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決定版 菜根譚 の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2017/12/06
  • ネタバレ

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以前読んだ菜根譚(今井宇三郎著)より読みやすい。原文が紹介され、その次に和訳、そして解釈へと続く。古典なので、解釈より原文が重要ではあるが、現代の風潮との照らし合わせは自分への戒めとして受け取れる。それにしても、以前の本より耳が痛い。書がすぐれているのか、それとも自分が退化しているのか…。

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2017/06/27

評判倒れ。書いてあることはありきたりすぎて、読む価値はない。ただし私は齢50を迎えようとしている人間なので、そのように感じるだけかも知れない。人生経験がない若い頃に読んでいたらもっと違う感想になったとも思うが、いずれにしても今の私は何も感銘を受けることがなかった。特に守屋氏が一つ...

評判倒れ。書いてあることはありきたりすぎて、読む価値はない。ただし私は齢50を迎えようとしている人間なので、そのように感じるだけかも知れない。人生経験がない若い頃に読んでいたらもっと違う感想になったとも思うが、いずれにしても今の私は何も感銘を受けることがなかった。特に守屋氏が一つ一つの文章につけているコメントがあまりに陳腐。少なくともコメントは読む価値なし。

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2013/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

花は半開を看・・・昨 日(3/24)はVital Japan哲学読書会で菜根譚をやりました。 菜根譚は自分を見つめなおすためにある本ではないかと思う。 儒教、仏教(特に禅)、道教(老荘思想)を究めた洪自誠ならではの オムニバスといったところか。 儒教の箇所からは人徳について書かれているのが、印象深い。 徳は事業の基(もとい)なり(前集157)。人の過誤は宜しく恕すべきも、 しかも己にありては即ち恕すべからず(前集166)。 そして前集84には中庸について述べられている。 洪自誠は例えば会社で成功するよりも、 高い人格を持ち合わせるほうがよいと述べている。 高い人格を持っていれば、仮にしくじった時に周りは手を差し伸べる。 高い人格を持ち合わせるということが、僕の最重要課題なのだが、 まだまだこういう境地にいられない自分がもどかしい。 仏教の箇所からは特に禅について書いている。 心が落ちついていれば、外の騒音は気にならない(後集51)。 離れるべきは執着である(後集36)。 夜深く静かなるとき、独り坐して心(しん)を観ぜば、 始めて妄(もう)窮まりて、真独り露(あらわ)なるを覚る(前集9) 禅の教えは僕も取り入れたいと思っており、2月に円覚寺に座禅を体験しにいった。 それからはなかなか家では禅をすることができずにいてもどかしい思いをしている。 僕にはやたらと煩悩というか、小さいことに紛らわされて集中できずにいる。 禅を日常生活に取り入れて、心を強くしたい。 道教の箇所は、超越したというのがふさわしいか。 無用の用について説いたり(後集2)、 無字の書を読み、無絃の琴を弾く(後集8)、知足(後集20)などが面白い。 老荘思想は「胡蝶の夢」にあるように、理想を追求するというか 俗世間との隔離にある世界と現世が同じようになることを追求する。 そして今を満足するといったところか。 菜根譚は多くの著名人の座右の書とあって、大変奥が深い。 また中国でよりも日本人によく受けいられている。 江戸時代には庶民にまでこの考えがわたっていたようだ。 ITが急速に発展して、世の中は便利になったけれども なんかギクシャクする事が以前に比べて多くなっていないだろうか。 そんな時に自分の軸を持っていればいいが、普通は持っていない。 だから先人の教えを愚直にこなすしかないのだろう。 すごく一般すぎて、なるほどと感じる箇所が多いのだが 同時にすぐに忘れてしまう。繰り返し繰り返し読み進めていき、 自分のものに出来たときが本当に読了したという日になるだろう。 それまでは何度も読み返すことにします。

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2012/04/29

400年くらい前に洪自誠が記した処世術的な書物。仏教・儒教・道教の考えを取り混ぜながら君子の生きる方法を説く。全体的には「世の中は所詮馬鹿ばかりだから、あまり馬鹿に関わらず、関わらないようにしよう」という趣旨。

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2011/10/09

TOPPOINT 2011年4月号より。 著者は守屋洋氏。 全文を書き下し文、日本語訳、解説。 生きるヒント。

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2011/10/07

人に指摘されると頭にきてしまうようなことも、すんなり受け入れられる。素直に胸に収められる。 辞書のようにパラパラと読んでいくだけで楽しい。

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2011/01/20

仏教儒教道教の思想を混ぜ合わせた内容。 400以上の格言から人生の処世術を示したものであるが、当方まだ20代で人生経験に乏しいため、あまり心に響かなかった。 おそらく10年ごとに読み返せば味も出てくるのだろうが、今の私には時期が早すぎた書籍であった。

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2010/08/19

「逆耳仏心(ぎゃくじふっしん)」 →耳が痛い忠告や諌言にこそ、払いのけずに対応すること 【佐藤義雄氏(住友生命保険社長)の推薦】←プレジデント2010/8/10より

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2009/10/07

各界の第一人者と呼ばれる人たちも愛読しているという 「普段の生活での心がけ」を書いた 儒教+仏教の思想本。 難しい言葉は使われず、わかりやすく解説・訳がついているので、 「とっつきにくいんじゃ…」という方にもお勧め^^

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2011/07/20

2008年か、いらつきをみせたとき、fujita氏よりプレジデント2010/08/30号、佐藤義雄・住友生命保険社長

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