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そこにいますか の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2024/06/07

「日常の短歌 そこにいますか」 編 穂村弘 / 絵 西村敏雄 『めくってびっくり短歌絵本』シリーズのようです。全5巻。本書はその1巻目に当たります。 図書館の児童書コーナーで目に止まりました。 穂村弘さんの選んだキャッチーな短歌に、西村敏雄さんのイラスト、楽しくない訳が無いで...

「日常の短歌 そこにいますか」 編 穂村弘 / 絵 西村敏雄 『めくってびっくり短歌絵本』シリーズのようです。全5巻。本書はその1巻目に当たります。 図書館の児童書コーナーで目に止まりました。 穂村弘さんの選んだキャッチーな短歌に、西村敏雄さんのイラスト、楽しくない訳が無いですよね。笑 子どもも、短歌はよくわからなくても、ことばとイラストを楽しんでくれるかもしれませんね。くすり笑いが詰まってます。 日常の短歌、十四首収録の中から、ひとつ。 「ねじをゆるめるすれすれにゆるめると  ねじはほとんどねじでなくなる」 (この歌の作者は小林久美子、1962年、広島県生まれ。主な歌集に『ピラクル』『恋愛譜』があります。) 全体的に、こんな感じですね。笑 自由に愉しめる一冊です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 西村敏雄さんは、多くの楽しい絵本を出版されています。「ライオンのすてきないえ 」や「もりのおふろ」を子どもと楽しみました。こちらもおすすめですよ〜

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2024/06/09

短歌って、こんなにいろいろな世界を歌っているんだ、と驚き発見できる絵本のシリーズ。1冊ごとに挿絵を描く画家さんが違い、絵を眺めるのも面白い。穂村弘さんの短歌へのコメントもよい。

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2021/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短歌絵本シリーズ1。 穂村さんによる選ばれた短歌と超訳的な解釈に西村さんの独特なイラストで本当にめくって何が出てくるかわからないしびっくりさせられます。 特に事件が起こるわけでもない日常を短歌にするのってこんなに素敵なことなんだと思わせてくれる。 特に印象に残った歌 誰か来る誰かたしかにこの家へ来るぞと夜の笛吹きケトル (永井陽子) むの字には〇がありますその〇をのぞくと見えるえんどう畑 (坪内稔典)

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2021/03/19

俳句も短歌も 余り理解出来ないでいる私である。 最近は、テレビで、お題に則り、有名人が、詠んだ俳句に 添削をして 順位を決めているのを 拝見して、季語を入れながら、575の短い言葉で、表すことに なるほど!と、感心させられていた。 図書館へ行った時に、児童書の中で、この本を見つ...

俳句も短歌も 余り理解出来ないでいる私である。 最近は、テレビで、お題に則り、有名人が、詠んだ俳句に 添削をして 順位を決めているのを 拝見して、季語を入れながら、575の短い言葉で、表すことに なるほど!と、感心させられていた。 図書館へ行った時に、児童書の中で、この本を見つけて、手に取った。 仕掛け絵本の様な感じである。 最初から オシッコを題材にしているのだが、左に、作者の事が、簡単に説明されて、めくると、オシッコの話が、宇宙へも飛び出すような大胆さの絵が描かれている事に驚いた。 次のページを開くと、生徒を「おう君」と、呼ぶことが、詠まれているのだが、なんとも、只の文章のように思えて、これも短歌なの?と、思ってしまった。 3ページ目になると、餃子が、ギョーザになっていて、醤油もショーユ。 そして、意外にもオリンピックへと話が飛んでいるのには、今まで短歌の本で見たこともない展開であった。 次から次へと、想像したこともない様な短歌ばかり。 一番気に入ったのは、 「街をゆき子供の傍を通るとき蜜柑の香せり冬がまた来る」と詠まれた木下利玄氏の短歌であった。 最後の北原白秋氏の「ニコライ堂この夜揺りかへり鳴る鐘の大きあり小さきあり小さきあり大きあり」で、57577の短歌なのだろうか?と、・・・・ 左のページをめくって 説明文を読んでも この短歌から、考えが付かない私は、少し無理な本だったかもと、思ってしまった。 児童書の分類であったけど、私よりも子供の方が理解力が、あるかもしれない。

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2015/03/01

やっぱり西村さんって、いい絵描きさんだなぁ。 短歌の面白さをすくい取っている。57577に日常も宇宙もおさまってしまう痛快さ。名久井さんの装丁も手伝って、読み応えのある一冊です。絵本だからとあなどるなかれ!

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2014/08/06

師匠のクラスの学級文庫にあった本。 見開きの右ページに短歌、左ページは開けるようになってて、開く前は作者のプロフィールが簡単に、開いたら編者の穂村弘さんの解説が。 開くまでの空白の時間に、右ページの短歌を自分なりに味わえるようにという仕掛けかなあと思います。 シリーズで買いそろ...

師匠のクラスの学級文庫にあった本。 見開きの右ページに短歌、左ページは開けるようになってて、開く前は作者のプロフィールが簡単に、開いたら編者の穂村弘さんの解説が。 開くまでの空白の時間に、右ページの短歌を自分なりに味わえるようにという仕掛けかなあと思います。 シリーズで買いそろえて、私も学級文庫に入れたい。 今の子には遠い存在の短歌をぐっと身近にしてくれるはず。

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2013/08/29

あたらしい! 西村敏雄さんの絵が、ちょっとシュールな歌も、クールな歌も、 妙に飄々とさせちゃってて!

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2012/11/22

トイレを済ませてレバーを引く。 ご、ご、ごごごーーーっ。 すると、どこからともなく渦巻くほどの激流がやってきては、 ほんのわずかな『目障り』を連れて、去ってゆく。 その都度、 どこか後ろめたい思いがあったような気はしていた。 『一回の オシッコに 甕(かめ)一杯の 水流す...

トイレを済ませてレバーを引く。 ご、ご、ごごごーーーっ。 すると、どこからともなく渦巻くほどの激流がやってきては、 ほんのわずかな『目障り』を連れて、去ってゆく。 その都度、 どこか後ろめたい思いがあったような気はしていた。 『一回の オシッコに 甕(かめ)一杯の 水流す    水洗便所 オソロシ 』       作者 奥村晃作(おくむら こうさく) はっ、と思った。 (水洗便所オソロシ…。) そうか。 そうだったのか。 これっぽっちの仕事の為に、これ程大量に流され続ける水の無念をオソロシイと、私は感じていたのかも知れない。 心にあるけど、言葉化するまでには至らない、そんな気持ち。 短歌として生まれてみれば (なるほど、そうか!)と思うけど 実は なかなか生まれて来難いのが 『日常の短歌集』

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2012/01/23

「短歌って不思議な物だ」と (どうして5/7/5/7/7で31文字 すべてが素数でつくられている!!) 改めて気がついてから個人的に短歌ブームがきています。 【手を触れて よろしいですか 撫でさすりして よろしいですか そこにいますか 本文より:早坂 類】 14の短歌でつくら...

「短歌って不思議な物だ」と (どうして5/7/5/7/7で31文字 すべてが素数でつくられている!!) 改めて気がついてから個人的に短歌ブームがきています。 【手を触れて よろしいですか 撫でさすりして よろしいですか そこにいますか 本文より:早坂 類】 14の短歌でつくられた絵本。 簡単なしかけ絵本のように折り込まれたページを 開きながら読むのが楽しく。 「開く手間」で歌を 咀嚼する「間」がつくられている (めくってびっくり短歌絵本というシリーズ物) 時間の感覚が心地よい。西村さんの絵もかわいいです♪

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2011/11/22
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短歌の絵本だった。しかも穂村弘編だし。作じゃなかった。短歌って分かるような分からないようなだな。これはここに載せてもいいのか、って感じ。

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