個性を捨てろ!型にはまれ! の商品レビュー
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<メモ> ・アイデアが出ないときは過去の失敗を洗い出す ・「こうなりたい」という型が見つかれば、自分のそれまでの型を崩す(着ぐるみを脱ぐ) ・「人と違うことをしなきゃ」という夢の強迫観念 ・上司から指示を受けたらとりあえず素直に聞いておく。結果が失敗に終わったとしても、次からは同じ失敗をしないように気をつければいい。素直な部下に対しては上司は何度でもチャンスを与えてくれる。むしろ、つまらない「こだわり」を見せてごねる部下にはたとえそこそこの成果をおさめても評価は低くなる。 ・大物の型を盗むには?グリーン車が「普通より高い席」ではなく、自由席が「普通より安い席」だと考える。貧乏くさい習慣が身に付いた人は、きっといつまでもその場にとどまる。生活にそれなりの余裕が出てきたら、ちょっと上の習慣をスタートさせた方がいい。習慣とは『型』なのだ。
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ドラゴン桜、エンゼルバンクの著者。 若い頃に読んでもピンとこなかったかも… 今なら、そうそうと思える。 型っていうのは基礎にも置き換えられると思う。基礎がなくちゃ、砂上の楼閣にすぎない。
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三田さんは煽る文章を書くのが上手。 印象に残ったところ: 正しい箸の持ち方について 決してオリジナルの「もっといい持ち方」「自分ならではの持ち方」を模索してはいけない。 そんな試行錯誤はもうとっくの昔に先人たちが終わらせていて、「箸の持ち方はこう!」と決まっている 今「正しい...
三田さんは煽る文章を書くのが上手。 印象に残ったところ: 正しい箸の持ち方について 決してオリジナルの「もっといい持ち方」「自分ならではの持ち方」を模索してはいけない。 そんな試行錯誤はもうとっくの昔に先人たちが終わらせていて、「箸の持ち方はこう!」と決まっている 今「正しい持ち方」とされているものは、先人たちが試行錯誤した結晶としての『型』 仕事でミスをするとき、それは9割以上が「普通のことができなかった」結果 パクリとは、「抽出して、解体し、再構築する」作業 本田宗一郎 「不常識を非真面目にやれ」 新幹線で、グリーン車を基準に考える グリーン車が「普通より安い席」なのではなく、自由席が「普通より安い席」なのだと考える。 生活にそれなりの余裕が出てきたら、ちょっと上の習慣をスタートさせた方がいい。習慣とは『型』なのだ。 仕事とは「他人の需要に応えるもの」 自分を表現するとか、自己実現とか、そんなふわふわしたことを言っているようではいつまでたっても仕事にならない。 (さわ)
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型の大切さについて切々と語られている本です。 結局のところ、まずは型をしっかり身につけて、そのあと自由にするならしろ、ということですね。 守破離も結局のところ守=型ですから、同じですね。
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一見乱暴なタイトルだけど、読んでみると合理的な意見で共感できる。 ただ目立ったり、破天荒であることが個性では無く、むしろそれこそが悪い「型」。どんなに他人にあわせても滲み出てしまう、その人のみが持つ雰囲気や考え方が個性なのだと思う。 個人主義・自由主義を掲げ、年金も払わず自分のケ...
一見乱暴なタイトルだけど、読んでみると合理的な意見で共感できる。 ただ目立ったり、破天荒であることが個性では無く、むしろそれこそが悪い「型」。どんなに他人にあわせても滲み出てしまう、その人のみが持つ雰囲気や考え方が個性なのだと思う。 個人主義・自由主義を掲げ、年金も払わず自分のケツもふけない人間が世の中に増えるのはゴメンだ。
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逆説的なタイトルが気になって読んでみた本。 漫画『ドラゴン桜』の著者でした。 彼は、自分が漫画家として成功した理由を、「奇をてらわず、型を踏襲することから入ったから」とし、型にはまることの大切さを述べています。 個性や自主性、独創性といった言葉はとても魅力的ですが、オリジナリテ...
逆説的なタイトルが気になって読んでみた本。 漫画『ドラゴン桜』の著者でした。 彼は、自分が漫画家として成功した理由を、「奇をてらわず、型を踏襲することから入ったから」とし、型にはまることの大切さを述べています。 個性や自主性、独創性といった言葉はとても魅力的ですが、オリジナリティが全ていいわけではないとのこと。 わかりやすい例えがビジネス本でした。 ビジネス本は「こうすれば簡単に成功できる」という「型」を紹介するための本で、ハウツーはつまり型だというのです。 柔道や剣道などの「型ありき」の武道を考えても、確かに型をマスターすることは何よりも大事。 もちろん、型だけではダメで、型をしっかりおさえてからは、個性を生かすことの大切さが書かれているため、結局は巷のルールと変わりないようにも思えますが、とにかく型が第一で、軽視するべきではないということが説かれています。 成功を目指す人は、龍馬でも信長といった時代の先駆者を目標に掲げるものですが、成功への最短距離を探る人物を探すのなら圧倒的に家康であるべきだ、という意見の斬新さに驚き、それからなるほどと思いました。 天才肌の人を見習おうとしても、無理でしょう。着実性の方が活きていくものです。 発明よりもパクリを推奨しているのもおもしろく感じました。 模倣で終わったらそこまでですが、応用していくことで、パクリは新たなオリジナルに変わるということです。 初めは(なんて後ろ向きなタイトルなんだろう)と思いましたが、読み進むにつれ(その通り、ごもっとも)と頷くようになりました。 ジーコJAPANの選抜選手を引き合いに出して、自由に考え、動くことの危険性も説いています。 インプロヴィゼーションも、各ミュージシャンが一定のコード進行にしたがっているから成立するもの。 自由よりもずっと型が重要だということです。 最後には、テストで試される数値化できる学力は、手段にすぎないとまで言及しています。 ペーパーテストでより高い点を取るには、型を覚えればよく、本当の学力ではなく要領の良さが問われているものだとのこと。 ショッキングですが、確かにその通りです。 本当の学力、考える力は哲学書でも読んで身につけるべきだと書かれてあり、受験において真の学力は測れないものなのだと理解できました。 そうなると、そもそもの学力試験のあり方にも疑問が湧いてきますが、ペーパーテストでは思考力というよりも、パターンへの対応力がわかるため、賢い人間よりも効率的な人間にチャンスを与え、育てていくのが今の日本教育界の方針なのだなと、納得できました。
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久々に書いてみる。 ものすごーく、私を気に入ってくださってる先生(以下・M先生)がおる。 そして、私もM先生のことが大好きだ。 でも、お互いシャイなので、あまり面と向かって喋れない。 M先生がお気に入りの本をゴサッと入れてあるダンボールがあって、それはM先生文庫という。 そこで、気になったのが、ドラゴン桜(漫画)。 絵が物凄く下手。 でも、ちゃんと書きたいことはわかるし、暑苦しい。 その作者が書いた文字の本。 内容は、個性的なんてくそくらえなので、型にはまってみろ。 っつう題名そのまんまの内容。 でも、なるほど、と思う。 何になるほど、と思ったのだっけ。 えーと。 忘れた。 まあ、軽く読める本。
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もちろんこれだけじゃないけど、後輩や部下を育てようと思ったら必読の一冊。物事の考え方・進め方として好きだなぁ!!
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「個性を捨てろ!型にはまれ!」とは 著者が剣道をやっていたからでしょう。 武道や芸能など世界で良く使われる言葉 「守・破・離」の「守」の重要性について 書いていある本でした。 成功している人のやり「型」を真似ることから 始めたいと思います。 例え話で面白かったのは掛け算九九...
「個性を捨てろ!型にはまれ!」とは 著者が剣道をやっていたからでしょう。 武道や芸能など世界で良く使われる言葉 「守・破・離」の「守」の重要性について 書いていある本でした。 成功している人のやり「型」を真似ることから 始めたいと思います。 例え話で面白かったのは掛け算九九で、 「いんいちがいち」と言う暗記があるが、 これもある意味覚え「型」であり、 音とリズムで覚えやすいように良くできている。 すでにある良いものはどんどん真似して使って行こう という事だと思う。また、自由や個性がもてはやされ、 折角いいものがあるに、あるものを使わずに遠回り している。それよりも先人の知恵(型)を使って 最短距離ですすもうと言うメッセージも感じた。
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やっぱりこの作者の著作は好きだ 一件、非常識なことを言っている様に思えるが、 なるほどと思え非常に共感でき、かなりまともなことを言っている。 型。 今まであまり意識したことがなかったが、 型の大事さが理解できた。 これからも勉強して色んな型を習得し、 壊していきたい。
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