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オーラが見える転校生 の商品レビュー

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2011/07/08

Jennifer Lynn BarnesのYA学園モノ。 凄まじくわかりやすい人気者グループ(ゴールデン)とそうじゃない負け組大勢(ノン(ノンゴールデンという意味))っていうグループが出来上がってる学園での話。 アメリカの学校ってどこでもこうなわけ?ってなるヤツの目に見えてよ...

Jennifer Lynn BarnesのYA学園モノ。 凄まじくわかりやすい人気者グループ(ゴールデン)とそうじゃない負け組大勢(ノン(ノンゴールデンという意味))っていうグループが出来上がってる学園での話。 アメリカの学校ってどこでもこうなわけ?ってなるヤツの目に見えてよくわかりやくしたかんじの世界観です。 この本が他と違うところは、主人公が人のオーラを見ることのできる超能力の持ち主で、人気者グループになりたくて恋愛に悩み四苦八苦するわけではなく、悪と戦うというファンタジー作品なところ。 なので、翻訳の方のキャッチが『オーラが見える力で恋もうまくいく!?』みたいに押し出してますが、悪と戦うのがメインなので、恋愛はそれほど前面に押し出してるものではないので、恋愛ものを期待してる人にはあまりオススメできません。無いわけではないんだけど。 ずっと最初から最後に至るまでオーラについての細かい描写があるので、自分もそれが見えてるような気になってきておもしろかったです。 翻訳のみ読んで原作との比較をしてないので、原作とこの翻訳版どれだけ近い作品なのかわかりませんが、話の流れが突然すぎる部分があって(え、そこは問題なくスルーできるわけ?とかいう部分がちらほら)そこが少し気になった点でした。 続編を書くならばそれでよかったんだと思うけれど。そうしたら引っ越す前の友達たちのことは別に登場しなくてもよかったんじゃないかとすらちょっと思ったりして。 ただ、この本を書いたときの著者が10代だったというのを知れば、ビックリします。

Posted byブクログ