欲しい の商品レビュー

永井するみ【著】

2011/12/10

ミステリーカテゴリにしちゃったけど、厳密にはミステリーでもないような...

デキル女社長の不倫相手が、事故で死んでしまう。事故は正当防衛として片付きそうになるが、実は…という話。
真相がハッキリすると、突然ある登場人物の印象が別人のように変わります。うん、始めからなんかちょっとあるなーとは思いましたが、別の方向でダメな人だったことにビックリ。

2011/11/19

登場人物 誰にも共感できない。
生活保護受給のための偽装離婚・不倫・嘘...
結局、最終的に悪いのはあの人ですか。

2011/09/02

「欲しい」という気持ちは
誰にでもあるんじゃないかな？
だけどさ、「偽装離婚」のところで、ちとムカ！！
こういう人いるんだよね。。。

2014/08/04

【欲しい】物は人それぞれ、、、。

面白かったけど、なんとなく中途半端な感じが、、、。
多分、個人的に解決して欲しい部分を解決されんかったからやと思うけど解決して欲しい！！( ´艸｀)

2011/07/22

一番悪いのは誰だろう?とふと思った

社員の話を出張ホストに話してしまう女社長か
客から聞いた話を女のフリをしてネットに流す男か
偽装離婚で生活保護をもらっている夫婦か

みんな何かを欲しがっているのかもしれないですね
お金、愛情、空虚な心を埋めるなにか

もしかしたら以前にこの話読んだかもしれない

2011/04/10

長編ミステリー。独身四十代女社長の不倫と出張ホストと派遣の子夫婦と。
最初は非日常が面白くて読み進んだけど、後半は「あれっ」。
急に悪い人になっていく登場人物たちにちょっと冷めた。

2010/05/14

派遣会社を営む42歳女性を軸に
その会社に勤める派遣社員とその元夫、
恋人と派遣ホスト、
タイトル通り、それぞれの欲望を描いた作品。

謎の死を遂げる人は出てくるけれど
ミステリーと思って読んではダメだと思う。
わりとアッサリそのネタは読めちゃうし。

『欲望の前にはどんな人間も浅はかかつ身勝手になってしまう』というそれだけのお話。
そういう意味では面白かった。

【図書館・初読・5/13読了】

2010/01/16

ああいるよねえこういう身勝手な人間が、という印象。何かが「欲しい」という気持ちは誰しもが持っているものだろうけれど、それをいかにして実現させるか、というのは重要だな。そりゃ楽できれば越したことはないけれど、こういう甘っちょろい考えの人間には腹が立ちます。リアルな腹立ち。
しかし。……実はこいつが一番のワルかよ！　うーん、物語としてはいいんだけれど、読み心地としてはすっきりしない終わり方だわ。だからこそ考えさせられるんだけれどね。

2009/10/04

すこし前に「のぞまない」という詩集が流行ってましたが
その対極にある物語。

永井サンの作品は割と好きですが、
今回はちょっと会話が多すぎて、
まわりくどい感じでした。

2009/10/04

タイトルから最近読んだ前２作のような日常をつづった話かと思いきや、ちょっとしたミステリーだった！やはり本は期待せず予備知識もいれずに読んだほうが面白いのだと思った。最初っからミステリーと思って読んだら、え？？これが？と思ってしまったかもしれない。ただ“出来る女社長”の主人公であっても所詮プロのホストにはかなわないのか、というところが残念。テルのメールの件も暴いて欲しかったし、なんだか結局テルの思いどおりに事が運んでしまった事が不満。