個性を捨てろ!型にはまれ! の商品レビュー
|第1章 成功したければ『型』にはまれ!! |第2章 企画もアイデアも『型』でつくられる!! |第3章 これまでの自分を崩せ!! |第4章 タテ社会は素晴らしい!! |第5章 選択肢なんていらない!! |第6章 島国根性を磨け!!
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▼100文字感想▼ 2006年ドイツワールドカップの話がズシンと響 いた。ジーコ率いる日本の練習は個性重視。 一方、ブラジルは全体練習。自由より規律。人 とは違う服装が個性だなんて大いなる勘違い。 オンリーワンなんて迷信を信じてるあなたへ! ---------------...
▼100文字感想▼ 2006年ドイツワールドカップの話がズシンと響 いた。ジーコ率いる日本の練習は個性重視。 一方、ブラジルは全体練習。自由より規律。人 とは違う服装が個性だなんて大いなる勘違い。 オンリーワンなんて迷信を信じてるあなたへ! ------------------------------------------------------ ▼3つの共感ポイント▼ ■長所にせよ短所にせよ、あくまで第三者が客 観的な視点から評価するもので、なかなか自 分で判断できるものではない(P27) ■選手をオリンピックに導くような名コーチたちは みな「こうやれば強くなれる」という指導の『型』 を持っている(P115) ■仕事とは「他人の需要に応えるもの」だ。自分を 表現するとか、自己実現とか、そんなふわふわ したことを言っているようでは、いつまでたっても 仕事にならない(P175)
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200911/いまの若い人たちは自分の過去を簡単に否定しすぎで失敗をあまりにも恐れている:「失敗はリサイクルできる」/アイディア発想法:最初に「面白くない話」「面白くない常識」を思いつく限りピックアップし、それをモグラ叩きのように片っ端から叩き潰していく/目の前にウサギの着ぐるみ...
200911/いまの若い人たちは自分の過去を簡単に否定しすぎで失敗をあまりにも恐れている:「失敗はリサイクルできる」/アイディア発想法:最初に「面白くない話」「面白くない常識」を思いつく限りピックアップし、それをモグラ叩きのように片っ端から叩き潰していく/目の前にウサギの着ぐるみがあってそれを着たいと思ったとき、まず第一にとるべき行動は「いまの着ぐるみを脱ぐこと」/ジーコJAPANという壮大な実験ほど、日本人に「自由」の恐ろしさを教えてくれたものはなかったのではないだろうか/ダメ上司から逃げないこと:転職してもどうせ別のダメ上司が待っている/部下が「前はできなかったこと」が「できるようになった瞬間」を見逃さないよう目を配る/学校は徹底した「型」の詰め込み道場であるべきで、個性を伸ばしたければ学校以外の場所でやる。子供の個性を見つけ、伸ばしていくのは、原則として親の仕事である/「誰かの役に立つ」「誰かに求められる」ということこそ最大の個性で、意味もなく目立ったり、変わり者になったり、他の人と違うことをするのが個性ではない/
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正直言って、かなり不快な内容で吐き気すら覚えた。せっかく自由な世の中になってきたのに、型にはまった世の中に退化させろなんて……。自分より若い人(中高生とか)が読んで真に受けたら、と考えるとゆゆしい気分になる。
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● 成功への近道とはどんな道だろう。とにかく、キレイに舗装された高速道路を走ることだ。あらかじめ誰かが整備してくれた道路を、猛スピードで走り抜ける。それに勝る近道はないのだ。 ● 基礎がしっかりしているからこそ、応用もできる。基礎のない応用なんてありえないのである。言葉を変える...
● 成功への近道とはどんな道だろう。とにかく、キレイに舗装された高速道路を走ることだ。あらかじめ誰かが整備してくれた道路を、猛スピードで走り抜ける。それに勝る近道はないのだ。 ● 基礎がしっかりしているからこそ、応用もできる。基礎のない応用なんてありえないのである。言葉を変えるなら、基本となる『型』を身につけているからこそ、それを進化させた「型破り」ができるのだ。 ● どんな斬新なアイデアでも、ゼロから生み出されるものなどない。エジソンの電球からiPodまで、あらゆる発明は元となるなにかがあり、そこにプラスαのなにかが加わった結果生まれたものだ。つまり、アイデアとは「組み合わせ」なのである。 ● いや、少なくとも社会はあなたの「オンリーワン」など求めていない。求めているのは、ただの「サムワン」なのだ。 ● 着ぐるみの上から着ぐるみを着ることができないように、いまの『型』を壊してしまわない限り、新しい『型』を身につけることはできない。 ● まず、部下を育てようと思ったら、叱るべきときにはしっかりと叱り、褒めるときには惜しみない拍手を送らなければならない。どちらか一方が欠けてもダメだし、どちらかに偏るのもダメ。バランスよく叱り、褒めることが大切だ。 ● そして、ここが大切なところだが、タテ社会が苦しくてドロップアウトしたとしても、そこに待っているのは「規模を小さくした別のタテ社会」なのだ。 ● 子どもたちに中途半端な自由なんか与えるべきではないし、ゆとり教育なんてもってのほかだ。子ども時代には徹底した詰め込み式の教育をするべきで、個性を伸ばす教育なんか、一刻も早くあきらめるべきだ。 ● 子どもになにかを教えるとき、つねに理屈を用意するのは不可能だし意味がない。「理屈じゃないんだ。ダメだからダメなんだよ」どうしてそう言えないのだろうか。
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なかなか大胆な切り口で書かれていて、おもしろかった。 「個性はいらない」 「縦社会はすばらしい」 「子供に自由を与えるな」 あと「ジーコ監督のサッカーは失敗だった」ってのもおもしろかった。 かなり毒舌。
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世の中の考え方に対し、三田紀房が[キレイごとではない、本当はこうだ]という世の中の論理を「型」という事にフォーカスし説いている。
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受験も近づいてきて、ドラゴン桜モノを。「黙って言われたとおりにやってみろ。」個性なんか捨てて、とりあえず『型』にはまってみろ。この人は文章よりマンガの方が表現力が優れているみたい。キーワードが太字だったことと、ポイントが章ごとにまとめられていたのが救い。
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個性を尊重しましょう、という今の教育トレンドに真っ向からの反論を展開した本。著者は「ドラゴン桜」の作者でもある三田紀房さんで、「ドラゴン桜」と同様の強いメッセージがこの本にも込められている。 「本当の自分なんて、ありもしないものを見つけようとするから、わけがわからないことになる。...
個性を尊重しましょう、という今の教育トレンドに真っ向からの反論を展開した本。著者は「ドラゴン桜」の作者でもある三田紀房さんで、「ドラゴン桜」と同様の強いメッセージがこの本にも込められている。 「本当の自分なんて、ありもしないものを見つけようとするから、わけがわからないことになる。」「ひとむかし前まで日本がやってきた、個性を捨てて、型にはめる教育・組織こそが日本人にとって一番合ったやり方なんだ」という、かなり強烈な主張だ。 人によっては、「時代錯誤だ」「ナショナリズムだ」と強いアレルギーを示すかもしれない。しかしこの価値観は、自分にとってはとても共感出来る部分が多かった。 『1997年に神戸の児童連続殺害事件が起こったときにも、中学生が「どうして人を殺しちゃいけないの?」と質問して、大人たちが誰も答えられなかったという出来事があった。そんなもの理由なんかないのだ。「理屈じゃないんだ。ダメだからダメなんだよ」どうしてそう言えないのだろうか。(p.147)』 これと同じことは、藤原さんの「国家の品格」でも強く主張されていた。 水戸藩の教育では、守るべき十箇条の規範の最後に「ならぬことはならぬものです」と書いてあったという。 子供の教育として、幼いうちから「ダメなものはダメなんだ」ということをきっちりと叩き込むということはとても重要なことだ。 子供に媚びて、ものわかりがよい親であろうとしたりすると、少しでも理不尽と思うことは通せなくなってしまう。 しかし、本当に大事なことは理屈ではないし、その大事なことをきっちりと体に染みこませることが教育なのだと思う。 「日本の常識は世界の非常識というが、それの何が悪い?」という開き直りも好きだ。日本の良い部分は、他の国にない日本独自の文化の中にこそある。それを、グローバルスタンダードの波にしたがって無くしてしまうのは、競争力を高めるどころか、長期的に見れば日本の競争力を壊滅的なまでに失わせてしまうことにになってしまう。 僕は、アシスタントの若い子たちに、いつも「普通の漫画作品を描け」と言っている。ちゃんと「普通」レベルで描けば雑誌に載ることはできるし、それを重ねていけば個性なんて後からついてくるのだ。いきなり世間をひっくり返すような大傑作を描こうとするから、「普通」レベルにさえ達しないのである。(p.31) 会社でも学校でも、あるいは国という単位でもかまわないのだが、組織がうまく機能していくために必要なものとは、なんだろうか。まず第一に挙げられるのが「誇り」である。自分はこの組織の一員なんだ、ということを誇りに思えれば、おのずと組織への忠誠心も出てくるし、献身的な協力だって惜しまなくなる。組織がバラバラになることもないし、上からの指示も素直に聞き入れるようになる。(p.112) 1997年に神戸の児童連続殺害事件が起こったときにも、中学生が「どうして人を殺しちゃいけないの?」と質問して、大人たちが誰も答えられなかったという出来事があった。そんなもの理由なんかないのだ。「理屈じゃないんだ。ダメだからダメなんだよ」どうしてそう言えないのだろうか。(p.147)
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意味もなく目立ったり、変わり者になったりするのが個性ではない。他の人と違うことをするのが個性でもない。 最近トイレで必死に髪の毛をいじくっている男子高校生の多いこと! まちごうている!!
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