としょかんライオン の商品レビュー

ミシェル・ヌードセン(著者),福本友美子(訳者),ケビン・ホークス

2009/10/04

ラジオで紹介されていて借りてきた本。やさしいタッチの絵で、描かれるものがたり。きまりを守ること、友だちをたいせつにすること。ときに、きまりを破らなくちゃならないときもあるのです。

2009/10/04

ある日、としょかんにライオンがはいってきました。
何よりも規則を大事とする図書館長のメリウェザーさんは、規則を守るならと、ライオンが、図書館にいることを許します。ライオンは、お話の時間が好きで、いつも子供たちと一緒に、お話を聞いています。そのうち、ライオンは、メリウェザーさんの手伝いや、図書館員の手伝いを始めます。すっかり、図書館の人気者になったライオン。そんな時、事件が起きます。
規則にがんじがらめの大人。でも、本当に大切なことは・・・・。
子どもだけでなく、大人もじーんとしてしまう１冊です。

2009/10/04

図書館にライオンがふらりとやってきて、館長の手伝いをしたり、お話の時間に子どもたちのクッションがわりになったり。私もライオンにゆったりともたれかかって本が読みたいな･･･。

2009/10/07

とってもやさしいお話。
図書館にこんなライオンがいたらとても楽しそう。
私も図書館大好きなので、作者が図書館はほかとちがった不思議な場所という気持ちがとてもよくわかります。

2009/10/04

図書館にライオンが遊びに来たらどうしよう。

答え。
規則に「図書館にライオンが来てはいけない」と、書いていないから放っておく。

らしいです（笑い

ライオンはおとなしく、読み聞かせの時間が好きでした。
一度だけ、読み聞かせの後に

「ガオーーーー」
と、叫んでしまって、怒られます。

「今度吠えたら、追い出すよ」
そういうと以来、吠えなくなりました。

いつしか、ライオンは図書館の人気者。
館長さんもお気に入り。

そんなある日、館長さんがハシゴから転落してしまいます。
館長さんの危機を知らせようと、司書さんの前で

「ガオーーーー」
吠えちゃいました。

「規則を破った！」
そう叫びながら、司書さんは館長にそのことを告げに探しに行きます。

ライオンは図書館を去りました。
それ以来図書館は静かになりました。
みんながみんな、元気がなくなり、館長さんはため息ばかり。

ある雨の日。
閉館している図書館の前にライオンがいました。

「規則が変わったんですよ。知っていますか？」
司書さんはライオンに問いかけます。
「図書館で吠えてはいけません。ただし、危険を知らせるときは別です」
と。

明くる日、図書館にはライオンがいました。
とても楽しそうです。

2009/10/04

ライオンは絵本ではコワイキャラになりがちですが、この絵本のは心優しいライオン。
こんなライオンが図書館にいたらいいのにな。ルールを守ることを考えさせてくれますね。
優しい気持ちになる本です。

2009/10/04

としょかんにライオンがやってきたらどうしますか？？ここに勤めるメリーウェザーさんは「としょかんのきまりをまもっていればそのままでいい」と追い出そうとはしませんでした。でも一度だけライオンはきまりを破ってしまいます。どうしてかというと･･･。こんなライオンが図書館に来たら大歓迎だな、そしてメリーウェザーさんみたいな司書でいたいなと思いました。とてもやさしいお話です。

2009/10/04

世の中の決まりはいつも決まりってわけではないってことを思い出させてくれる。

自分の判断で決めることが大切なんだな。

2009/10/04

“勇気”とは果敢に挑んでいくだけではないのです。それを何気にですが教えてくれる本です。
絵も優しくてステキです。

2009/10/04

ある日としょかんにライオンがやってきました。最初はびっくりしていたみんなにも受け入れられた頃、ある事件をきっかけにライオンは姿を消してしまいます。そして...
こんなライオンのいるステキな図書館、あったらいいな。