天帝のはしたなき果実 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2007年。第35回。 改定された文庫版を読んだ。宇山さんのメモつき。最後に入れ込んだ人だったんだね。 ここではない日本の話。満州は現在もあるし。特高もあるし。高校生たちの会話はテンポよい。仲良しでいいな。こんな会話しないよな、と思いつつ。 殺人事件と謎解き。一人ひとりが謎をとく。だいたい瑕疵があり終了。まだ続くのかな、と読み進める。最後、犯人らしき人が毒飲んで死ぬ。 後のー真犯人。なんだこれ? 高里椎奈と同じ感じでこのシリーズ読んでみようかなw
Posted by
メフィスト賞受賞者の作品は大好きなのが多いけど! これは酷かった… 衒学的分章というのがあわないからなのか、文体を意味もなく飾りすぎてて、文意が全く掴めない… 私が馬鹿なの?ってなるぐらい、作者の頭の良さなのか知識の豊富さなのかを強制的に見せつけられた。 その上、なんなん、このS...
メフィスト賞受賞者の作品は大好きなのが多いけど! これは酷かった… 衒学的分章というのがあわないからなのか、文体を意味もなく飾りすぎてて、文意が全く掴めない… 私が馬鹿なの?ってなるぐらい、作者の頭の良さなのか知識の豊富さなのかを強制的に見せつけられた。 その上、なんなん、このSFチックな終わりは! 論理的とはかけ離れてない!? それとも、駄文を読み飛ばしたからいけないの? でも、暗号的なのはある程度知識があればわかりやすかった。回答出る前にわかったし。 この本、無駄に長くて、時間の無駄だった… 評価良い人に解説してほしい…
Posted by
図書館で。 メフィスト賞受賞作だか受賞作家だかのキーワードで引っかかって来たので借りてみたのですが…自分には合わなかった。一々、単語をドイツ語だかフランス語だかロシア語に直すのがうっとおしくてその辺りでダウン。 グローバルなイメージをインスパイアさせるためのエクスペリメンタルな...
図書館で。 メフィスト賞受賞作だか受賞作家だかのキーワードで引っかかって来たので借りてみたのですが…自分には合わなかった。一々、単語をドイツ語だかフランス語だかロシア語に直すのがうっとおしくてその辺りでダウン。 グローバルなイメージをインスパイアさせるためのエクスペリメンタルなセンンテンスをフューチャーしてみました…みたいな単語だけ外国語をちりばめたしゃべり方する人居るけどだったら日本語じゃ無くて外国語でちゃんとしゃべれよと言いたい。後人物イメージが固まらないうちに大人数が登場すると名前と個性が一致出来ないという…ね…。まあ自分が人を覚えるのが苦手ってのが読書にも出てるからかもしれませんが。それにしても高校生っぽくないというか漫画みたいなキャラが多いなぁという印象でした。 それにしても選考委員とかになったら自分と合わない文章も、興味を持てない作品もとりあえず一通り目を通さなきゃいけないんだろうから選考委員って大変なお役目だなぁ、なんて事を思いました。
Posted by
独特のルビ振り、衒学的なネタ満載とメフィスト賞受賞作らしい評価が真っ二つに分かれそうな内容。有栖川有栖ネタ以外はほぼ分からず。途中からルビもネタも適当に流して読むと読みやすかったけど、それが正しい読み方なのかどうか。。伏線もちょっと分かりやすかったかな。それでもアンサンブルメンバ...
独特のルビ振り、衒学的なネタ満載とメフィスト賞受賞作らしい評価が真っ二つに分かれそうな内容。有栖川有栖ネタ以外はほぼ分からず。途中からルビもネタも適当に流して読むと読みやすかったけど、それが正しい読み方なのかどうか。。伏線もちょっと分かりやすかったかな。それでもアンサンブルメンバー&瀬尾の掛け合いや推理合戦、その後のぶっ飛んだ展開と結構楽しめた。
Posted by
文体が合わないのか、いまいちのめり込む事ができず、情報が上滑りした感じのまま読了。 しっかりと、向き合って読めばまた違う感想になるかも知れないが、細かい時間で切れ切れに読んだので、いまいち残るものがなかった。
Posted by
面白くなかった……とは決して言わないが、うーんうーん。 全編にわたっていわゆる衒学趣味で、読むの大変だったし、壮大なトンデモなんだけど、それほどカタルシスもなかったんだよねえ。 なんとゆーか、どえりゃ~スケールの大きな中二病というか……。 続きも読むかどうかは、図書館で立ち読みし...
面白くなかった……とは決して言わないが、うーんうーん。 全編にわたっていわゆる衒学趣味で、読むの大変だったし、壮大なトンデモなんだけど、それほどカタルシスもなかったんだよねえ。 なんとゆーか、どえりゃ~スケールの大きな中二病というか……。 続きも読むかどうかは、図書館で立ち読みして決めよっかな……。
Posted by
最初は面倒だと思ったのに魅入られてしまってもうこの世界観からしばらく抜け出せなかった。上手いこと書けないけどとにかく好き、すごい。わけがわからないしミステリなのか?でももうなんでもいいくらいは好き。
Posted by
よ、読みにくっ…。何度か投げ出しそうになるほどの過剰なルビが満載で、正直途中からルビは読まずに日本語だけを追うことにしました。それでもなかなか進まずに、もうやめようかなと思うことも数度。諦めずに最後まで読み通したのは、最後にものすごいカタルシスを得られるんじゃないかという期待ゆ...
よ、読みにくっ…。何度か投げ出しそうになるほどの過剰なルビが満載で、正直途中からルビは読まずに日本語だけを追うことにしました。それでもなかなか進まずに、もうやめようかなと思うことも数度。諦めずに最後まで読み通したのは、最後にものすごいカタルシスを得られるんじゃないかという期待ゆえです。 結果として、何だこれ、が正直な感想。途中の推理合戦は面白かったんだけどな~。思わぬ結末へ進んだのは、本当に予想外でしたが、とにかく、何だこれ。途中から作品が変わってしまったかのような違和感すら感じました。 あと、作中の登場人物たち誰とも友達になりたくないな~なんて思ってしまったのが残念。
Posted by
名門・頸草館高校の吹奏楽部員達が連続殺人事件に巻き込まれていく青春SFミステリー。 90年代初頭の日本が舞台ですが、今とは違う歴史をたどった日本です。 読みにくいという噂を聞いていたので覚悟して読んだせいか、思ったほどとっつきにくくはなかったです。 が、ルビの多さにはまず立ち止...
名門・頸草館高校の吹奏楽部員達が連続殺人事件に巻き込まれていく青春SFミステリー。 90年代初頭の日本が舞台ですが、今とは違う歴史をたどった日本です。 読みにくいという噂を聞いていたので覚悟して読んだせいか、思ったほどとっつきにくくはなかったです。 が、ルビの多さにはまず立ち止まってしまいました。登場人物たちの知的レベルが高いらしいので、フランス語、ドイツ語、ロシア語等のルビが入り乱れており、会話の単語も個性的。世界史、日本史、古典にも深く触れられており、いちいち真剣に取り組んでいたら読み終えないのでさらっと読み流してしまいました。 世界観や登場人物たちに対しての説明がないまま話が進むのにも混乱します。登場人物たちのフルネーム、担当楽器が分かりづらかったですし、そのくせ余計な情報が多すぎて取捨選択が大変。 しかし慣れてしまえば読みにくくはありません。会話文が多いですし、単語は難解ですが内容はそんなに難しいことは言っていません。 登場人物たちを把握出来たあたりからはどんどん読めました。 あとはこれらの特徴が気に入るかどうかだと思うのですが、こうした独特の無駄で過剰な文体や会話は、それ自体でこの作品の世界観を表わしているように思います。 詳しい説明や登場人物表で理解するのではなく、飾りとして感性や雰囲気で理解するものなのかも。 いろんなものを無視して情熱を全て注ぎ込みました、というエネルギーを感じます。 事件の方は首切り死体、血塗れピエロ、謎の建築物、暗号、紛失した資料、とこちらも過剰なまでにアイテムがわんさかと出てきます。 果たして最後にきちんと収束できるのかと心配になるくらいです。 最後の展開は好きではありません。 一体何が起こったの?と思いながら読んでしまった感じです。 その前にあった部員同士の推理合戦が素晴らしかっただけに、最後でファンタジーの世界に放り込まれた感じがしました。そこにいたるまでの伏線があったと言われればそうなのですが、唐突な感じが否めません。 終盤での主人公や周囲の心情も理解し難いです。 この小説内では組織や能力が登場しない大会でのあの推理合戦だけが異質なのかも。ここだけちょっと本筋から外れている印象を受けました。 ただ、かれらの友情が最初から最後まで事件と密接に関わりながら描かれているのは良かったです。 吹奏楽部の大会にかける思いと演奏場面も良い。 そして、主人公が事件の捜査をする時の奥平への思い、終盤での犯人へのセリフにはホロリときました。 有栖川有栖の小ネタにはニヤリ。 独特の世界観と読みにくさを、嫌悪するか味があると思うかはその人次第でしょう。評価はなるべく客観的につけたいので☆2と思いつつ、とても楽しく読んだ自分を優先して☆4。ピエロ登場時と推理合戦の場面にはワクワクしたので。
Posted by
何かを乗り越えたら止まらなくなる。 帯の言葉は故・宇山氏のものだと思う。『めくるめく知の饗宴、物狂おしいまでの超絶技巧。』確かにこれは虚無系、と言い切りたいが、残念ながら虚無をほとんど覚えていないのでなんとも。ただ一つ言えることは虚無よりは読みやすいし、理解もしやすい。 文...
何かを乗り越えたら止まらなくなる。 帯の言葉は故・宇山氏のものだと思う。『めくるめく知の饗宴、物狂おしいまでの超絶技巧。』確かにこれは虚無系、と言い切りたいが、残念ながら虚無をほとんど覚えていないのでなんとも。ただ一つ言えることは虚無よりは読みやすいし、理解もしやすい。 文章にくせがあるというより、ルビの振ってある部分が多くて。主人公がフランス語が出来る設定だから、日本語にフランス語読みのルビが振ってあったり、他にもドイツ語、英語読みでのルビが振ってあったり。物語の内容以前に、文章でここまで強い世界を作り上げることが出来る筆力に舌を巻いた。これは素晴らしい。個人的に影響を受ける文章の強さレベルで行けば、森博嗣、京極夏彦、西尾維新に並ぶ。漢字の多さで行けば京極と並ぶけど、京極がかくかくした世界なら、古野はとろりとしてる。 だからこそ逆に受け付けない人は全然だめそう。高柳は主人公と主人公を好きな(あるいは主人公が好きな)女の子とのピロウトーク、寝物語あたりで吹っ切れた。そこからはほぼ一気読み。 歴史、文学、音楽に造詣が深かったらより楽しめたのかな、と思う。登場人物たちのやり取りがそれに関することが多かったから。哲学系だったらな、多少は分かったのに。 本格青春幻想科学劇。作りだされた美しき謎。読者への挑戦も入ってはいました。先を読みたかったから考えてないけど。挑戦で提示された謎に対する伏線はいくつも張ってあったんだねぇ、文章の美しさに目を取られてほとんど読み飛ばしてたわ。正直、「空気清浄機の色とかそれが壊れていた」とか、全然読んでなかった。 読者への挑戦に対する回答は何となく理解できたけど、そこから先。「劇場よりその2」以降、どうも先行きが怪しくなったので微妙に斜め読みしてしまいました。蘊蓄、説明が多いとどうも駄目だなぁ。トリックの説明ならまだ読むんだけど。いや、なんていうか、「本格と幻想とSFが奇跡のように融合」って帯に書いてあって、SF、どこに絡んでくるんだろうとは思っていたんだけど。そういう方向のオチかぁ、と。まあそのオチに関することも含め、伏線は至る所にある。読み終わって考えてみれば、あれも伏線、これも伏線、実はあの会話も、とぽろぽろ出てきてびっくりした。 で、謎解き部分を斜め読みしてしまったので、どこかに書いてあったかもしれませんが、結局「切間を殺した」理由っていうのは何だったんでしょう。単純に「犯人としてでっち上げた」だけってことかしらん。だとしても「主人公が協力する意味」が分からん。 巻末の参考文献リスト、「漢字に強くなる難読漢字辞典」「辞書にない「あて字」の辞典」「芝居名せりふ集」あたりが気になりました。読んでみたいな。 11.02.17
Posted by
