こんなとき私はどうしてきたか の商品レビュー
精神科の話か…と思って最初ナナメ読みしてたけど一般的にも役立つ感じの話もあって最初からちゃん読み直しました。とても読みやすく面白く、ためになりました。こんな先生ばかりならなぁ。生涯を医療に捧げ人を優しく見守り励ましてきた人。看護にも普通の生活や人間関係にもたくさんの示唆がある良書...
精神科の話か…と思って最初ナナメ読みしてたけど一般的にも役立つ感じの話もあって最初からちゃん読み直しました。とても読みやすく面白く、ためになりました。こんな先生ばかりならなぁ。生涯を医療に捧げ人を優しく見守り励ましてきた人。看護にも普通の生活や人間関係にもたくさんの示唆がある良書です。
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中井久夫先生の本は初めて読んだけど、とてもフラットな表現をする人だな、という印象を持った。抽象的な話が多いのかな、と思いきやかなり実践的で、自分の体験談も含めながら語っていたので頭に入りやすかった。 あと自分の言葉にすごい責任を持っている人だとも思った。これまでの経験から何気なく...
中井久夫先生の本は初めて読んだけど、とてもフラットな表現をする人だな、という印象を持った。抽象的な話が多いのかな、と思いきやかなり実践的で、自分の体験談も含めながら語っていたので頭に入りやすかった。 あと自分の言葉にすごい責任を持っている人だとも思った。これまでの経験から何気なく言ったことが相手の人生を左右することにつながるかもしれない、と考えているのかは分からないけど、自分も見習わなければな…と反省。自分の言ったことに責任を持てる人間になりたいものです… また読み返したくなるような一冊だと思う。面白かったです!
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評判の良い本なのでかねてから気になっていた。 もとは医師や看護師向けの講義の内容で、統合失調症を中心とした患者に対してどういった対応が良いと思うか、豊富な経験をもとに語られている。 品の良い語り口で、するすると読めてしまった。こういう感じで治療にあたっている医師が存在した(202...
評判の良い本なのでかねてから気になっていた。 もとは医師や看護師向けの講義の内容で、統合失調症を中心とした患者に対してどういった対応が良いと思うか、豊富な経験をもとに語られている。 品の良い語り口で、するすると読めてしまった。こういう感じで治療にあたっている医師が存在した(2022年に亡くなっている)という事実があるだけでも、ずいぶん世界が良いものに思える。あとシンプルに内容が面白い。
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中井久夫先生の本といえば、専門書にも一般書にもよく引用されていて、それに出会うたびに一度はちゃんと読んでみなくてはと思いつつ、手をつけてみると小難しくて挫折…ということを何度か繰り返していて、まだ私には早いんだと思い込んでいたけれど、なんだこんなに読みやすい本もあったのか。講義内...
中井久夫先生の本といえば、専門書にも一般書にもよく引用されていて、それに出会うたびに一度はちゃんと読んでみなくてはと思いつつ、手をつけてみると小難しくて挫折…ということを何度か繰り返していて、まだ私には早いんだと思い込んでいたけれど、なんだこんなに読みやすい本もあったのか。講義内容をまとめたものだから読みやすかったのかな。話し言葉で書かれていて、頭にすっと入ってきやすい。もっと早くに出会いたかった。 今回この本に出会えたのは、たしか、『その後の不自由―「嵐」のあとを生きる人たち』で紹介されていたからだったはず。 一番心に残ったのは、というか、読んでいて思わず吹き出してしまったのは、 『話というのは、合いの手で勝負ですね。たとえば、「ほぉ」とか、「ふーん」とか、ハヒフヘホが多いですな(笑)。「はぁ」「はっ」とか。でも「ひいっ!」というのはちょっとまずいかな。「へぇ!」というのもあんまりかなぁ・・・・・・。まあ、あってもいいけどね』という部分(笑) 他にもたくさん、もっと大切であろう覚えておきたい言葉、考え方、色々あったのに、こんな言葉ばかり覚えていてすみません!でも、こんなに優しそうな中井久夫先生レベルになっても、臨床場面で、「ひぃっ!」って言ってしまいそうなことがあるんだなぁと思うと、可笑しかった(笑)
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ものすごく具体的な内容で、少しびっくりした。 経験したことだけを書くようにしているということで、はっきり書いてくれてるのがすごくありがたい。 何かと迷いがちな精神病者や、その家族には安心できるお守りや、目印になる灯台みたいになってくれる本だと思う。 決断ができなくなることや、リラ...
ものすごく具体的な内容で、少しびっくりした。 経験したことだけを書くようにしているということで、はっきり書いてくれてるのがすごくありがたい。 何かと迷いがちな精神病者や、その家族には安心できるお守りや、目印になる灯台みたいになってくれる本だと思う。 決断ができなくなることや、リラックスがうまくできないなどは自分もそうなので、まあ、間違えたところでいいじゃない、と頭を弛めていきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
涙が止まらなかった こんなに病気のことを可視化してわかってくれるひとはいるだろうか 精神科勤務として、当事者として病気のことを思い出すだけで辛い。更にフルタイムからパートになり、集中力低下で働けなくなった今のわたしに響く本。理解してくれるひとはいると思って前に向かっていこうとおもいました。 3/3(日)読了
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ほんとうは治りたくない人もいる。 治ったらもっとイヤなことが待っている場合。 ああ、あるかもなあと、 いろいろ中井さんの優しさが満ちた本。
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低い声のトーンが患者を落ち着かせる。私も自然と診療のときはそうなっているかも。中井先生の患者へのまなざしがやさしくて、読んでいて心温かくなりました。
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やはり、統合失調症患者様は、外部が理解深めていかないと思いました。 統合失調症といえども、特性は、千差万別…。 私自身、勉強していかないとならないと、 奮い立たせるため、また、私も著者の書物は拝読していく。
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彼の臨床の残り香。 彼の行ったことをたどるにはもはや書かれたことばのなかにしか見いだせないのが非常に惜しまれる。 人生の中で病気をすること、生きて死んでいくこと、善く生きること、自分とはいったいなんなのか。ほんとうのことというのはいつも惹きつけてやまないもの。たくさんのひとがこれ...
彼の臨床の残り香。 彼の行ったことをたどるにはもはや書かれたことばのなかにしか見いだせないのが非常に惜しまれる。 人生の中で病気をすること、生きて死んでいくこと、善く生きること、自分とはいったいなんなのか。ほんとうのことというのはいつも惹きつけてやまないもの。たくさんのひとがこれまでに生きて考え、死んでいき、そして違う人間がやっぱりおんなじことを生きて考えている。 彼から学んでいったひとたちが、またたくさんのひとたちを導き、彼の臨床の何かがそこで生き続け、あるいは消えていくのだろう。そうしてこころの何かが少しずつ変わり、どこかに進んでいく。そういう儚い人間の漸進のひとつひとつが、いったい人間をどこに連れて行くのだろうか。
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