1,800円以上の注文で送料無料

組織の「当たり前」を変える の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『「線」でとらえるとジレンマに陥りそうな課題を、マトリックスにして「面」でとらえる』というのがこの本の肝になっていると思います☆ この本の著者は、再三に渡って「コンサルタントが解答を提示するのでは無く、解決策をクライアント自身が導き出せるようにリード・サポートする事だ」と主張しています。その考えは間違っていないと思います。しかしその一方で、信頼関係も無いうちからそんなキレイごとを言っているようなコンサルタントに助けを求める酔狂な人なんて居るのかな?というのが率直な僕の意見です^^;。 一方で、第三者が自分の価値観だけに基づいて一方的に解を押し付けるのは確かに間違っていると思います。この辺りのジレンマが確かに難しいところですが、課題を面としてとらえ、まずは今まさに直面している表面的な問題点を解決し、クライアントからの信頼を得た上で、クライアント自身も気づいていない問題点をクライアント自らが気付き改善したいと思えるようにリードしていけたらと思いました☆ ・・・ただし、繰り返しますが、この本の著者が主張するやり方は万人には通用しないやり方(この本の著者だから出来るやり方)だと思います^^;。なので、この本に書いてある事をそのまま全て真似るのでは無く、この本でも主張しているように、この本をきっかけにして何かを感じ取り、自分なりの正解を見つける事が大事だと思います☆

Posted byブクログ

2020/10/27

再読しました。とてもシンプルで示唆に富んでいます。ジレンマを味方にして固定観念から自由になる。そのためのファシリテーションを垣間見ることができました。線から面への考え方から自分のものにしていきたいと思います。

Posted byブクログ

2014/07/17

問題解決を行うのではなく、組織をコーチングする。 という方法でのアプローチを紹介した本。 組織開発ファシリテーターなる概念が提唱されています。 自らがいなくなった後も、自立的に継続的に組織が動いていくように、ファシリテーションやコーチングを行っていく。 人に対して行うコーチ...

問題解決を行うのではなく、組織をコーチングする。 という方法でのアプローチを紹介した本。 組織開発ファシリテーターなる概念が提唱されています。 自らがいなくなった後も、自立的に継続的に組織が動いていくように、ファシリテーションやコーチングを行っていく。 人に対して行うコーチングを、組織に対して行っていくことを説いている。また、組織は人の集合であることから、人を重んじるという言及も多々あり。 読んでいて面白い本だったけど、実際に実践を行っていくのは中々ハードルが高いと思いました。 なんらかの組織に関わっている人は読むことで自分の組織や、自分自身の振る舞いについて、振り返って考える機会を提供してくれるはずです。

Posted byブクログ

2013/08/26

ブログを一冊の本にまとめたものであるため、話が筋道立てて展開される訳ではない。そのため、文章は読みやすいけれど、全体像は掴みにくい。 一見、対立しているように見える事象をそれぞれ、X軸、Y軸において、面として展開する手法は、論理的ではないものの、面白い考え方だと思った。

Posted byブクログ

2009/10/07

本屋で平積みされていたのを見て、そのまま購入しました。最近BPRのプロジェクトが続いているんですが、お客さんの組織の中で筋の通らない、または理解に苦しむ「当たり前」が酷く多いと感じていたからです。本書によると、現在は組織が機能して行くためには「(広義の)ファシリテーションスキル」...

本屋で平積みされていたのを見て、そのまま購入しました。最近BPRのプロジェクトが続いているんですが、お客さんの組織の中で筋の通らない、または理解に苦しむ「当たり前」が酷く多いと感じていたからです。本書によると、現在は組織が機能して行くためには「(広義の)ファシリテーションスキル」が必要なのに、古来ゆかしき伝統的な日本の組織運営には欠けていた(明示的にはなかった)ということ。まあ、自分の職場でも結構こういう観点からみつめ直してみると、かなり多くのことを発見します。きわめて興味深い考察でした。ミーティング・マネジメントとしてのファシリテーションについてはそれなりに意識していたりしましたが、我流のファシリテーションではなく、改めて体系的に学んでみたいと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

読書の目的 GW後に「組織の当たり前を変える」仕事がスタート。 ------------------------------------------------------------------------- ●キーワードは「創発」。自分で問題解決するのではなく、相手に解決さ...

読書の目的 GW後に「組織の当たり前を変える」仕事がスタート。 ------------------------------------------------------------------------- ●キーワードは「創発」。自分で問題解決するのではなく、相手に解決させる。手助けのみ。  「解」の存在信じさせる、自分で問題解決することを手放す勇気。 ●現場での仕事はジレンマ・矛盾の連続。むしろ歓迎せよ。  矛盾の両立は、考え抜けば絶対解決できる。 ------------------------------------------------------------------------- 得意先の幹部(店長クラス)育成を通じて組織を変革する仕事が始まりますが、 答えは相手の中にある!ことを信じて臨みます。

Posted byブクログ

2009/10/04

問題解決をするというコンサルタントのスタイルでなく、クライアントに考えさせるというスタイルは好きです。 自分たちの立ち位置もここだと思います。

Posted byブクログ