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レイニー・レイニー・ブルー の商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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オススメ

『ifの迷宮』にも登場した、車椅子の青年・熊谷斗志八。怜悧な頭脳と皮肉な口調、斜に構えた安楽椅子探偵。新米の介護福祉士をワトソン役にして、7つの謎を解き明かす。本格ミステリを愛する人に、お薦め。

TKS

2024/05/15

人の降る確率 小説宝石 2001年2月 炎の行方 小説宝石 2002年1月 仮面人称 光文社「異形コレクション21 マスカレード」 2002年1月 密室の中のジョセフィーヌ 小説宝石 2002年5月 百匹めの猿 光文社「21世紀本格」 2001年12月 レイニー・レイニ...

人の降る確率 小説宝石 2001年2月 炎の行方 小説宝石 2002年1月 仮面人称 光文社「異形コレクション21 マスカレード」 2002年1月 密室の中のジョセフィーヌ 小説宝石 2002年5月 百匹めの猿 光文社「21世紀本格」 2001年12月 レイニー・レイニー・ブルー 光文社「レイニー・レイニー・ブルー」 2004年5月 コクピット症候群 光文社「レイニー・レイニー・ブルー」 2004年5月 解説 野崎六助 柄刀派・こと始め

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2020/07/19

車椅子の名探偵、通称「熊ん蜂」が女性介護福祉士をワトスン役として謎を解決していく連作短編集。障がい者を取り巻く問題を扱っているとはいってもそれぞれの謎自体にそこまで関わっているわけではない。どの事件も単純な事柄のようでいて解決までに至る道筋は短編にしては難しかった。それにしても「...

車椅子の名探偵、通称「熊ん蜂」が女性介護福祉士をワトスン役として謎を解決していく連作短編集。障がい者を取り巻く問題を扱っているとはいってもそれぞれの謎自体にそこまで関わっているわけではない。どの事件も単純な事柄のようでいて解決までに至る道筋は短編にしては難しかった。それにしても「百匹めの猿」の犯行の起こし方はちょっと無理筋すぎる気がする…、まぁプロバビリティの犯罪といってしまえばそうなのかもしれないけども。

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2012/01/01

連続短編で、ホームズワトソン状態で進んでいきます。 建物を想像して進んでいかないと、内容がいまいち把握しきれません。 読んでも把握しきれない、というこんがらがりもありますがw 主人公はその都度カラーコンタクトを目に入れていますが 一体どれくらい所持しているのか…と疑問がわいてき...

連続短編で、ホームズワトソン状態で進んでいきます。 建物を想像して進んでいかないと、内容がいまいち把握しきれません。 読んでも把握しきれない、というこんがらがりもありますがw 主人公はその都度カラーコンタクトを目に入れていますが 一体どれくらい所持しているのか…と疑問がわいてきます。 奇妙だったのは、仮面の話。 ひょっこりと顔を出す語り手は…確実に人じゃない、ですよね? 飲ませるためにした事は、手を下すものではないとはいえ 誰かがもしかして、と思ってしまえばそれまでの話。 むしろ、後で何か言われたらどうするつもりだったのでしょう? 発想はすごいですが…後々が面倒そうです。

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2016/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もうちょっと踏み込むと*1になるぎりぎりのところでの大技な解決にうっとり。 いや、いくつかは踏み込んじゃってたかなw *1 バカミス。それはそれで良いものだ。 しかし、熊ん蜂はおしゃれさんっていう設定なんだろうなあ。 チョイスする小物とか描写が中途半端っぽくて、正反対のタイプの人だという印象を抱いていた。 有堂さんとそのお友達は以前に推薦文を書いていたあの人関連かな、と微笑ましく思いつつ。

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2009/10/07

安楽椅子探偵ってありますね この作品の探偵役は車椅子探偵です その辛らつな口ぶりにたじろぐ主人公の介護福祉士鹿野真理江 ただ、その目にはめられたカラーコンタクトは事件の真相を鋭く見抜く 純粋な意味の安楽椅子探偵ではなく、行動的ですねぇ 彼を車椅子にしたのは知能の純粋な活動を自由...

安楽椅子探偵ってありますね この作品の探偵役は車椅子探偵です その辛らつな口ぶりにたじろぐ主人公の介護福祉士鹿野真理江 ただ、その目にはめられたカラーコンタクトは事件の真相を鋭く見抜く 純粋な意味の安楽椅子探偵ではなく、行動的ですねぇ 彼を車椅子にしたのは知能の純粋な活動を自由にするためか 予想以上に早く「解決」されて、置いてけぼりのkitanoでした

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2009/10/07

レイニー・レイニー・ブルーというタイトルに惹かれて読みました。 短編集なのですが、ジャンル分けするのが難しいですね。 ミステリー、ホラー、ファンタジー、いろいろな要素が含まれています。 読む人によってジャンル分けも違ってくるんじゃないでしょうか。 車椅子探偵というくく...

レイニー・レイニー・ブルーというタイトルに惹かれて読みました。 短編集なのですが、ジャンル分けするのが難しいですね。 ミステリー、ホラー、ファンタジー、いろいろな要素が含まれています。 読む人によってジャンル分けも違ってくるんじゃないでしょうか。 車椅子探偵というくくりでは読んでほしくないですね。 ただ、介護や障害についての実態などの話が多いです。 厳しい言葉の裏にある優しさが見えたとき、切なくなりました。 自分に素直になれない屈折した性格にも共感できます。 電車の中で読んでいたんですが、そんな簡単な本ではありません。 ちゃんと、本を読む環境を整えてじっくり読み返したくなる一冊です。 ミステリーとしてだけではなくいろいろな楽しみ方ができます。 久しぶりに自分で見つけたヒット作ですね。 時間に余裕ができたら一気に読破したいです。 さぁもう一度じっくり読み直してみようかな。

Posted byブクログ