思い、オススメに良く挙がっていて目についた本を手に取った。 ここからしてマーケティングの成功だったのかと読み終わって思う。 マーケティングの入門的なキーワードを1つのストーリーを交えながら頭に入れることができた。 さっと読みやすく、手に取りやすい本でもある。 最後、次の本を手に取ってみたくなった点は流石の説得力を感じさせられた。

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2024/07/08

マーケティングの基礎が、物語りを通して学べる本になっている。ストーリーも良く出来ていてイタリアンレストラン経営を立て直すノウハウが紹介されている。タイトルのドリルの話は、一瞬出てくるだけであり、この本のタイトルとしては疑問符が付く。それでも、レストラン立て直しの発想やチェックすべ...

マーケティングの基礎が、物語りを通して学べる本になっている。ストーリーも良く出来ていてイタリアンレストラン経営を立て直すノウハウが紹介されている。タイトルのドリルの話は、一瞬出てくるだけであり、この本のタイトルとしては疑問符が付く。それでも、レストラン立て直しの発想やチェックすべき点が初心者でも分かるレベルまで噛み砕いている。簡単に読めるのでマーケティング担当者以外でも読む価値はあるだろう。

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