江戸の遺伝子 の商品レビュー
江戸時代の庶民の生活、考え方、宗教、海外での出来事との比較がよく分かった。改めて日本人として誇りにすべきことが分かった気がする。浅野長政、仁忠恕、平和な江戸時代、清潔好きな日本人、大火10万人以上の死、行き届いた教育制度、寛政の改革等学ぶべきことは多くある。
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徳川宗家第18代当主の江戸考察。予想以上に面白かった。読み始めるまでわからなかったが、この本は日本の江戸時代vs当時の欧米社会の比較論でもある。 著者の徳川恒孝氏は会津松平の分家から、母の実家である徳川宗家の養子になった。日本郵船に勤めて世界のあちこちに駐在しているため、外国人の...
徳川宗家第18代当主の江戸考察。予想以上に面白かった。読み始めるまでわからなかったが、この本は日本の江戸時代vs当時の欧米社会の比較論でもある。 著者の徳川恒孝氏は会津松平の分家から、母の実家である徳川宗家の養子になった。日本郵船に勤めて世界のあちこちに駐在しているため、外国人の日本史感や江戸時代感も語られている。欧米のことを肌感覚で知りながらも日本の江戸時代にここまで通じている人物はそうそういない。本の装丁では、ここのところをもっとアピールしたほうがよかったんじゃないか。
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江戸時代について知りたくなり、図書館から借りてきた。 著者は徳川恒孝という方で、徳川宗家第十八代当主。 265年もの平和が続いた江戸時代について書かれている。 江戸時代は身分制度や圧政という悪いイメージを持っていたが、江戸時代の人々はとても活き活きと生活していたようだ。 現代より...
江戸時代について知りたくなり、図書館から借りてきた。 著者は徳川恒孝という方で、徳川宗家第十八代当主。 265年もの平和が続いた江戸時代について書かれている。 江戸時代は身分制度や圧政という悪いイメージを持っていたが、江戸時代の人々はとても活き活きと生活していたようだ。 現代よりも幸せな時代だったのかもしれないと思わせる。 その江戸の遺伝子は今も引き継がれており、もっと見直されるべきことがたくさんあるように感じた。
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徳川宗家18代目である著者の徳川恒孝(つねなり)氏が江戸時代の日本人について記した本。 ヨーロッパでは魔女狩りで数十万人の犠牲者が出た17世紀に、日本では265年にわたる安定した平和な時代を築いていた。 江戸時代の日本は、世界最大の銃器保有国でありながら平和を保ち、武士は支配階級でありながら、貧しくなるいっぽうで、被支配者階級の農工商民が経済的な力を有するという世界でも稀有な国である。 大久保彦左衛門は、江戸時代の将に求められた資質として、武辺に優れ、直属の部下に対し情け深く、領民や百姓・敵に対しても深い慈愛の心を持つ器量が大切である事を説いている。こうした全人格的リーダー像の考え方は、近代の日本の企業経営にも影響を及ぼしていると考えられると述べている。 紹介されている家康の遺訓の中に、「及ばざるは過ぎたるに勝れり」つまり、知者・賢者が自分を過信しているよりも、愚者が努力して目標に達成していない状況のほうが、人の生き方として優れているというものがあります。家康の人の温もりが感じられる。 3代将軍家光の時代に始まった参勤交代は、世界にない制度であり、これにより各藩がお互いに世間を知り見聞を広め、日本人を意識するきっかけとなる。 神田上水や玉川上水の確保や、下水を含む廃棄物の永代島での処理など、治水について当時のヨーロッパよりはるかに進んだシステムを持っていた。 東京の水質が良いことで、恵比寿ビールの製造にもつながっている。日本人の清潔好きは江戸時代にも伺える。 江戸で消費されるものうち70%は関西から「下って」きたものであり、それは最上級のあかしであったことが、「くだらない」という言葉の語源になる。 江戸時代の武家は5-7%であり、その中でも支配階級は2-4%くらいで、小さな政府のもとで、武士は土地を所有することもなく、大名は国を変えられながら支配階級が経済的に苦しいのは世界でも稀である。 天皇は、「善と仁の心の象徴」を、将軍は「国内平和」を、大名は「領地の平和と軍役」を、武士は「軍事力の提供と社会の師表」を、百姓は「食糧の提供と、村落共同体の維持」、町民は「国民生活の必需品の提供」を自分の使命(役)とし、これを果たす点においてすべての人は平等であるという考え方に、本物の平等精神が存在していたのかもしれない。 「経済的合理性」のみを追及する現代の感覚に警笛を鳴らし、日本人が本来持っている道徳観や美意識について、再考させられる一冊ではないでしょうか。
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東海道往来をこれで知る。◆p160の天皇から始まる公儀においての「役」の考え方は納得。◆天領が無税だったので、役人によるインフラ整備(橋など)は町方でやったということ。◆◆渡辺京二などの引用多し。◆江戸時代を通して知る良書。
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図書館で借りてきました 江戸時代265年、面白い時代ですねえ。 武士はリーダーシップを強く要求されていたんですね。
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徳川宗家第十八代当主が語る江戸の真の姿とは! 世が世であれば天下人であった徳川家の子孫が 江戸時代について書いたもの。 支配する側の人が書いた本なので、単純に江戸時代が すごく良かった、とは言えるものではないと思うけれど、 江戸幕府の始まりから終わりまでの間に 政治的にどのよ...
徳川宗家第十八代当主が語る江戸の真の姿とは! 世が世であれば天下人であった徳川家の子孫が 江戸時代について書いたもの。 支配する側の人が書いた本なので、単純に江戸時代が すごく良かった、とは言えるものではないと思うけれど、 江戸幕府の始まりから終わりまでの間に 政治的にどのような事があったのか、 また、当時の、そして今の日本人にも続く民族的資質や、 江戸風俗・文化についてと、幅広く内容で面白かった。 とは言え、徳川のこの時代に、世界ではこんな事が起きていて、 他の国はこういう感じだった、というのが照らし合わせて 書かれているのも良い。
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徳川家直系の作者が書いた本。贔屓目に見ても面白い、日本の文化の良さを感じる。 極東の国でよかった。明治までは!
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