ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する の商品レビュー

島田紳助【著】

2023/01/08

管理する人間がどれだけ社員に任せたり、夢を語ったりしているか。今の職場にはほぼ無い。目上の人が今後の人生を語っていることはある。本当にいきいきしている。
自分には何ができるかと考えた。どれだけ人のために働けるか死に物狂いで行動したい。
紳助さんの言葉には説得力がある。そして、すーっと心に溶けていく。この一冊で改めてそう感じた。

お客さんとお店側の話があった。
先日、中古車の販売店に行った。応対してくださった情報を与え、親身に話を聞いてくれて金額を下げる交渉も店長にしてくれた。ただ、隣の店の悪口を言っていたことで、この人は信用できないなと思った。その時点で、車や金額に不満は無かったが、嫌になって店を出た。

2020/12/14

『色んなことをしている面白くてちょっと怖い人。』というイメージを持っていた子供の頃。

行動にしか目がいかなかった子供の頃から、行動の奥にある目的や信念が気になりだした社会人5年目の冬。

自分の行動基準に少なからず影響されて行くんだろうなと感じました。

『皆んな自分の為には働くことが出来るが、他人の為に頑張れない人は、自分の為にも本当の意味では頑張れない』

2020/05/31

この人も発想の天才の人だ！面白い人だ。
生活者は満足感と値段が見合っているか考えているってのは忘れちゃダメだ！

2020/05/03

紳助もホリエモンも、医療や経済、果ては人間の進化の分野でも、みんな、言ってることはほんとに同じ。自分の興味や美意識や想いをもってそれを突き詰めること。大変に共感する。この人が芸能界を辞めた理由がなんとなく分かった

2020/02/08

商売→成功していない人が圧倒的に多い
顧客満足度より従業員満足度
職場に恋人がいたら仕事が楽しくなる
タレントの店→失敗多い　うまいもの食べたい時→シェフの店に行く

サイドビジネス→自分の成功が偶然でなかったことを証明する

「弟子になりたいです」→「俺はもう居るで！」

お好み焼き屋とん

素人→隣の繁盛店に聞きに行く→経験がないから出来ることがある
一緒にビジネスをするならこいつにだったら裏切られても仕方がないと思える位好きになった人間とやるべき

お金は便利なもの

客はリップサービスする
大盛り→おばちゃんの気持ちが嬉しい
本当に気持ちよくする店→お勘定が高くなるからやめてください
うちの店は天然の魚しか置いていません→自己満足

1年努力しても一瞬の手抜きでチャラになる。人生は耐久レース

2019/10/20

p.132
お腹を空かせた学生の顔を見て、ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する。「オバチャンの店に行くのは腹一杯食えるからや」と学生は言うかもしれないが、ほんとはみんなオバチャンの気持ちが嬉しいのだ。客は料理だけを食べているわけじゃない。店の人の気持ちも一緒に食べているのだ。
本気でそう思っているかどうかは、料理を食べて勘定を払えばすぐわかる。少なくとも身銭で食べている客は、みんなそこで店を判断しているのだ。だからこそ僕は、客単価が気になる。
いつも来て下さる常連さんだから、美味しいものを食べてもらいたい。そう思う店の人間の気持ちはわかる。でもそれなら、いつもの値段で、手を替え品を替えて、美味しいものを食べてもらえるように努力しなきゃいけない。
→ 読書会に置き換える。いつも来てくれる常連さんだから、いつもの時間でもっと楽しい時間を過ごせるように工夫をしなきゃいけない。新しい試みを実験するのは良いが常連さんに甘えてはいけないと訓戒。

2018/10/10

「まずは本業でしっかり稼ぎ、副業で自己実現」という考え方に共感できる。
ビジネス書というよりも、島田紳助の人生哲学書。

2018/05/15

内容は面白いけどタイトルで損している。島田紳助さんの本は今回が初めてだった。漫才師として大成した理由に、先輩芸人の漫才をノートに一字一句書き写して人がどこで笑うのか研究したといった若手時代の裏話も少し紹介されているが、本書は氏が手がけたタレント業以外のサイド・ビジネスがメインだ。25年間一度もビジネスで失敗していないというのはすごい。どの時点で手離れするかにも依るけども。
日々の生活や仲間との交流の中で、新たなビジネスの種を探す嗅覚と、色んな計算や調査をして実行に値するかどうか判断する能力が凄いと思った。西宮のビル1棟をオモチャ箱にしてしまった不動産業社長の話は面白かった。ネットで検索したが見つけられず。

2018/04/28

ネットで見かけて題名が面白そうだったので。

確かに、ビジネス実用書としては役に立つ気がしないが、
タレント本としては面白かった。

島田紳助がお笑いになるハウツービデオを作ったのは知っていて、
ヤンキーキャラで笑いをとっていたのに、
意外に客観的に考えているんだなー、感心した記憶がある。

ビジネスについてもちゃんと考えて、ポリシーをもって取り組んでいて面白かった。
従業員を大事にしろ、常識から外れた発想で店を作れ、自分がビジネスをやるのは新しいことにチャレンジして成功したいからだ、とか、面白かった。

でも、タイトルの「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」は想像していた内容と違った。
お腹を空かせた学生は、自分の腹減り顔を見てご飯を大盛りにしてくれるオバチャンの気持ちも食べている。
でも最後の勘定がつりあってないとだめだ、と。

器に対して大量なご飯というお得感が重要という意味なのか、
ご飯やおかずの個々のコスト計算が重要という意味なのか、
従業員に自己判断でご飯を大盛りにする権限を与えているような店が繁盛するという意味なのか、
といろいろ考えていたが、全然違った。

キャッチ―なタイトルだとは思うけど、内容と違い過ぎる。

2018/03/25

ブックオフで題名に惹かれて買ったんだけど島田紳助の書いた本でびっくり。
けっこう良いことが書いていた。