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銀色の愛ふたたび の商品レビュー

2.9

9件のお客様レビュー

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2020/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

銀色の恋人恋人の続きということですぐ読んだ。私はジェーンとシルバーの恋物語には特に食指が動いたわけではなかったため、二人の関係に寂しさもありつつ流れるように読めた。人が死に、殺し、理由がわからないというミステリーの要素が強くなっている気がする。前回から、デーメータとジェーンの繋がりについて強く重視して読んでいたのでそこに注目していた。銀色の恋人を読んだとき、ジェーンとデーメータはどういう関係を築いていくのだろうと思っていたので、デーメータが実はラスボスで…という設定には驚かされた。本編では二人は出会っておらず二人の関係に注目できなかったものの、解説が興味深い。ジェーンとシルバー(ロボット)の支配・被支配の関係が愛といえるなら、デーメータとジェーンの支配・被支配の関係も愛と呼んで然るべきではないかという意見に目から鱗だった。「“デーメータはたぶん、少女の頃に人形を持ったことがなかったのでしよう”の一言に端的に表れているような気がします。」にとても共感した。

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2019/05/08

前作クラッシャーかな…ファンは、「ウッ」となってしまうかも。 だけど、ラストシーンにファンサービスがあるから是非読んでほしい。

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2018/11/22

24年ぶりに書かれた続編。 綺麗にまとまっていた前作から、敢えて続編を作る必要はなかったはずだ。 しかし、それでも書かれたこのお話はとんでもない力を持っていました。 前作だけ読むのと、前作と今作とを合わせて読むのでは、まるで違うお話を読んでいるよう。 続編というものがどういう意味...

24年ぶりに書かれた続編。 綺麗にまとまっていた前作から、敢えて続編を作る必要はなかったはずだ。 しかし、それでも書かれたこのお話はとんでもない力を持っていました。 前作だけ読むのと、前作と今作とを合わせて読むのでは、まるで違うお話を読んでいるよう。 続編というものがどういう意味を持つかということを改めて認識させられました。

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2012/04/21

前作と比べると説明が多いような気がして、中々話が進まなかったような印象です。ローレンが第三者のように話をつづってる感じ… 解説の方がおっしゃてるようにキリスト教ではきっと衝撃を受けるお話だったんでしょうね。惜しいことです。

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2011/10/14

『銀色の恋人』の続編ということで、ゼヒ読みたいのです。……が、少女マンガを買ったことのない私のような人が本屋さんでレジに出すには表紙がハズかしいよww

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2010/06/10

『銀色の恋人』の続編が出ていました。 これ読んだのって、20年かもっと前だったような気がする・・・(@@; なんで今頃続編? 『銀色の恋人』大好きだったので、続編に手を出すのは躊躇われましたが・・結局買っちゃいました。 そして、読んじゃいました。 この本だけ読んだ人...

『銀色の恋人』の続編が出ていました。 これ読んだのって、20年かもっと前だったような気がする・・・(@@; なんで今頃続編? 『銀色の恋人』大好きだったので、続編に手を出すのは躊躇われましたが・・結局買っちゃいました。 そして、読んじゃいました。 この本だけ読んだ人はわからない所が多かったのではないでしょうか。 続編というより、前編後編ってくらい連動していました。 読んでいて、「なぜこれを書いたのか?」というのがずっと頭の中にありましたが、それは物語の終わり頃に消え去りました。 ここに至るには前編が必要だったのだな、というのは理解できました。 でも読了しても満足できませんでした。 宗教臭のするSFって多いと思いますが、仏教になじんでいる者としては「何をいまさら」的な感があるのは否めません。 最後は本当に、「だからなに?」で終わってがっかりです。 輪廻を語りたかったのか。 愛を語りたかったのか。 じゃあ、ジェーンはどうなったの? ローレンの物語だからジェーンの事はどうでもいいの? ロボットに魂があるのかという命題ですが、受け入れら無い心情がよくわからない・・というのが正直な感想です(^^; だって、ほら、器物も100年たったら付くも神になるし、猫も歳とったら猫又になるじゃありませんか〜

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2010/06/06

「銀色の恋人」の続編。でもだいぶ時間が空いてるし雰囲気はけっこう違う。どんでん返しが少なくとも二回はあって、ちょっとミステリ仕立てかも。あとエピローグ。

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2009/11/14

前作「銀色の恋人」とは全く別物です。 主人公の視点で物語が進んでいくのは同じですが、そもそも主人公が全く違うタイプの別人なので別物になっているんですね。 「銀色の恋人」がとても好きで大切にしている人にはお勧めできません。 前作の夢見がちな気分のまま読むとぶち壊しになります。 しか...

前作「銀色の恋人」とは全く別物です。 主人公の視点で物語が進んでいくのは同じですが、そもそも主人公が全く違うタイプの別人なので別物になっているんですね。 「銀色の恋人」がとても好きで大切にしている人にはお勧めできません。 前作の夢見がちな気分のまま読むとぶち壊しになります。 しかし、話としては前作より現実的(SFに現実的っていうのを持ち出すのはどうかと思いますが…)で、かなりはっきりしていて読みやすいです。 これはこれで読んでいて面白かったです。

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2009/10/04

前作から数年後。 手記を読んで、シルヴァーにうっすらとした憧れを抱いていた少女の前に、もういないはずのシルヴァーが現れて…、という話ですが、前作と違って、全力SFです。 でも愛の物語でもあります。 人の醜さ、魂の在り処、現実と向き合うことの難しさ。 いろいろ考えさせられる話でした...

前作から数年後。 手記を読んで、シルヴァーにうっすらとした憧れを抱いていた少女の前に、もういないはずのシルヴァーが現れて…、という話ですが、前作と違って、全力SFです。 でも愛の物語でもあります。 人の醜さ、魂の在り処、現実と向き合うことの難しさ。 いろいろ考えさせられる話でした。

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