欲しい の商品レビュー

永井するみ【著】

2009/10/07

2009.2.17
永井するみさんらしい、仕事の出来る女性が不倫していて、その相手が殺されるお話。

2012/01/12

永井するみさんの「ランチタイムブルー」が面白かったので2冊目です。

ミステリーというかやる気のない夫婦に周りが巻き込まれ振り回されただけのお話でした。
ミステリーだと思って読んでいたけど、伏線が勘違いさせる方向に張っているので、
最後の方はなんじゃそれと思ってしまった。
文章は読みやすくてさくっと読んでしまいましたが、共感するとか感動するとかの類の本ではありませんでした。

2009/10/07

主人公が人材派遣会社の女社長、って言う設定だけに魅かれて読んでみたけど、意外に面白かった。
「偽装離婚」がテーマのミステリーって言えば、ミステリーなんだろうけど、そこにたどり着くまでの絶妙な人間関係の描き方がうまいと思った。
でも、やっぱり、タイトルだけ見るとミステリーではないよなぁ･･･
最後まで読んでると、文章の合間から、作者が「あなたの『欲しい』ものは何ですか？」と聞いているような気がしてくるのも、絶妙かも。

2009/10/07

この筆者のって、２作目？結構面白かった。「生活保護」をこういう風に取り上げるのって、ある意味、勇気があっただろうに。でも、ありそ、な話ではある。主人公の孤独感がいい。結局テルが一番美味しい思いをしそうなとこがいい。世の中、そんなモンだろ。他作品を読んでみたい。

2009/10/04

不倫相手が帰った直後、寂しさを紛らわすために出張ホストを呼ぶ40代の派遣会社社長（女）。仕事で知り合った×１子持ちの女の子はちょっと幸薄そうな上、派遣先にまで別れた夫が借金申し込み訪れてくるような、手助けしてあげたくなるようなか弱さがある。だけどある日突然不倫相手がその薄幸女をストーカーした挙句に転落死？女の外見にだまされちゃいけない、って思い知らされるサスペンス展開。

2009/10/04

もうこの方の本は読まない！と宣言してましたが。
元々、この本を読んでみたかったんだけどその時はなくて、仕方ないから違うの読んで作風が合わないと思ったんだけど、たまたまこの本を発見したので一応、読んでみようかな〜と思いなおし読んだら面白かったです！！

この方の作品は範囲が広いのかも(苦笑)

この本は乾くるみさんのようなミステリーでしたね。
でも乾さんほど奥は深くないですが。
トータルうまくまとまってたと思います。

2009/10/07

彼は突然逝った。汚名だけを残して。人材派遣会社を経営する由希子、42歳、
独身。恋人の死の真相を探り出すため動き出す。女性起業家、派遣スタッフ、
出張ホスト。彼の死で、何を失い何を得たのか。心理の表裏を抉る注目作家の
傑作長編。

2009/10/04

2007.7.23読了。
永井するみ作品、二冊目になります。以外に読みやすい文体で、ストーリも大人な感じ。
大人の働く女性が主人公のものが多いからか、読者層は年配の女性が多い様子。理想と現実のギャップを楽しんで読めるものですね。
そしてリアルな中に社会派っぽい部分がある。
今回は女性実業家が会社の派遣スタッフが起した事件を探っていくというもの。彼女を取り巻く人間関係や社会の実態なんかがちょこっと出てきて、実際にこういう事件が起こってもおかしくないのかもとか思っちゃいますね。

2009/10/04

人材派遣会社を経営する女社長。その派遣会社と取引のある不倫相手。そして、女社長の心の拠り所である派遣ホスト。個々の心理描写が上手く、作品の中に引き込まれた。
'07.06.10読書完了

2009/10/04

小説。派遣会社を経営する女社長。彼女の恋人は妻子持ちで商事の取締役。恋人の会社へバツ一のスタッフを派遣したら、別れた夫が金を無心しに出てきて、思わぬ展開に。余り推理と言う感じはないが、それぞれが一人称で語って話が進むので気をもたせられることはない。キーマンの派遣ホストがなんともかんとも。恋人関係がちょっと握力が弱くて惜しい。でもだから、このタイトルなのかな。人間の悲喜こもごもが凝縮された感じ。