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サキサキ の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2021/04/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

オノマトペって不思議。その言葉を使うことで違うベクトルで世界が広がる感じ。 紹介している短歌の世界観をシュールなイラストとほむほむワールドで味わうことができる。 111108さんの本棚から見つけて出会えてよかった。 全5巻あるようなので、他のシリーズも読んでみようかな。 音や状態を表す言葉 さくさくと ぴたり  べくべからべくべかりべしべきべけれ じいんじいん うっふんうっふん ぼあーんぼあーん ずぶずぶに ぺこぺこ ぽろぽろ しんしんと さきさきと ガサっと 自分も触発されて作ってみた 何度でもパカっと見ちゃう冷蔵庫掘り出し物を探す気分だ

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2017/01/04

短歌の世界観と、高畠那生の独特過ぎる絵と穂村弘の不思議な解説が、なんとも味わい深い。 特に、セロリの短歌は絶品! サキサキとセロリ噛みいてあどけなき 汝を愛する理由はいらず

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2013/11/09

オノマトペの短歌を集めるっていう発想が面白い。 もともとオノマトペが好きなので、読んでてとても楽しい気持ちになりました。 「美男美女美女美女美男」のびしょ濡れ感がすごい! 大好きな穂村弘さんと高畠那生さん。

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2012/11/22

目には見えないけど、 確かに「ある」ものの存在を無視する事が出来ない。 例えば水中に落とした一すじのインク。 もしも、そこに何らかの動きがあるとするならば、 インクは真っ直ぐ下へ落ちる事など無いだろう。 流れにそって、 呼吸に合わせて 細い線はねじれてよじれて姿を現す。 ...

目には見えないけど、 確かに「ある」ものの存在を無視する事が出来ない。 例えば水中に落とした一すじのインク。 もしも、そこに何らかの動きがあるとするならば、 インクは真っ直ぐ下へ落ちる事など無いだろう。 流れにそって、 呼吸に合わせて 細い線はねじれてよじれて姿を現す。 <オノマトペ> 「さくさく」「ぴたり」など、音や状態を表す言葉を詠む事は インクが辿る軌跡にも似ている。 花もてる夏樹の上をああ「時」が じいんじいんと過ぎていくなり         香川進 作 ねむる村の東西南北に ぽあーんぽあーんと桃の花見ゆ        小中英之 作 時は短歌のなかで、 じいんじいんと流れたり、ぱあーんぽあーんと眠ったりなんかして。 愉快だな。オノマトペ♪

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2012/07/23

お~~~~★この本は新しい感じです~~('∀`)(自分は…)これ俳句じゃなくて短歌でした~~~~☆彡新し感じ☆この絵は(前に読んだ本であります!)おしゃべり動物園の絵に少し似てると思いました(^0^)/ 是非2つの本の絵くらべてみてくださ~いヽ(*´∀`)ノ

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2011/10/23

俳句や短歌はとても苦手なのですが、 オノマトペの短歌のおかげかな? 私でも楽しめました。 北原白秋や石川啄木だって、とっても新しい感じです。 「べくべから」と「サキサキと」の二首が個人的には好き。 ことばの響きって、おもしろい。 こんなに愉快な解説と挿絵つきなら、 ほかの短歌絵本...

俳句や短歌はとても苦手なのですが、 オノマトペの短歌のおかげかな? 私でも楽しめました。 北原白秋や石川啄木だって、とっても新しい感じです。 「べくべから」と「サキサキと」の二首が個人的には好き。 ことばの響きって、おもしろい。 こんなに愉快な解説と挿絵つきなら、 ほかの短歌絵本もよんでみたい。

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2011/03/27

こういうの、あんまりないなって思う。短歌てあんまり注目される分野じゃないし。 歌を詠むっていいな〜。歌たちがいいので、穂村さんの解説はあまりいらなかった。子供に読ますにはいいのかもな。 絵もよく合っていた。

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2011/08/01

ちょっとオノマトペに凝っていて、図書館の絵本コーナーで見つけた。穂村弘さんが編集しているんだけど良く知っている句から初めての句までが高畠さんの絵と穂村氏の解説で分かりやすく親しみやすくなっている。北原白秋のオトナの句がなんとも元気な女の子が友達の家から帰るような句に思えるのが不思...

ちょっとオノマトペに凝っていて、図書館の絵本コーナーで見つけた。穂村弘さんが編集しているんだけど良く知っている句から初めての句までが高畠さんの絵と穂村氏の解説で分かりやすく親しみやすくなっている。北原白秋のオトナの句がなんとも元気な女の子が友達の家から帰るような句に思えるのが不思議。

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2009/10/04

大学院で友だちのように親しい先輩からもらった絵本。オノマトペとは、擬声語・擬態語のこと。北原白秋や俵万智など、誰もが知っている短歌ひとつひとつに、みひらきびっくりの絵や、この本独自の意訳がついていて、1冊でいろんな面から楽しめます。プレゼントにはなかなかいいですね。(むっちーさん...

大学院で友だちのように親しい先輩からもらった絵本。オノマトペとは、擬声語・擬態語のこと。北原白秋や俵万智など、誰もが知っている短歌ひとつひとつに、みひらきびっくりの絵や、この本独自の意訳がついていて、1冊でいろんな面から楽しめます。プレゼントにはなかなかいいですね。(むっちーさん)

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