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『るろうに剣心』の秘密(2) の商品レビュー

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連載が終わった今だか…

連載が終わった今だからこそ読みましょう。本気でむなしくなりますよ。

文庫OFF

2023/09/07

第二弾が出版されたということは一冊目が売れたのでしょう。第一弾は単行本七巻の終わりくらいまで(神谷道場での斎藤一との死闘あたりまで)を扱っていますが、本書では12巻あたりまで(志々雄編が始まるが最終決着までは至っていないあたり)です。 執筆者は前作同様「K・宮崎」氏で、やたらと...

第二弾が出版されたということは一冊目が売れたのでしょう。第一弾は単行本七巻の終わりくらいまで(神谷道場での斎藤一との死闘あたりまで)を扱っていますが、本書では12巻あたりまで(志々雄編が始まるが最終決着までは至っていないあたり)です。 執筆者は前作同様「K・宮崎」氏で、やたらと「・・・」を多用する独特の文体も同じです。「るろ剣」読者が感じるであろう様々な疑問・謎、キャラの心理分析、これからの展開予想、カルトクイズ30問といった構成も同じですね。それにしても本編から良くネタを探し出してくるものだと感心します。分析の方は、まあアレなんですが・・・著者によると「適当なつっこみを入れながら、そして微笑を浮かべながら本書を読んでもらえれば幸いである」と書いていますので、構えずに楽しんで読めばOKという本なのでしょう。なお本書の親本は1996年の発刊ですが、2006年に新版になりました。「るろ剣」連載終了から随分たっての新版の発行。いまだに本書が売れてるということでしょうか。

Posted byブクログ