眉山 の商品レビュー
きゅーっと目頭が熱くなりました。母の江戸っ子ぶりが大好き!こんな人いたら絶対すきになってしまうと思う、人間として。そして、ものすごく徳島に行きたくなりました。阿波踊りの囃子がきこえてきそう。
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映画になったので気になって購入。 『神田のお龍』さんがカッコイイw そして、綺麗な物語だなと思いました。
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阿波おどりでの再会するシーンで私まで時が一瞬止まる感覚がした。その時お龍の筋の通った生き方がとても表れてるように思った。 (借り)
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松嶋菜々子さん主演映画の本ですね。 気になって購入しました。内容が重くって、通勤電車では読めないです。(-_-;)
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年齢を重ねることで、また、自らが経験することで初めて理解できる、 人の想いというものがあります。 咲子にとって未だ一度も会ったことのない父を愛し、その父への愛を 心の軸として、強く優しく生きた母。 末期癌で余命数ヶ月を宣告された母を看取るため、故郷へ戻った 咲子は母の...
年齢を重ねることで、また、自らが経験することで初めて理解できる、 人の想いというものがあります。 咲子にとって未だ一度も会ったことのない父を愛し、その父への愛を 心の軸として、強く優しく生きた母。 末期癌で余命数ヶ月を宣告された母を看取るため、故郷へ戻った 咲子は母の内にある想いに辿りつき、理解します。 娘が子供を持って初めて、自身を育てた母の思いを真に理解 するように、咲子自身が、母が父を愛し自分を産んだ年齢に 近づいたから母の思いに辿りつき、 父と同じ職業の人を愛したから、心から母の気持ちを理解 できたのではないでしょうか。 ただしそれができたのは、心から愛し、そして愛された 母娘の絆があったからでしょう。 私以外の誰かと全く同じ経験をし、全く同じ人生を歩むことは まずありません。 けれど、相手の想いに少しでも近づくには、その人を大切に思い その心に誠実に寄り添うことが大切だな、という気持ちになりました。
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「神田のお龍」、かっこいい。 読みやすくて、よかったです。 映画も見たいな。綺麗な景色が見たい。 (07/05/07)
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さだまさしの曲って、遥か昔のグレープ時代から結構好きである。 特に彼の曲は歌詞だけを読んでも、何だか深みがあるというか味わい深いのだ。 そんな、さだまさしが書いた小説は「精霊流し」と「解夏(げげ)」などがあり、いずれも叙情的であった。 そしていずれも彼の故郷である長崎が舞台...
さだまさしの曲って、遥か昔のグレープ時代から結構好きである。 特に彼の曲は歌詞だけを読んでも、何だか深みがあるというか味わい深いのだ。 そんな、さだまさしが書いた小説は「精霊流し」と「解夏(げげ)」などがあり、いずれも叙情的であった。 そしていずれも彼の故郷である長崎が舞台となっていた。 しかし今回の「眉山」の舞台は徳島である。 徳島のいろいろな場所や阿波踊り、人形浄瑠璃などが登場する、まさに徳島づくしの話だった。 「東京タワー」に登場する「オカン」とは少々違うが、似ているところは「昔の女性は強し」というところ。 実は主人公の咲子は、母親と不倫相手との間に生まれた私生児なのだ。 自分の死期が近いことを悟った母親が、不器用な形で娘に父親の存在を知らせる・・ここにグッときた。 また「神田のお龍」と呼ばれた母親が、気風のいいタンカを吐く部分が要所にあるのだが、それが非常に愉快であった。 「眉山」は5月12日より映画化が予定されている。 主演は松嶋菜々子、母親役は宮本信子だそうだ。宮本信子の演技には注目したい。
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読みやすく素直に感動できる本。 しかし・・・女性ってやっぱり強い。 ああいう愛し方貫けるのは女しか出来ないような気がする。
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感動しました!それほど悲しいわけでもないのに、読んでいる内に涙がこみあげてきて、文字が見えにくいほどでした。映画も是非見に行こうと思いました。
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母は強し、と言うけれど。 強く、厳しい母の想いの奥には、娘が知らなかった母の姿があった。 病気の母をみとろうと、徳島にやってきた娘の咲子は、母が「献体」を希望していた事を知って驚く。 だんだんと溶けるようにして、今まででは知らなかった母の思いに近づいていく。
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