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奇才ヘンリー・シュガーの物語 の商品レビュー

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2012/02/20

短編集であるが〜「動物と話ができる少年」:カリブ海のリゾートで捕まった海亀を救い,海亀と去ってしまった少年。「ヒッチハイカー」:別の本で読んだ。「ミルデンホールの宝物」:畑を耕していて発見したローマ時代の銀食器を巡る争い。「白鳥」:不良にからかわれ,撃ち殺された白鳥の羽を無理矢理...

短編集であるが〜「動物と話ができる少年」:カリブ海のリゾートで捕まった海亀を救い,海亀と去ってしまった少年。「ヒッチハイカー」:別の本で読んだ。「ミルデンホールの宝物」:畑を耕していて発見したローマ時代の銀食器を巡る争い。「白鳥」:不良にからかわれ,撃ち殺された白鳥の羽を無理矢理付けられ,飛ぶという奇跡を起こす。「奇才ヘンリー・シュガーの物語」:親の遺産で裕福な男がギャンブルに勝ちたいと透視を憶え,それで勝つようになって面白くなく,遂に買った金で世界各地で孤児院を建てる。「思いがけない幸運」:生い立ち・学校生活・軍隊生活・アメリカでの生活。「楽勝」:対ドイツ戦争に空軍のパイロットとして参戦し,撃墜され,悪夢に悩まされ続ける〜「楽勝」は初短編で,1942年作。「」「思いがけない幸運」は作家になった訳が書いてあるが,少年期から学校生活,参軍,パイロットとして撃墜されたこと,198cmある身長が操縦席では窮屈であったことなどが書いてあり,秘密が解った気がする。最初の短編は物語としては不出来,でもノンフィクションとしては迫力あり

Posted byブクログ