凹村戦争 の商品レビュー
西島大介の本は今まで2,3冊読んだが、たいして面白くなかった だから期待せずに読んだが 面白いじゃない 閉塞感たっぷりで始まり どうしようもなくテキトーでデタラメでフツーな世の中を 青春を生きる若人たちと、青春を生きた大人たちが どうしようもなくテキトーでデタラメでフツーに生き...
西島大介の本は今まで2,3冊読んだが、たいして面白くなかった だから期待せずに読んだが 面白いじゃない 閉塞感たっぷりで始まり どうしようもなくテキトーでデタラメでフツーな世の中を 青春を生きる若人たちと、青春を生きた大人たちが どうしようもなくテキトーでデタラメでフツーに生きていき 途方も無い開放感で終わる そんな物語 ところで誰か知りませんか? 俺の受験会場?
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中二病全開なのが素晴らしい。 現実逃避といえばそうなのかもしれないけれど、楽しい妄想とつまらない現実ならばどちらを選択するかはもう決まりきったようなものじゃないだろうか?
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実家からサルベージ。 出版当時くらいにかったと思ったけど、読んだときはあんまり楽しめなかった。 西島さんと、帯も書いてる東さんと新海誠さんとの鼎談を最近読んで、興味を持ち直してもっかい【読了】。 今やもう珍しくもなくなってしまって、ホントに世の中って変わったんだなぁ、と思った。 そしてやっぱり最後の東京にいるのは、結構なパワーを感じましたね、いまさら。いわれ無いとわかんないんだけど。
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よーわからんが それが日常でOK 考えて進むのもOK 適当に 時に建設的に ほとんど妄想的に それぞれの人生は進む またいつかどこかで会えればイイですね あの小説の中に集まろう〜♫ 小説じゃなくてマンガだった
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山に囲まれ、携帯電話もラジオの電波も届かない、隔離された場所、凹村。 そんな僻地で育った主人公・アルは、何も起こらない平穏で平坦な毎日に飽いていた。 そして、ある時思った。 「この平和な村がどうにかなっちゃえばいい」 直後、空からナニカが村に降ってきた。 これで何かが始まって、何かが変わる、と期待するアルだったが、村は至って平穏で――。 これは、平凡な日常を嫌い、いつか起こる非日常を期待する若人に送られた、とても残酷で優しいSF。 私はこれを読むと、なぜか穏やかな気持ちになれます。平凡な日常、ばんざい。
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星は3/5ですけど、一読の価値はあり。展開もムチャクチャです。なんだこれは! あまりに有名なサブカルチャー的タイトルや専用用語は色々ちらつくけれど、それをねじ伏せるように、作者のひとりよがりな、しかし思わず巻き込まれてしまう強烈なパワーが圧倒する漫画。中身に共感とか共鳴とか出来る...
星は3/5ですけど、一読の価値はあり。展開もムチャクチャです。なんだこれは! あまりに有名なサブカルチャー的タイトルや専用用語は色々ちらつくけれど、それをねじ伏せるように、作者のひとりよがりな、しかし思わず巻き込まれてしまう強烈なパワーが圧倒する漫画。中身に共感とか共鳴とか出来るかは、別で、だので星は3にしていますが、たとえ「あれはマジつまらなかった」という話題の中から名が出たとしても、そうやってまた次の人間に伝染していく作品だと思います。 やるじゃん、ハヤカワ。
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1番、テイストが似ているのは、「最終兵器彼女」だと思った。 まあ、あれは、かなりストレートに悲惨さを表現しようとしていたけれど、「凹村戦争」の場合は、かなりドライだ。 ただ、この世界の「どうしようもなさ」。そして、それでも日常を続けていかなければならない人の強さや、しょうもな...
1番、テイストが似ているのは、「最終兵器彼女」だと思った。 まあ、あれは、かなりストレートに悲惨さを表現しようとしていたけれど、「凹村戦争」の場合は、かなりドライだ。 ただ、この世界の「どうしようもなさ」。そして、それでも日常を続けていかなければならない人の強さや、しょうもなさは、同じ。 そそのかす凹瀬戸先生が、素敵だ。
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『ディエンビエンフー』でおなじみの鬼才・西島大介のデビュー作。 どこか厭世的で挑戦的な姿勢は今も昔も変わらない。絵本作家にでもなれそうな可愛い筆致でかつそれでいてどこか危うさを兼ね備えた画風は健在。 内容としては、凹村という外界から隔離された田舎を舞台して、『遊星から(より)の...
『ディエンビエンフー』でおなじみの鬼才・西島大介のデビュー作。 どこか厭世的で挑戦的な姿勢は今も昔も変わらない。絵本作家にでもなれそうな可愛い筆致でかつそれでいてどこか危うさを兼ね備えた画風は健在。 内容としては、凹村という外界から隔離された田舎を舞台して、『遊星から(より)の物体X』のオマージュ(むしろリスペクトか)を下地にしたジュブナイル系SFといった感じ。 何の変哲もない村に突如として、隕石のようなものが飛来する。それは正真正銘の物体Xだった。形がXなのだ。火星人の侵略か、ただのイタズラか。今まで“TATSUYA”しか娯楽がなかった凹村に、新しい風が吹いた瞬間だった。だが、凹村はそれくらいでは目覚めない程に平凡で。一人、火星人の侵略だと信じる凹沢少年は果敢に“今”を変えようとするのだった…。 刊行された2004年という時代のSFが如何なるものかを読みとれるような仕上がりになっている。 日常と非日常の境界で、どちらに身を置くかを悩む少年の微妙な心模様を見事に描いていた。 凹村「戦争」とは何のことなのか、をイメージすることがこの作品を読み解く鍵だとすると意味は茫漠と闇に溶けていく。掴みどころのない揺れ動く少年の心理を理解するには、作中にメタファーが多すぎるのだ。 それは各々が直接読んで考えることであるから野暮な検討はやめにしよう。
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なんというか、あんまり抽象的な物語って得意じゃないんだよねぇ。あれが実はこのことを象徴していて、みたいな、頭の良い人しか読めない物語は僕にはわからないのだ。エヴァンゲリオンも、どうせ私にはわからないだろうから避けている。とにかく、私には縁のない作品だ。
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閉鎖的でどうでもいいような村、凹村の若者が宇宙から降ってきた何かだとか、SF小説だとか、猫だとか、そんなものに刺激されながら日常を暮らす話。 …かな? 自分にはよくわからなかった。 身勝手なセカイ系ともとれるし、SFを意識したただの青春群像劇ともとれる。全体を通して作り上げられ...
閉鎖的でどうでもいいような村、凹村の若者が宇宙から降ってきた何かだとか、SF小説だとか、猫だとか、そんなものに刺激されながら日常を暮らす話。 …かな? 自分にはよくわからなかった。 身勝手なセカイ系ともとれるし、SFを意識したただの青春群像劇ともとれる。全体を通して作り上げられた長い詩や、凝った表現のように思えなくもない。 変な作品。 西島大介という、作者自身の頭の中を見る作品だろうか。
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