紙芝居の演じ方Q&A の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
紙芝居の演じ方について迷うことがある。 書店で見つけたので購入。 【案内板】 演じる前に、はじまり、画面をぬく、画面をさしこむ、内容を演じる、おしまい 一問一答的に、ほぼ見開きに収まっている。 初心者向けで、とてもわかりやすい。 以前参加した紙芝居の講座で紹介されていたことも載っていた。 いちばん参考になったのは、声色は使わないということ。 これまでいろいろな場面で、紙芝居は「演じる」もので絵本の読み聞かせとは違う と言われてきたし、私もそう思っていた。 私も声色を使うことがあったのだが、やっぱり子どもが私の方をみているようで、何かが違うと感じていた。 最近、登場人物が多い紙芝居を演じることがあり、声色の使い分けは無理だとひしひしと感じたので、絵本寄りの読み方をしたら良かったのだった。 「作品世界が現実空間に『出て行き広がる』」ということはまだよくわからない。 でも、『こねこのしろちゃん』をよんだとき、「集中とコミュニケーションによって演じ手と観客 観客相互の作品世界への『共感』が生まれる」ということがわかった。 細々した気になっていたことがわかったので満足です。
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