ネットワークはなぜつながるのか 第2版 の商品レビュー

戸根勤【著】,日経NETWORK【監修】

2015/08/08

システム開発の仕事をしているが、ネットワークが苦手と感じていたので、まずは全体を把握したいと思い、この本を購入した。
内容としては広く、やや深めという印象で、全体像の説明だけでなく通信経路の一つ一つの要素が細かく説明されていて、とても勉強になった。
説明が繰り返しでくどいような気もしたが、そのおかげで、マーカーを引かなくても、記憶に残りやすかったと思う。

特に勉強になった点：
TCPヘッダの送信元と宛先のポート番号で接続するソケットを特定する
TCPは「シーケンス番号」と「ACK番号」でパケットが受信側に届いたことを確認する
ツイストペア・ケーブルの「より」は雑音を防ぐための工夫
ルーターもARPを使って、次に渡す相手のMACアドレスを調べる
ファイアウォールは、宛先や送信元のIPアドレス、ポート番号や、コントロールビットなどでパケットを通すか棄てるか判断する
転送先のWebサーバーに対してキャッシュ（プロキシ）サーバーはクライアントとしてWebサーバーのソケットに接続する
フォワードプロキシ：ブラウザの設定が必要。リバースプロキシ：サーバー側に配置、転送先のWebサーバーを対応付ける

2014/12/01

わかりやすく書かれているので入門によい。勉強というより読み物として読み進められる。ただ、内容はしっかりしていてボリュームがあるので簡単に読み終わるわけではない。

2014/10/27

［　内容　］
ブラウザにURLを入力してからWebページが表示されるまでの道筋を探検。
ネットワーク技術に関する説明内容を全面的に見直し、基礎的な解説を大幅に加筆した改訂版。

［　目次　］
第１章　ブラウザがメッセージを作る―ブラウザ内部を探検
第２章　ＴＣＰ／ＩＰのデータを電気信号にして送る―ＴＣＰ／ＩＰソフトとＬＡＮアダプタを探検
第３章　ケーブルの先はＬＡＮ機器だった―ハブとスイッチ、ルーターを探検
第４章　プロバイダからインターネット内へ―アクセス回線とプロバイダを探検
第５章　Ｗｅｂサーバーに遂にたどり着く―ファイアウォール、Ｗｅｂサーバーを探検
第６章　返信データが完成し、Ｗｅｂブラウザに戻る―わずか数秒の「長い旅」の終わり

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］

2014/10/14

勉強のために読んだのではない。ネット社会を生きる上でネットの仕組みは「教養」としてしっかり身に着けておかないといけないと思う

2014/08/14

　ネットワークの入門書のようなタイトルの割に内容はやや難しい話が多い。逆にネットワークの上辺だけ知っている人が理解を深めるためには良い本だと思うが説明が繰り返しでしつこかったり言葉の言い回しが気になったりすることが多かった。

2014/05/05

ネットワークに関して断片的な知識や、曖昧な知識しかなかったが、全体像の把握が出来る様になった事で、単なる知識の補完だけでなく、背景を理解した上での知識の増強に繋がった。

2014/03/29

クライアントがブラウザを通じて、サーバにアクセスする過程を解説していて浅く幅広く扱っている。低レイヤについても基本的なことが纏まっていて、一度読んでおくと良いと思う。WebやHTTPについてもっと深く知りたいなら、これを読んだあとにさらに別の本を読んだほうが良いと思う。

2014/01/05

ネットワーク通信の仕組みがhttpリクエストを送ってからレスポンスを受け取るまで順を追って丁寧に説明されていて、非常にわかりやすかった。

2013/12/05

仕事でインターネットに関わる人、技術者と話す機会がある人は読んでおいたほうがいい。サーバーやブラウザの仕事の中身、TCPの仕組みなど、断片化されていたもの体系化してまとめられている。がまさしく「教科書」。定番化しているのも分かる。

ただ、全くの初心者が読み進めようとしても難しい。そのときは、もっと概説的なモノを読んだほうが良い。

2013/10/10

ざーっと読める。
なんとなく知ってることを補填・おさらいするのに読むには良いかもと思います。

ちょっと注記が多いのが難点。