青い光が見えたから の商品レビュー
小学生のころに読んだムーミンがきっかけでフィンランドに興味を持つようになった著者。もっと知りたくて16歳の時にフィンランドの高校に留学をします。片言のフィンランド語しか話せない中、留学でしかできない経験を重ねて成長していきます。オーロラが見えるほど寒い北欧の国ですが、暖かい留学の...
小学生のころに読んだムーミンがきっかけでフィンランドに興味を持つようになった著者。もっと知りたくて16歳の時にフィンランドの高校に留学をします。片言のフィンランド語しか話せない中、留学でしかできない経験を重ねて成長していきます。オーロラが見えるほど寒い北欧の国ですが、暖かい留学の物語です。
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この方、私とほとんど同じ年齢なのもあって、自分と重ねて読んでしまいました。 1年目から3年目までの写真、一年ごとに変わっていっている表情にはびっくりしました。
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これまで読んだ中でも上位に入るお気に入り。 筆者の素直な心、鋭敏な感性、考えることを大切にする姿勢。
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ムーミンを産んだ国・フィンランドに憧れ、 中学卒業と同時に単身フィンランドに留学した著者の話。 言葉も文化も違う国への体当たり留学は、 日本では得られない貴重な体験である。 サンタクロース、白夜、オーロラ、ムーミン・・ フィンランドときいていくつか、連想することはある。 日本...
ムーミンを産んだ国・フィンランドに憧れ、 中学卒業と同時に単身フィンランドに留学した著者の話。 言葉も文化も違う国への体当たり留学は、 日本では得られない貴重な体験である。 サンタクロース、白夜、オーロラ、ムーミン・・ フィンランドときいていくつか、連想することはある。 日本は結構、フィンランドとかかわりがある国なのかもしれない。 何より、自分としては、「かもめ食堂」が印象深い。 あの映画にもアニメ好きな青年がでてくるが、 「好きなものは好き」「好きじゃないものは好きじゃない」といったことを はっきり言うイメージ。 それは、この本の友達の言動をみても分かった。 著者に特に親近感が持てたのは、友達とバンドを組んで初めて演奏した曲が 鬼束ちひろの「Rollin'」だったということ。 この曲は鬼束の曲の中で一番好きだ。そんな曲(シングルでもないのに)をチョイスする彼女は“本物”!! 【ココメモポイント】 ・フィンランドの高校は単位制で、生徒はそれぞれ好きな教科やコースを選んで取ることができた P.71 ・消費税も22パーセント P.72 ・芸術家っていうのは、ただ自分ですばらしい絵を描くだけじゃなくて、他の人の作品を本当によく見て、 芸術を解する心をもっているんだよなぁ P.95 ・クリスマスの夜には、みんなが幸せになれるんだ。 きっとそれがクリスマスの魔法なんだ P.109 ・ここで出会った人々の笑顔や言葉は、どれも等身大で本物だ。 いつも本音で語り合い、しっかりと相手の目を見て話をする。 笑顔も言葉も、その場の雰囲気にあわせてとりつくろったものではない。 P.180 ・ムーミンによって私が導かれたフィンランドという国には、ムーミン童話の中の世界に在る 「人間が人間らしく生きるために大切なもの」が実際に、息づいていた。 P.282
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留学記でした 旅行の短期滞在ではわからないフィンランドの四季だとか風習だとか行事について知りたくて読みましたが、違いました。 ホストファミリーとの生活だとか、そういうのを期待してました。 筆者が困難に立ち向かう姿は感動します。 が、トラウマをフィンランドに癒された筆者は、フィ...
留学記でした 旅行の短期滞在ではわからないフィンランドの四季だとか風習だとか行事について知りたくて読みましたが、違いました。 ホストファミリーとの生活だとか、そういうのを期待してました。 筆者が困難に立ち向かう姿は感動します。 が、トラウマをフィンランドに癒された筆者は、フィンランドの人になるんでしょうね。
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できるかできないか、ということを考えて二の足を踏んでいる暇があったら、まず行動してみること。 自分の置かれた状況がきついものであるなら、そこから自分の足で動いてみること。 そしてあきらめなければ道は開けるということを身をもって証明した作者の高橋さんに勇気をもらいました。
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筆者の現地高校留学体験談に焦点を充てられている。 どうして、フィンランドなのか、また筆者の生い立ちから 筆者が体験した中学時代の教育現場についても触れられている。 求めていたものは、フィンランドの教育についてであるが、 自分の求めていたものとは違ったかな。 内容的には面白いの...
筆者の現地高校留学体験談に焦点を充てられている。 どうして、フィンランドなのか、また筆者の生い立ちから 筆者が体験した中学時代の教育現場についても触れられている。 求めていたものは、フィンランドの教育についてであるが、 自分の求めていたものとは違ったかな。 内容的には面白いのかもしれないが、 自分の期待とは異なったため残念だった
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中学卒業後、単身フィンランドの高校に留学した道産子の体験記。 殆どフィンランド語を話せなかった高校1年生が、ついには現地の大学に入学するまでの、心の成長が描かれている。 「人間が人間らしく生きるため」のヒントが織り込まれた、手に取って良かったと思える一冊。
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フィンランドの留学記。 日本との文化の違いがよくわかった。 フィンランドに留学したくなった。 とりあえず飛び込んでみるのも良いと思った。
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2009年面接授業の参考書。その時の先生がフィンランドで本人に会ったらしく、09年で修士課程の院生だったらしい。 中学卒業とともにフィンランドに留学された勇気に脱帽。もちろんそれを許してくれたご両親もすごいのですが、そんな彼女に無償で教育を受けさせてくれるフィンランドって国がすご...
2009年面接授業の参考書。その時の先生がフィンランドで本人に会ったらしく、09年で修士課程の院生だったらしい。 中学卒業とともにフィンランドに留学された勇気に脱帽。もちろんそれを許してくれたご両親もすごいのですが、そんな彼女に無償で教育を受けさせてくれるフィンランドって国がすごい。ちなみに生涯教育なんかも無償だそうです。 あぁ、日本にも国民のことを考えた政府が欲しい。
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