ウェン王子とトラ の商品レビュー
ジャケ買いしました。・・・なのに画像がないってショック・・・。 絵がいいのに。 色彩の美しさも、お話も大好きな1冊です。 あまりの迫力に本屋で目が釘付けになりました。 Amazonさん、画像お願いしますよ~(涙)
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表紙の絵がなくて残念ですが、 迫力のある絵とスケールの大きいお話が気に入っています。 子どもを人間に殺された母トラの報復を恐れ、占いに従って幼い王子を母トラに差し出した王様。 わが子の姿と重なり、幼い王子を殺せなかった母トラと、その母トラに逞しく育てられた王子。 王子を取り戻そうと、王様の兵が母トラに迫った時、その前に立ちふさがった王子。 報復をやめ、信頼を築くことの大切さを教えてくれます。
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母トラが殺された子トラの表情とウェン王子を重ねて 涙するシーンがせつなかった。 幽谷の風景にトラは似合いすぎる。 この物語のヒントになった殷王朝のトラを象った青銅器は どういう経緯で作られたのだろうかと興味を持った。
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深い森の奥で、悲しげな鳴き声をあげる母トラ。 こども達を猟師に殺された悔しさに、村を襲い、人や家畜を食い殺した。 知らせを聞いた王様は、占い師の助言により、息子のウェン王子を生け贄に差し出さなければいけなかった。 勇敢な王子は森の奥へ一人で入る。 トラは王子を自分のこども達の...
深い森の奥で、悲しげな鳴き声をあげる母トラ。 こども達を猟師に殺された悔しさに、村を襲い、人や家畜を食い殺した。 知らせを聞いた王様は、占い師の助言により、息子のウェン王子を生け贄に差し出さなければいけなかった。 勇敢な王子は森の奥へ一人で入る。 トラは王子を自分のこども達のように、強く育て上げる。 王様は、息子をとりもどそうと、森に兵を出し、火をはなちてしまう。 トラの前に立ちはだかるウェン王子。 王子としての勉強をするために、城に帰ることになる。 たくましく、聡明な王子とトラの目がとても強く、印象的。 美しい水墨画、大きなトラの表情、迫力の ある作品。
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まず、「なんでこの子は大丈夫なのよ。」と王が「大丈夫」と子どもを森に置いてきたことに驚いた様子。 「このこダレ?王子なのに女なの?」と急に成長したウェン王子の絵に ついていけてない。 「トラが子どもを守るトコがよかった」母トラが王子に優しいところが気に入ったとのこと。 「このトラはさ、言葉が話せるってわけ?」と突然言い出して驚く。 「トラに教えてもらうっていうから」とのこと。 「教える」は言葉がなくてもできるんだよ。と言いながら、説明が難しい。 絵が迫力満点!森の動物がさりげなく描かれていてそこも良い。(S7)
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こどもを殺されて怒り狂ってる母トラに 王子をわたして 大きくなって、 お母さんがふたりいる、って話
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迫力あるトラの絵はいつまで眺めていても飽きない。 訳も好き。 読み終わった後、一本の映画を見終わったような気持ちになった。
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・水墨画の手法で描かれたトラの絵の迫力に圧倒される。離れたところから見るとさらに魅力的な絵。 ・神話的な雰囲気があり、それが物語に深みを与えている。このおはなしは、殷王朝時代の青銅器に着想を得たということ。 ・人物描写やコマ割りに劇画的なところがあり、それも物語りに入り込みやすい...
・水墨画の手法で描かれたトラの絵の迫力に圧倒される。離れたところから見るとさらに魅力的な絵。 ・神話的な雰囲気があり、それが物語に深みを与えている。このおはなしは、殷王朝時代の青銅器に着想を得たということ。 ・人物描写やコマ割りに劇画的なところがあり、それも物語りに入り込みやすい長所になっている。 ・トラと后の母性が感動的。ウェンが大きくなって、今度は自分の息子をトラのもとに預けるところに深い信頼感が描かれている。 ・2005年ドイツ児童図書賞受賞。
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寅年ということで、改めて読みました。 水墨画タッチの迫力ある大型絵本です。 お話の内容も、絵も素晴らしいですが、トラってこんなに大きい動物だったんだぁと迫力に圧巻です。
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子どもを殺された母トラは町を襲う。 そんな事態を憂えた王は占い師の言葉の通り、自分の息子である王子を森の中に置き去りにし、母トラにこれらかのことを託す。 憎い人間の子どもではあったが。。。 気高きトラの意を汲み、王子も成長していく、壮大な物語。
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