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「悩み」の正体 の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2022/07/02

悩み相談!というよりは、精神科医である作者の精神科患者の症例?(相談例)みたいな感じだった。私が1番共感出来たのは、『自分に自信が無い』人の自信が無いのは自分のせいではなく、その人をとりまく環境が悪いのだということだ。私もよく悲観的になって、自信を失ってしまう事が多いですが、その...

悩み相談!というよりは、精神科医である作者の精神科患者の症例?(相談例)みたいな感じだった。私が1番共感出来たのは、『自分に自信が無い』人の自信が無いのは自分のせいではなく、その人をとりまく環境が悪いのだということだ。私もよく悲観的になって、自信を失ってしまう事が多いですが、その原因は何なのか改めて考えてみたい。

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2014/11/19

やりがいや自分らしさとは、その人が今置かれている状況によって大きく変わるもの。 この部分にはとても共感した。 自分を含め、今の若年層はネットを使って多くの人に関心を持ってもらえる機会が増えた。 だからこそ、就職してコツコツ仕事を覚えて一人前になるまでの努力が無駄のように思えて仕方...

やりがいや自分らしさとは、その人が今置かれている状況によって大きく変わるもの。 この部分にはとても共感した。 自分を含め、今の若年層はネットを使って多くの人に関心を持ってもらえる機会が増えた。 だからこそ、就職してコツコツ仕事を覚えて一人前になるまでの努力が無駄のように思えて仕方がないのかもしれない。 やりがいなんてものはあまり考えず、まずはがむしゃらになることが大切だと感じました。

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2014/08/12

本の紹介より 競争が煽られ、効率性が求められる一方で、「場の空気」を読むことも要求される。心の余裕がどこか失われた現代社会の中で、人々の抱える「悩み」の中身も変わってきている。現代人の悩みの背景を丁寧に解きほぐし、どう向き合うかを考察する。 人の心のありようと社会の在り方は...

本の紹介より 競争が煽られ、効率性が求められる一方で、「場の空気」を読むことも要求される。心の余裕がどこか失われた現代社会の中で、人々の抱える「悩み」の中身も変わってきている。現代人の悩みの背景を丁寧に解きほぐし、どう向き合うかを考察する。 人の心のありようと社会の在り方は、確かに密接に関係していると思います。「新型うつ」などの解説してきた香山さんが、過去では個人の悩みの対象とならなかった関係性も今は重大な悩みへと変化している事象を捕 え、現代の「悩み」の正体を解きほぐしています。   読み進めながら自分自身を振り返ると、同じような局面で解けない重石を背負っていたことにも気づかされます。

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2013/07/08

ちょうど深い悩みを抱えているときに読んだので、色々共感できる部分や気づきを得る部分もありました。 ただ、他人に勧められるか?といえば、そこまで自分を魅了しなかったのも事実です。 ちょっと悩んでいるとき、悩みを解消しつつある時に読むと気持がちょっと落ち着くと思います。

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2013/05/29

悩んでない人なんていなくて、それに大きい小さいなんてなくて、主観が全てになりがちで。自分が欲しい言葉しか受け付けない、そうじゃなくて、他人からの客観的な例え都合の悪い言葉だとしても受け入れなくてはな、と思った。

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2013/04/20

現在の悩みは、昔だったら悩みにならないものだったのではないか?その悩みは、本人の責任ではなく、社会の構造、社会の問題のために悩みになっているのではないか?というのがこの本の語るところ。 複数の章に分かれて書かれているので、読みやすい。 その中で、「忙しく働いていないと不安だ」の...

現在の悩みは、昔だったら悩みにならないものだったのではないか?その悩みは、本人の責任ではなく、社会の構造、社会の問題のために悩みになっているのではないか?というのがこの本の語るところ。 複数の章に分かれて書かれているので、読みやすい。 その中で、「忙しく働いていないと不安だ」の章が、自分を見ているようでヒヤヒヤした。 また、女性の結婚、出産のくだりは、実際に会社で見かける事柄であり、この本を著者が書いた時(2007年)と、まったく進展していないな。。と、思わずにいられなかった。 読みやすさからいったら、星三つ以上なのだが、私の読み方が悪かったのか?解決策らしきものを得ることがあまりなく、症例を扱ったものという印象があったので、二つにした。

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2012/10/25

この本は星二つだけど、私は香山リカは好きである。軽そうなこと言ってるように見えて、とてもまともなことを言ってるので。偉そうなところもないし、昔(たぶん20年くらい前)北海道新聞で悩み相談の連載をしていたときと同じような雰囲気である。毎回楽しみに読んでたけど、いつのまにやら中央で大...

この本は星二つだけど、私は香山リカは好きである。軽そうなこと言ってるように見えて、とてもまともなことを言ってるので。偉そうなところもないし、昔(たぶん20年くらい前)北海道新聞で悩み相談の連載をしていたときと同じような雰囲気である。毎回楽しみに読んでたけど、いつのまにやら中央で大活躍!本もたくさん書いているのに、いつまでも頼れるお姉さんのよう。 この本は、わかりやすく、現代の日々の悩みをちょっと軽くするようなヒントがいろいろあって、軽く読むにはいいんじゃないかと思う。とりあえず、スピリチュアル癒し系、ポジティブシンキング系の本を読むよりはマシか。家にあったス江原なんとかさんのスピリチュアル系の本ピリチュアル系の本も読んでみたが、いまいちしっくりこなかった。 しかし、悩みってあるのが普通っていう、こんな当たり前のことが現代では当たり前に考えられないのか!と軽くショックだった。子育てなんてしてると悩みだらけでどうしていいかわかんなくなるけど・・・その悩みの一部は、もしかして「子育てってすばらしい」っていう先入観のせいかもしれないし、外的な環境にもよるし、一概に「全部自分が悪いんだ」ともいえないもんだな。と本を読んで思った。もう、私なんてかなり子供のせいにしてるけどさ・・・

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2012/07/09

時代が変わって、昔だったら悩みじゃなかったことも悩みになったんだよという本。現代人の悩みを通して、社会病理を紐解くとでも言えばいいんでしょうかね。 香山氏安定のエッセイ。 私が共感できたのは、真面目に生きてきたのに・・・ってやつとか、結婚とか出産のくだり。やっぱり女性ならではの...

時代が変わって、昔だったら悩みじゃなかったことも悩みになったんだよという本。現代人の悩みを通して、社会病理を紐解くとでも言えばいいんでしょうかね。 香山氏安定のエッセイ。 私が共感できたのは、真面目に生きてきたのに・・・ってやつとか、結婚とか出産のくだり。やっぱり女性ならではの悩みってのはありますねー。 こういうのを読んでいると、本当に生きづらい世の中だと悲観的になりますw かといってこれと言った解決策も提示されてるわけじゃありませんし(社会がこうなるといいなぁという理想は述べられていたと思いますが)。 もう今手元に本がないのでどんな内容だったかいまいち思い出せないですが・・・wそんなに記憶には残らない本だったってことでしょうかw

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2012/06/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

忙しく働いていないと不安だという章ではかなり自分と重なる点があり、生き急ぎすぎているな。休む大切さをまた忘れていたと反省しました。 またP54のこれぞ生きがいという究極の答えなどないという。一文は覚えておきたいと思います。なぜなら常に満足できない人間になる危険性とはまさにこの生きがいの追及のためだからです。 また、老いたくないきれいでいたいの章では、過ぎた他者意識の行く末は自分の体さえも所有物化するという意見にも頷かせられました。

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2011/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 「嫌われるのがこわい」「働いても生活できない」「まじめに生きてきたのに」…。 競争が煽られ、効率性が求められる一方で、「場の空気」を読むことも要求される。 心の余裕がどこか失われた現代社会の中で、人々の抱える「悩み」の中身も変わってきている。 現代人の「悩み」の背景を丁寧に解きほぐし、どう向き合うかを考察する。 [ 目次 ] 1 嫌われるのがこわい―人間関係編 2 無駄が許せない―仕事・経済編 3 このままで幸せなのだろうか―恋愛・結婚・子育て編 4 老いたくない、きれいでいたい―身体・健康編 5 いつも不安が消えない―こころ編 6 まじめに生きてきたのに―社会・人生編 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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