ぐらり!大江戸烈震録 の商品レビュー
被災しつつも逞しく生き抜いた江戸っ子たちから、数奇な運命が語られる。ひたすら丁寧で、分かりやすい進展は著者の持ち味が出ており、心和む。そして、著者は心の底から本を愛し、もの書きという職業を誇りにしているのだということが伝わってくる。
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安政大地震の話なのに不謹慎ですが、作者の洒脱な文章を通して読むと不思議に明るく面白い。地震に右往左往する庶民は誰も悲観せず生き生きとしている。同著者作品の「おんな飛脚人」のまどか達が登場する話もあってにんまり。
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安政の大地震(江戸)にまつわるお話いつの世でも 天災に見舞われた人々というのは同じなのかな と思う良くも悪くもこの地震で人生が変わってしまう最後は運と知恵なのかもしれないなあとがきまでが小説だったのがよかったほぅほぅ なるほどね〜
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グラっと来た後先で生活は一変する。総じて艶っぽいお話。著者の作風か、初出「ジェイ・ノベル」はそのような月刊誌か。肩張らないのがよい
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