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似せてだます擬態の不思議な世界 の商品レビュー

2.6

6件のお客様レビュー

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2024/06/13

似せてだます擬態の不思議な世界 この本を手に取った目的は、「なぜ擬態は自然淘汰で優位になるんだろう?」という疑問と「擬態はどのようにして形を変えるんだろう?」という疑問に答えてくれるかな?という期待でした。 毒を持った蝶を食べた鳥がその蝶をもう食べないように学習するから、それ...

似せてだます擬態の不思議な世界 この本を手に取った目的は、「なぜ擬態は自然淘汰で優位になるんだろう?」という疑問と「擬態はどのようにして形を変えるんだろう?」という疑問に答えてくれるかな?という期待でした。 毒を持った蝶を食べた鳥がその蝶をもう食べないように学習するから、それに似せた蝶も食べられないので自然淘汰的に優位であるというのが一般的な説明ですが、それって本当?もっと不思議なのは、どうやってまねをすることができるのか?蝶の意志でまねるのか?たまたま突然変異で起こった変化がそうなのか? 残念ながら、こういった期待には全く応えてくれませんでした。 もっと、不満だったのが、書き方が科学者らしからぬところです。「だと思われる」とか「その点は今後の解明が待たれる」とかの記述だらけで、何が事実なのか全くわかりませんでした。 それから、比喩が不適切でなんでその比喩がここで出てくるのか全く意味不明なものも多々ありました。 ちょっと前に読んだ「進化しすぎた脳」がめちゃくちゃ面白かったので、とても残念です。才能の違いというのはこうも大きいのか・・・と実感した竹蔵でした。 竹蔵

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2010/10/07

プロローグ 擬態とは何か 第1章 だまし・だまされる生きものたち 第2章 だましのテクニック 第3章 紋様をつくりだすしくみ 第4章 擬態するカイコ 第5章 アゲハに見る擬態の不思議 第6章 だまされるものか 第7章 視覚以外の五感でだます 第8章 分子も擬態する エピローグ ...

プロローグ 擬態とは何か 第1章 だまし・だまされる生きものたち 第2章 だましのテクニック 第3章 紋様をつくりだすしくみ 第4章 擬態するカイコ 第5章 アゲハに見る擬態の不思議 第6章 だまされるものか 第7章 視覚以外の五感でだます 第8章 分子も擬態する エピローグ 人間社会におけるだましのテクニック

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2010/06/26

「分子生物学のメスが入りはじめた」現在の研究段階から見た「擬態の情報戦略」を明らかにするために書かれた一冊。擬態といえば当然昆虫が多くのページを埋めることになるが、ここでは「情報交換の陰には必ず擬態あり」というスタンスで、複雑な人間の行動に関する、似せてだます戦略をも紹介している...

「分子生物学のメスが入りはじめた」現在の研究段階から見た「擬態の情報戦略」を明らかにするために書かれた一冊。擬態といえば当然昆虫が多くのページを埋めることになるが、ここでは「情報交換の陰には必ず擬態あり」というスタンスで、複雑な人間の行動に関する、似せてだます戦略をも紹介している。 プロローグ 擬態とは何か 第1章 だまし・だまされる生きものたち 第2章 だましのテクニック/標識型擬態と隠蔽型擬態 第3章 模様をつくりだすしくみ/擬態の分子メカニズム 第4章 擬態するカイコ 第5章 アゲハに見る擬態の不思議 第6章 だまされるものか/擬態を見破る苦労 第7章 視覚以外の五感でだます 第8章 分子も擬態する/相互作用を真似る世界 エピローグ 人間社会におけるだましのテクニック 口絵のカラー写真20数葉にも珍しいものがある。

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2010/06/11

[ 内容 ] 情報を発信するものが、情報を受け取るものを「似せてだます」戦略、擬態。 蘭の花になったカマキリ、ハチの姿に似せたアブ、目玉模様をもったチョウ…自然界には思いもよらない擬態が存在する。 彼らはなぜ「似せてだます」戦略をとったのか? 擬態のメカニズムはどこまで明らかにな...

[ 内容 ] 情報を発信するものが、情報を受け取るものを「似せてだます」戦略、擬態。 蘭の花になったカマキリ、ハチの姿に似せたアブ、目玉模様をもったチョウ…自然界には思いもよらない擬態が存在する。 彼らはなぜ「似せてだます」戦略をとったのか? 擬態のメカニズムはどこまで明らかになっているのか? 「情報交換の陰には擬態あり」をキーワードに、昆虫だけでなく分子の世界、さらには人間界まで縦横に駆け巡る。 擬態をどこまで見破れるか。 [ 目次 ] プロローグ―擬態とは何か 第1章 だまし・だまされる生きものたち 第2章 だましのテクニック―標識型擬態と隠蔽型擬態 第3章 紋様をつくりだすしくみ―擬態の分子メカニズム 第4章 擬態するカイコ 第5章 アゲハに見る擬態の不思議 第6章 だまされるものか―擬態を見破る苦労 第7章 視覚以外の五感でだます 第8章 分子も擬態する―相互作用を真似る世界 エピローグ―人間社会におけるだましのテクニック [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2019/01/06

404の紹介は、ちょっと褒めすぎ http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50937223.html 表紙の可愛いシジミ蝶の挿絵にひかれ、期待しすぎた感がある。 擬態だけをみるのであれば、もっと綺麗な写真集や図鑑がありそう。 ...

404の紹介は、ちょっと褒めすぎ http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50937223.html 表紙の可愛いシジミ蝶の挿絵にひかれ、期待しすぎた感がある。 擬態だけをみるのであれば、もっと綺麗な写真集や図鑑がありそう。 もう少し発生学的に、分子生物学的なわかりやすい説明がほしいのだが、 この分野はまだまだ解明されていない模様。 御殿場で、寸断されながらで、読むのに時間がかかった。 興味深かったのは、 第5章 アゲハ蝶の「尾状突起のつくられ方」がおもしろかった。 人間の指も発生の初期には水かきがあるが、その細胞が死んで溶ける。 それと同じで、蝶の羽の形も後で、その細胞が溶けるという。 この分野の研究というのは、その成果を問われるとつらいだろう。 政府の研究補助金もでないのではなかろうか。 簡単な、動物や昆虫の模様でさえ、遺伝子レベルではわからないことが多いということがわかった

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2009/10/04

専門家なだけに、”擬態”をあれこれ解説紹介していて、興味深い。とりわけ、擬態の型を示しつつ、様々なエピソードを交えているのが読者向きである。

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