12歳たちの伝説(1) の商品レビュー
12歳の多感な子どもたちの感情に添うことの難しさ。もどかしさ。 でも、本当は誰もが寄り添って欲しいし、話を聞いて欲しいんだよね、と思う。 そういった人に出会ったり、経験したりしないでいると、結局、自分の感情の処理の仕方を学ぶことができず、何かにぶつけていくことしかできなくなってし...
12歳の多感な子どもたちの感情に添うことの難しさ。もどかしさ。 でも、本当は誰もが寄り添って欲しいし、話を聞いて欲しいんだよね、と思う。 そういった人に出会ったり、経験したりしないでいると、結局、自分の感情の処理の仕方を学ぶことができず、何かにぶつけていくことしかできなくなってしまう。 乱暴な感情に振り回されている世代の子どもたちに、寄り添う人がいないのなら、この本に出会ってみたりしたら良いかも、と思う。 大人としての責任を感じる。
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気持ちをことばにすることの、なんと難しいことか。 いじめ、不登校、学級崩壊。学園モノの定番になってきたキーワードである。きっと誰しも、多かれ少なかれ身に覚えのある話。だから、自分のこととしてとらえやすいと思う。ただ、この薄い文庫のうちに解決するほど、現実はたやすくない。けれど、...
気持ちをことばにすることの、なんと難しいことか。 いじめ、不登校、学級崩壊。学園モノの定番になってきたキーワードである。きっと誰しも、多かれ少なかれ身に覚えのある話。だから、自分のこととしてとらえやすいと思う。ただ、この薄い文庫のうちに解決するほど、現実はたやすくない。けれど、それは解決を諦める理由にはならない。何か、この本を読むことで、小さなことでも変えられることがあるはずなのだ。 ひとつ、この小説は、学校以外の世界がほとんど提示されていない(退職した先生の活動くらい?)ことにもの足りなさを感じた。あくまで学校の中で成長と再生がおこなわれるということか。学校だけじゃない居場所を持った方が、心が安定すると思うんだけど。 ゴリちゃん(先生の方ね)の手法が、あまりにもすんなりいきすぎて、何かどんでん返しがあるのかと思ったが、特になかった。追っかけ隊に関しても、ユーカはともかく、カオルについては全然書かれてないので、これも消化不良。(1)とあるから、これ以降で試練の展開があるんだろうか。
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6年1組パニック学級と呼ばれたクラスに小柄な女の先生ゴリちゃんがやってきた。主人公は決まっておらず、クラス一人一人の視点から語られる思春期の心の内。先生の作用で素直になり始めた子ども達だが、金八先生みたいに、先生が主人公じゃないのがいい。続巻あり。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
パニック学級の児童たちが新しい不思議な先生の元、少しずつ変わっていきます。このままじゃいけないってわかっているけど、どうしていいのかなんてわからない。そんなとまどいがダイレクトに伝わってきます。
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文庫化待ってました。(遅いですね) 小学生の時の衝撃をまた受けれるかな。 早く買って読みたい。 きっと今でも好きだし、考えると思います。
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なんだろう。すごく気持ちが揺さぶられる本だった。 ある本で、あさのあつこさんがおすすめしていて、中学生にもおすすめできるかな、と軽い気持ちで読み始めたのだけれど、大人な自分がはまってしまいました・・・ ドラマや映画になってもおかしくない、むしろなってほしい作品。
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子どもたちの視点で物語は進んでいくから一緒にこのクラスの情景をみてる感じがしました。12歳って、子どもって、色々考えてるんだよね。っと言いたくなる本でした。
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「1ねん1くみ1ばんげんき」のイメージが強い後藤竜二さんの小6学級崩壊もの いじめとか登校拒否とか学級崩壊といかいろいろある おもしろーい つづき読みたい
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学校崩壊を起こし何人もの先生に見放された6年1組。新しい春が来ても、教室を飛び交う紙飛行機は消えない。誰にも気を許さず、自分にバリアを張って学校へ行く。でも本当はみんな、そんなクラスにもうんざりだった。元に戻れるチャンスが欲しかった。いじめ、登校拒否、学級崩壊・・・・・・。その中...
学校崩壊を起こし何人もの先生に見放された6年1組。新しい春が来ても、教室を飛び交う紙飛行機は消えない。誰にも気を許さず、自分にバリアを張って学校へ行く。でも本当はみんな、そんなクラスにもうんざりだった。元に戻れるチャンスが欲しかった。いじめ、登校拒否、学級崩壊・・・・・・。その中で揺れ動く12歳たちの切ない気持ちがリアルに描かれた、著者人気シリーズ待望の文庫化、第一弾!(ピュアフル文庫裏表紙より) 小学6年生の子供たちの話。 4,5年の時は、パニック学級なんていわれるくらいの学級崩壊となっていたクラス。 まだ突っ張ってる子はいるけど、それでも皆ホントはいじめをやったり、先生に逆らったりなんてしたくないんだ。 だんだんと、周りに合わせて、突っ張ってた子達も柔らかくなってきた。 新しく来た先生がきっと皆の心を開いてくれたんだろうな。
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パニック学級と言われた6年1組の子どもたちの何人かの視点から描かれた物語。 いじめられるかんじ、いじめる側の気持ちなどリアルに描かれていると思う。読んだあとは気分がよい。 表紙のイラストも迫力。
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