星の巡礼 の商品レビュー
何度もトライしては挫折していた一冊。 今回、本の縁かしら、奇跡的に最後まで読むことが出来ました。 “剣を手に入れることじゃなく、剣を手に入れて自分が何をしたいかが大事”っていうの、すっごく心に落ちてきた。これはこれからも自分に問いかけていくと思う。そして、なぜそのことをしたい...
何度もトライしては挫折していた一冊。 今回、本の縁かしら、奇跡的に最後まで読むことが出来ました。 “剣を手に入れることじゃなく、剣を手に入れて自分が何をしたいかが大事”っていうの、すっごく心に落ちてきた。これはこれからも自分に問いかけていくと思う。そして、なぜそのことをしたいと思うのか?ということも。最後は、自分の心の声を聴くことにつながっていくと思う。 奇跡は限られた人のための特別な力じゃなく、誰もが与えられているgiftなんだよ、というメッセージを感じました。
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長い旅の中で得られるものは素敵な時間。その素敵な時間を一瞬一瞬、じっくり考えながら読むことの幸せを感じられる本です。 一息つきたいときにお茶を飲みながらゆっくり読みたい一冊です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
臨死体験により「死」についての捉え方が変わる様は「死」への価値観を変え、「生」のあり方さえも変える。 "死は私を助けてくれる存在となった。彼は、私が今日楽しむべきことを明日に延ばそうとしても、決して許してはくれないだろう。そして、私を人生の戦いから自由にし、私が良き戦いを戦うために助けてくれるのだ。二度と再び、私は何をするにしても、恥ずかしい、おかしいと感じることはないだろう。なぜなら、彼はいつもそこにいて、彼が私をあちらの世界へ連れて行く時には、大きな罪、つまり、後悔を後に残してはいけないよ、と言ってくれるからだ、彼の存在と彼の顔の優しさを知って、わたしはこれから、人生の泉を飲むことができるようになると確信していた。” 一つ一つの些細な物事にもすべて学ぶ事が出来るというようなことを学ばせてくれる一冊でした。
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パウロ・コエーリョがスペインの巡礼路(カミーノ)を歩いた、実体験に基づく神秘主義やら何やらの本。巡礼路のガイドブックとしては極めて不適当なのでお勧めしない。念のため。 道を歩くという行為の人生に対する類似点は、徳川家康すらも語っているが、この本も同じく巡礼路を歩く内に徐々に作者が...
パウロ・コエーリョがスペインの巡礼路(カミーノ)を歩いた、実体験に基づく神秘主義やら何やらの本。巡礼路のガイドブックとしては極めて不適当なのでお勧めしない。念のため。 道を歩くという行為の人生に対する類似点は、徳川家康すらも語っているが、この本も同じく巡礼路を歩く内に徐々に作者が成長する、そういった内容である。 但し、成長の中身がやや神秘主義に傾倒しているため、注意が必要か?
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とある宗教における試練を得るため、証となる「剣」を探し求める旅をはじめる主人公。 おそらくは、作者の実際の経験を基にした作品。 多分にスピリチュアルな内容であり、強烈に読み手を選ぶと思われる。
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2013.01.18読了。 これも二度目。 パウロ自身のサンチャゴの道を巡礼した話。 キリスト教についても、巡礼についても詳しくはわかっていないのだけど、それでも巡礼の内容はかなり興味深かった。 巡礼できなくてもこの本を読めば大切なことをたくさん学べるのだけど、できることなら...
2013.01.18読了。 これも二度目。 パウロ自身のサンチャゴの道を巡礼した話。 キリスト教についても、巡礼についても詳しくはわかっていないのだけど、それでも巡礼の内容はかなり興味深かった。 巡礼できなくてもこの本を読めば大切なことをたくさん学べるのだけど、できることなら巡礼してみたいなと思った。 実習や数々の試練を身を持って体験したいし、その先にあるもの、それを経た自分を見てみたいなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何度も読んだが、また何度も読みたくなる、そんな本です。 (それは単に私の記憶力が...?) 特に、 その日一日振り返っては 自分の言動に対して、傲慢で唯我独尊な印象を抱いたなら... そんな時には 冒頭を噛み締めながらただただひたすら読み進める、それだけでいいかと思います。 きっと彼の道中の回想と、 その回想を読んでる自分の反省と、 リンクするところ多く不思議な気持ちになれるかもしれません。
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サンティアゴ巡礼で、著者が体験した事柄をもとに書かれた小説だそうです。サンティアゴの巡礼路とは、フランスからピレネー山脈を越えて、スペイン北部を通り、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ至る、約800Kmにおよぶ道程のこと。当地にはイエスの十二使徒のひとり聖ヤコブの遺骸が埋葬されて...
サンティアゴ巡礼で、著者が体験した事柄をもとに書かれた小説だそうです。サンティアゴの巡礼路とは、フランスからピレネー山脈を越えて、スペイン北部を通り、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ至る、約800Kmにおよぶ道程のこと。当地にはイエスの十二使徒のひとり聖ヤコブの遺骸が埋葬されているとされ、ローマ、エルサレムと並ぶキリスト教三大巡礼地になっています。 ここに描かれているスピリチュアルな出来事や、神秘的な体験には、あまり興味を惹かれませんでしたが、物語の随所で語られる思想には、納得させられるものが多々ありました。答えはすでに自分の中にあるのに、多くの人は皆それに気づかないでいるか、あるいは気づいているのに目をそらしているか・・・いずれにせよ、示された答えを日常で活かせなければ、それは意味のないものになってしまうのですネ。 スペイン北部の素朴で美しい町や村を巡るこの道を、いつかは歩いてみたいものです。
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いろいろわけのわからない点があるが、共感できる点もある。また時間を置けばわかることもあるかもしれない。
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アルケミストの作家さんなので…と借りて読んでみました。ちょっとついて行けない所もありましたが概ね言っていることは共感できました。が、トレーニングは実践するとなるとなかなか難しそうですね。読んでいて禅の修行にも似ている気がしました。 それにしてもキリスト教でも日本の神道でも仏教で...
アルケミストの作家さんなので…と借りて読んでみました。ちょっとついて行けない所もありましたが概ね言っていることは共感できました。が、トレーニングは実践するとなるとなかなか難しそうですね。読んでいて禅の修行にも似ている気がしました。 それにしてもキリスト教でも日本の神道でも仏教でも言ってることは似ているんだなあとしみじみ思いました。日本では八百万の神がおりますがこの小説を読むとキリスト教では神のアガペーが宿っていると言うことなんですね。なるほど。 そしてお金がある、教育を受けられる人のみが神の愛を受けられるような教えは間違っていると言う説も共感できます。世の宗教家は同じような思想に行きつくのかなあとそんなことを思いました。そう言う意味で人が宗教に求めるもの、宗教が人に求めるものの根本は同じなのだから争うのは愚かなことだなあと思ったりしました。
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