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家計簿の中の昭和 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/05/25

向田邦子さんとこの方のエッセイはするすると読めてしまう。 タイトル通り、家計簿から昭和を見ている。 交通、オイルショック、質草、旅行、そして時代と共に変わる金銭感覚、、 様々な切り口から切り込んでいけるのは、積み上げてきた何十年の記録があるから。 書き残すことの大切さを教えてくれ...

向田邦子さんとこの方のエッセイはするすると読めてしまう。 タイトル通り、家計簿から昭和を見ている。 交通、オイルショック、質草、旅行、そして時代と共に変わる金銭感覚、、 様々な切り口から切り込んでいけるのは、積み上げてきた何十年の記録があるから。 書き残すことの大切さを教えてくれた気がします。

Posted byブクログ

2021/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 一銭五厘、召集令状のはがきの代金だったそうです。昭和5年生まれの澤地久枝さん、一銭(百分の一円)の時代だったそうです。私が生まれる少し前まで。昭和24年生まれの私の時代は一円が最小単位でした。(百円札、ありました。五百円札もありました)昭和、平成、令和、今なお一円が生きています。すごいことだなと思います! 澤地久枝「家計簿の中の昭和」、2007.3発行、再読。そう言えば、澤地さんのお友達の向田邦子さんは昭和4年~昭和56年の生涯、昭和を駆け抜け、平成は知らない方でした。

Posted byブクログ

2016/02/25

満州引揚げからバブルまで、様々な家計簿(決して澤地さん自身の家計簿だけの話ではありません)の中から、過ぎ去りし昭和の面影を探り出して綴ったエッセイです。 転変めまぐるしい戦後の日々、ひたむきだった高度成長期、買いだめに走ったオイルショックの頃、不用意に借金を重ねたバブル時代......

満州引揚げからバブルまで、様々な家計簿(決して澤地さん自身の家計簿だけの話ではありません)の中から、過ぎ去りし昭和の面影を探り出して綴ったエッセイです。 転変めまぐるしい戦後の日々、ひたむきだった高度成長期、買いだめに走ったオイルショックの頃、不用意に借金を重ねたバブル時代...健気に働き、つましく暮らした日々に思いを馳せながら、「わたしの人生はゆたかだったのだ」 という著者。そう、確かに決してつましい暮らしとは思えない、むしろ豪胆で強靭な生命力がそこにはあります。 比べる意味もないことだけど、澤地さんの1年前に建てた私の家は1260万円、澤地さんの家の半分にもならない。いつものことながら出版社の紹介は言葉足らずおかしいです。内容は、今となっては納得いかなかったり、隔靴掻痒のところが間々あります。きものぐるいであったり、タクシーの常用、棄民といいながら見え隠れする "国" に守ってもらおうという姿勢等。

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2012/09/14

ましく暮らし、よく働き―わたしの昭和はゆたかだった。敗戦、高度成長からバブル崩壊まで―著者自身の出納記録帳の行間に過ぎ去りし日々の面影をさぐる、珠玉のエッセイ集。 ______ まさに題名のとおり、戦後から平成までのもろもろ家計簿。 単位が銭とか厘とか出てくるのでピンとこない...

ましく暮らし、よく働き―わたしの昭和はゆたかだった。敗戦、高度成長からバブル崩壊まで―著者自身の出納記録帳の行間に過ぎ去りし日々の面影をさぐる、珠玉のエッセイ集。 ______ まさに題名のとおり、戦後から平成までのもろもろ家計簿。 単位が銭とか厘とか出てくるのでピンとこないが 筆者が丁寧に文章をつづっていて、時代の生活の様子がよくわかる。 お金に関することより、 昭和の女性は強いなぁという印象が。 生き抜くために必死で、余計な雑念は考える余裕もなかったんだろうなぁ。時代の空気に触れた本でした。

Posted byブクログ