復讐はお好き? の商品レビュー
噂にたがわずおもしろかったけど、でも、これミステリ?? すごくヘンな人たちがわんさとでてきて、ありえないような展開でどんどん進んでいくエンターテイメント。ロマンスものっぽい感じもあるのでは。ちょっとイヴァノヴィッチに似ている気もしなくもない。もっともっと奇妙キテレツでグロテスクな...
噂にたがわずおもしろかったけど、でも、これミステリ?? すごくヘンな人たちがわんさとでてきて、ありえないような展開でどんどん進んでいくエンターテイメント。ロマンスものっぽい感じもあるのでは。ちょっとイヴァノヴィッチに似ている気もしなくもない。もっともっと奇妙キテレツでグロテスクなのかと覚悟していたので、思っていたよりまともな感じがした。タフな主人公の女性に好感がもてるところがよかったのかも。あと、ヘンな人たちのひとり?まるで猿人のトゥールと病院で出会うおばあさんのくだりがよくて涙。こういう「いい場面」もあるとは思わなかった。(いったいカール・ハイアセンの作品をなんだと?)映画や音楽や本のタイトルが出てくるところもうれしい。(「グッド・フェローズ」、元マフィア映画好きとしては見ているはずだが記憶にないな)。カール・ハイアセンのほかの作品もいろいろ読んでみたい。
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久しぶりの外国のミステリー小説 主人公の女性が新婚旅行の船の上から足をつかまれて海の投げ込まれる。 幸運にも生還できると、なぜ夫が自分を殺そうとしたのかを探し出す。 やがて、夫の仕事に不可解な事実が見えてくる。 そして、助けてくれた男性との間に恋も芽生えてくる
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2004年の作品、2007年発行。 ハイアセンの長編小説11作目。 アメリカでは犯罪小説界のマーク・トゥエインと言われているベストセラー作家。 強烈なキャラが登場し、にぎやかで面白おかしく痛快な作風。 初めて読んだ「幸運は誰に?」は1997年の第七作だったようです。 ヒロインのジ...
2004年の作品、2007年発行。 ハイアセンの長編小説11作目。 アメリカでは犯罪小説界のマーク・トゥエインと言われているベストセラー作家。 強烈なキャラが登場し、にぎやかで面白おかしく痛快な作風。 初めて読んだ「幸運は誰に?」は1997年の第七作だったようです。 ヒロインのジョーイは、夫のチャズと共に豪華客船の旅に出ていたが、船縁から突き落とされてしまう。 かって水泳選手だったジョーイは生き延び、命を助けてくれた島で一人暮らしのミックと共に、ろくでなしの夫に復讐を企む。 ジョーイは資産家だが夫に遺産は渡らないので、まず動機がわからない。 夫のろくでなしぶりには笑うしかないです。 悪役下っ端のトゥーイと老女の関わりが意外に切ない。
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このミステリーがすごい!!!に選ばれたわりには、探すのに苦労しました・・・。 今一押しの作家さん。 でも、集めるのが大変・・・・。
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結婚記念日に夫に殺されかけた主人公が、自分は死んだと思わせて、旦那に復讐をしていく話。旦那が底抜けに嫌な野郎なんだけどかなりのお馬鹿さんなので、容赦ない意地悪復讐が爽快だったり。軽く、楽しく読めます。
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結婚記念旅行の最中に夫に船から夜の海に突き落とされた妻は、命の恩人の手を借りて復讐を始める。 ミステリ要素は少ない。サスペンスでもないよなぁ。強いて言えばエンターテイメントか。 筋の弱さを個性的なキャラクターで補っている感じ。 復讐といってもたいしたことはしていないし、どうせな...
結婚記念旅行の最中に夫に船から夜の海に突き落とされた妻は、命の恩人の手を借りて復讐を始める。 ミステリ要素は少ない。サスペンスでもないよなぁ。強いて言えばエンターテイメントか。 筋の弱さを個性的なキャラクターで補っている感じ。 復讐といってもたいしたことはしていないし、どうせならもっと派手な復讐劇であった方が読んでいてスカッとしたんじゃないかと思う。 あるいはもっと話を練って、夫が転落していくさまをねっちり描いて怖がらせるとか。結局どちら付かずで中途半端。 それでも地の文章が巧いので一気に読める(これは訳者の巧さ?)。 読んだあとに、あれ?って思う様な、そんな一冊。 深く考えずに本を読みたいときにお勧め。
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結婚記念日に豪華客船クルーズを楽しむジョーイとチャド。ところが、これはチャドの計画で、ジョーイは冷たい夜の海に突き落とされてしまう。命からがら泳いで逃げる彼女を助ける元捜査官のミック。どうして自分を殺そうとしたのか、ジョーイには全くわからず、「あの男絶対許さない!」と、死んだこと...
結婚記念日に豪華客船クルーズを楽しむジョーイとチャド。ところが、これはチャドの計画で、ジョーイは冷たい夜の海に突き落とされてしまう。命からがら泳いで逃げる彼女を助ける元捜査官のミック。どうして自分を殺そうとしたのか、ジョーイには全くわからず、「あの男絶対許さない!」と、死んだことのままにして意地悪な復讐が始まる。 久しぶりに外国もの、読みました。と、いうのも朝のJ−WAVEで「面白いよ〜」と紹介されていたのです。 う〜ん、なかなかいいです。復讐もの。気分爽快というところ。チャドという男性は容姿は恵まれているようですが、とってもおバカでわかりやすい人。単純で気が小さく、男らしさのない人。それに引き換えミックのかっこいいこと。アメリカ映画を観ているようで楽しめました。そうそう、ミックのイメージはクロコダイルダンディ。ジョーイはメグ・ライアンかな。
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主人公ジョーイは望んだわけではないのに両親と最初の夫の遺産で大金持ち。若干抜けてるせいもあり失恋して自信を無くしてたときに猛烈に求愛してきたロクデナシの男チャズと結婚。結婚2年目にクルーズに出かけたところ、チャズの勝手な勘違いからデッキから突き落とされてしまいます。ルックスとセッ...
主人公ジョーイは望んだわけではないのに両親と最初の夫の遺産で大金持ち。若干抜けてるせいもあり失恋して自信を無くしてたときに猛烈に求愛してきたロクデナシの男チャズと結婚。結婚2年目にクルーズに出かけたところ、チャズの勝手な勘違いからデッキから突き落とされてしまいます。ルックスとセックスはすごいけど自分勝手でマヌケでどうしようもない男チャズ。完璧だったはずの殺人計画も中途半端で、ジョーイはミックという引退した刑事に助けられ、自分は死んだことにしたまま、チャズを懲らしめてやろうとします。それに、どうして自分が殺され(かかっ)たのか、理由をつきとめようとするのですが。。。 児玉清さんとか石田衣良さんとかをフックにしてなんとかハイアセン作品を売ろう売ろうというのが見え見えの帯とか解説や日本の出版社の思惑などとは関係なく、作品は面白いです。 でも、欲を言うと登場人物のキャラクタがデフォルメされ過ぎてて全体的に大味な感じがしてそれはちょっと残念でした(もしかして訳者のせい?)。 フロリダの元市長、怪人(?)スキンクもちらっとだけ出てきます。
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