戦国武将の謎 の商品レビュー
教科書ではわからない戦国時代の裏のウラ 群雄たちにまつわる謎のベールを剥ぐ。 本能寺の変で信長を殺したのは明智光秀ではなかった。 家康が正妻と嫡男を暗殺した理由とは。 平成18年の発行。本書は平成5年、にちぶん文庫「戦国時代の謎と怪異」を再編集したものである。 wik...
教科書ではわからない戦国時代の裏のウラ 群雄たちにまつわる謎のベールを剥ぐ。 本能寺の変で信長を殺したのは明智光秀ではなかった。 家康が正妻と嫡男を暗殺した理由とは。 平成18年の発行。本書は平成5年、にちぶん文庫「戦国時代の謎と怪異」を再編集したものである。 wikiによると、桑田忠親氏は、昭和62年に亡くなられている。 1977年(昭和52年)に発行された、新書の「戦国時代の謎と怪異」が平成18年に文庫化され、平成18年に改題再編集のうえ発行されたもののようであるが、著者のプロフィールには、没年が明記されておらず、昭和52年の元本にも触れられていない。私は、本書の内容が古びている事を知ったうえで買ったが、重要情報を記載しない出版社の姿勢を疑ってしまう。 本書の内容は、それなりに古びているが、著名な歴史学者の桑田氏がどのような考えを述べているのか知ることは有意義であると考える。また、戦国時代の謎について、いくつかの説を取り上げているが、先人たちがどのような説を唱えていたか、知ることが出来て楽しい。 例えば、斎藤道三の生国の謎がある。近年の定説では、道三の下剋上は、親子二代で行われたとされているが、著者は早くもこの説を取り上げている。(自分が子供の頃は、一代で油売りから国主に成りあがったというのが通説であった。昭和51年に六角承禎条目発見に伴う新説が唱えられたようなので、新説が定説となるまでに相当な年月がかかったことになる。いや、戦国史に興味のない人々は未だに、知らないかもしれないですね) 複数の説を並べるだけで、謎によっては、著者なりきの答えのないものもあるのが不満であるが、なかなか面白い。信長殺しの犯人は「ポルトガル人が京都の南蛮時から放ったマヅルカ砲の弾丸だった」という珍説が載っている。(ある作家と名前は伏せられているが、八切止夫氏の事であろう) 著者がその説を支持している訳ではないので、表紙カバーにある「本能寺の変で信長を殺したのは明智光秀ではなかった」という文句は、東スポ並みのあおり文句であろう。
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