ロリヰタ。 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
普段読まないジャンルをということで読んでみました。純文学よりかなと思ったけど案外読みやすかった。「ハネ」のラスト、孤高に佇む主人公がかっこよかった。
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ロリヰタはそれこそmezzo piano系統が好きな私にとって読んでいて笑顔になれる話だった 可愛いファッションを貫くには、社会に厳しく対抗することが最低条件なのを知っていたから、物語の終盤は2人を暖かく包容する母のような気持ちで読んでしまった。 周りがどんな目で彼らを評価しても...
ロリヰタはそれこそmezzo piano系統が好きな私にとって読んでいて笑顔になれる話だった 可愛いファッションを貫くには、社会に厳しく対抗することが最低条件なのを知っていたから、物語の終盤は2人を暖かく包容する母のような気持ちで読んでしまった。 周りがどんな目で彼らを評価しても、自分の可愛いを貫く彼らには関係のない事だったね。
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胸が痛い… 最後の「ハネ」の余韻が… 嶽本野ばら を久しぶりに手にとった 言葉が綺麗な印象 かなり昔の作品なので いろんな所で 懐かしい気持ちになった 言葉。の難しさよ… その裏に隠されている感情や 本当に言いたいことを読み違えられる事無く 伝えるのは 受け取るのは 時に難し...
胸が痛い… 最後の「ハネ」の余韻が… 嶽本野ばら を久しぶりに手にとった 言葉が綺麗な印象 かなり昔の作品なので いろんな所で 懐かしい気持ちになった 言葉。の難しさよ… その裏に隠されている感情や 本当に言いたいことを読み違えられる事無く 伝えるのは 受け取るのは 時に難しい もどかしい程に 偏見や思い込み。 表面だけをさらって 分かったように語る そんな人間には なりたくないなぁと思った ロリヰタ は 純愛の物語だけど なかなかに刺激の強い描写が多々ある ファンタジックでありつつ リアルな人間らしさや世界が混在しているから 深みが出るのだろうなぁ。。。と 作者個人の事を話しているようで フィクションだ、というのが おもしろい 最後のお話が苦しいほどに切ないので 次は Happyな物語を読みたい。。。
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【ロリヰタ】 主人公は君に対して、 確かに純愛だったし、不純な行動もしていない 君、からの愛情も純愛だったと思う。 でも、年齢が大幅に違うことによって、 それぞれが考える純愛が違うって所に 大きく頷けた お互いは純愛で 綺麗な物語として進んでいくけど それぞれを取り巻く周りの...
【ロリヰタ】 主人公は君に対して、 確かに純愛だったし、不純な行動もしていない 君、からの愛情も純愛だったと思う。 でも、年齢が大幅に違うことによって、 それぞれが考える純愛が違うって所に 大きく頷けた お互いは純愛で 綺麗な物語として進んでいくけど それぞれを取り巻く周りの人からは そうは思われない。でもそれは仕方ないよね 悲しいけど。 主人公は特に男性で ロリータファッションしてる方だから 特に偏見は強いよね。 君の方は幼いこともあるからいいとして、、、 主人公は、やはり君のことを考えて 自分の気持ちを素直に出さず もっと身を引くべきだったんじゃないかなぁ 子供がいるから余計そう思うのかも 自分の子がロリータファッションした 男性小説家と恋愛関係になってたら 絶対やだもんなぁ、、、 〇歳と知ったところで、 普通は冷めると思うんだけど、 冷めないのは主人公がピュアだから? 、、、そう正当化するには 厳しい現状だと思ったなぁ 【ハネ】 巻き添い食らった主人公可哀想 こっちの作品のメッセージの方が好きだったな 北島選手の金メダルを知らなかっただけで 有り得ない、と警察から疑われる 自分の価値観で " こんなもの " 呼ばわりされて 踏みつけにされるハネ ただ、楽しんでいるだけのファッションを 雑巾、股引呼ばわりされる 迫害は身近なところでも起きてる
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純愛を人は許さないんだと思う。誰にでも出来ることじゃないから。やりたくても出来ないことだから。 好き同士ならずっとずっと一緒にいてほしいって向こう側から勝手に祈る。そうしたら、身勝手な私がまだ世界を好きでいられそうだから。
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付き合う相手は、対等でありたいと思える人、側から見たらくだらないことでも自分にとって尊敬できるところがある人。 確かに、そう思えることって大事だなと思った。
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「君」の幼くて天然なキャラが面白いと思ったらキャラじゃなくてびっくり。プラトニックであまりにピュアな2人の恋愛は普通の人々に理解されない。決して許される恋ではないがそれだけに真っ直ぐで尊いものに感じられた。
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感想 純粋な想いを永遠に持ち続けられるか。2人の間でならできる。でも世間はそれを許さない。どこかへ逃げるか、相手への想いを断ち切るか。後者で。
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純に生きる主人公たち、自分を貫く非常に強い心を持っていると思う。でも理解できない大衆達に飲み込まれて…。 当初、「あ〜純愛小説かぁ」と思いつつも読んでみる。 面白い。 私自身、裸で歩いている以外は他人のファッションに文句は無いが色々と苦労もあるんだろうなぁ。
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好き勝手書きます。ネタバレ注意です! 嶽本野ばらさん四作目読了しました。この小説は表題通り『ロリータ』的要素が多く、またそれに対する入門的な解説が丁寧にされていたり、ロリータであるが故の苦悩、弊害について、巧みな文章によって悲痛に、けれどもたくましく美しく、表現されていました。 どちらかと言うと私は今まで『ロリータ』に対してバイアスを抱いているタイプの人間でした。しかし、嶽本野ばらさんの作品を読むようになって、その『ロリータ』や『乙女』を貫く少女たちを見ていくにつれ、自分が今まで目を逸らしていた、ともすれば嘲っていた少女たちに深く感情移入し、我を貫く苛烈なその姿のように、本当に好きなものと向き合う勇気を与えてくれたのでした。「敵」とか「味方」とかいう言葉を使うのは違うと思うので使いませんが、私は現在、ロリータなものに魅了され、憧れています(因みに男です)。 もっと『ロリータ』を理解したい、『ロリータ』になってみたい――この小説はそんな自分にとても大きな影響を与えてくれました。野ばらさんが書く「気持ちを伝える文章」は、本当にすごいと思います。以下、拙い感想になります。 『ロリヰタ。』 これはどこまでが小説? 私小説なの? と若干混乱しました。発表当時も同じような混乱があったようですが、紹介文を見ると「『純愛小説』の進化系」と書いてあるのでまあ、事実寄りの小説かな・・・と。 前述しましたが、この作品には、主人公「僕」の思うロリータについて、とても詳しく書いてあります。野ばらさんの、作中にハンス・ベルメールを入れてくるあたりとかすごい好きなので(語彙力)、自分にとってはとても説得力のあるものでしたし、やはり私生活を透かしたような「僕」の思考には驚きました。 「君」が小学四年生であることには突っ込みを禁じ得なかったですが、「ロリータとロリコンは違う」中でのこの恋愛というのが、凄く魅力的に映えました。解説で高橋さんが言ってますが、この二人は「ファッション」で恋をしたと言っても過言ではありません。「僕」は「この服はロリータじゃない」と自分なりの観念を持っている「君」に最初惹かれたことからも、この考えはよく分かります。野ばらさんの別の著書『鱗姫』で、主人公が「人は外面じゃなくて内面だと言うけれど、外面を決めているのは内面でしょう?」――などと言いますが、この『ロリヰタ。』での二人の恋からも、こうした「ファッション」と恋慕が結びついたようにも思える箇所が多く存在します。(私の稚拙な説明よりも、作中で実際に「恋愛変更線」について語っているページ(108ページ)を参考にした方がはやいかもしれませんね。) ラストは結末とは言い難く曖昧としたものではありますが、世間からの非難の目の中で、「気持ちを伝える小説家」になると再確認した「僕」の心情の変化には感動しました。また、その中で得たものが、なんと美しく眩しい結晶であることか! これは「開き直り」では決してありません。「僕」の、そして野ばらさんの真意が、ありありと胸に衝くような作品でした。 『ハネ』 『ロリヰタ。』と比べると短くすぐ読めたからかもしれませんが、深い余韻を与えてくれた作品です。 こちらの作品の方が、『ロリータ』に対する人々の好奇の目がハッキリと書かれていて、胸が苦しくなることも多々ありましたが、前述したとおり、私はどちらかと言うと『ロリータ』を好奇の目で見ていた側だったので、「イタイといわれる度に、痛むのは私の心です」といった「私」の言葉や、羽を警官に踏みつけられた時の心の叫びなどには、心を揺さぶられ、そんな視線の中で自分を貫く「私」に感動し、見方が変わったのは確かです。 『エミリー』での感想にもありましたが、「我が乙女を貫け!」 その言葉に尽きます。『ロリータ』を理解するとかしないとか以前に、私はこの小説に出てくる少女たちの、このような部分をしっかりと理解していくべきだし、尊敬していくべきだと思いました。 長い文章になってしまいました。嶽本野ばら先生にはいつも大切なことを気づかされてばかりです。もっと自分を貫いて、「私は私」であることを貫いて、たくましく生きたいです!
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